2023年1月29日 (日)

マリコとオペラ

後日記載します。

2023年1月28日 (土)

東京シティ・フィル+小林愛実さんのコンサート

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の第357回定期演奏会を1月28日午後、東京オペラシティで拝聴した。

指揮は、常任指揮者の高関健さん。
話題再燃の小林愛実さんが出演するとあってか、3階まで満席に近い入りだった。
多くのコンサートが重なるこの日、私がこの公演を聴こうと思った理由は、第一には小林愛実さんだった。ただし、例の話題は関係ない。早い段階でチケットは購入済だった。
もう1つは、以前このオケを聴かせていただいたとき、とても素晴らしいオケと感心し、そのオケが、「英雄の生涯」を演奏する、ということが第2の、というか、愛実さんと同じくらい関心を抱いたことによる。
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1曲目は、ベートーヴェンの「献堂式」序曲Op.124
リズムが単純な場面が多いが、中間部から後半、エンディングという展開と構成感は、「さすが、ベートーヴェン」と感じ入った曲と演奏。
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2曲目は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
愛実さんは、赤く長いコート風の上と赤いズボン、胸元は黒、という衣装で登場。ちょっと「ヅカガール」ぽくって格好良かった。
ピアノ協奏曲第3番は、技術的には難しくなく、国内の中学生でも弾ける人は少なからずいるだろう。
逆に言えば、そうした曲で、聴衆を納得させなければならいという点では、シビアな曲かもしれない。
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第1楽章
ハ短調のキリリとした格調だけでなく、愛実さん特有のまろやかな音と、ソフトなタッチ、フレージングが随所にあり、特に違う曲想に移行する部分などに、それが顕著だった。
カデンツァがとても印象的で、ショパン的な流動感に加えて、アグレッシブ感ある追い込みあり、聴き応え十分だった。
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第2楽章
愛実さんの個性からして、演奏前から期待できたし、実際、素敵な演奏だった。
ただし、深遠でシリアスなアプローチというのではなく、自然体による抒情性と詩的な歌が続き、日本庭園的な美観を想像したりもした。
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第3楽章
当然、アタッカで入る。愛実さんは特定の音~例えば「As」~を強調したりすることはほとんどなく、全体としての流動感、躍動感、チャーミングさを基調とする演奏。音量のある人ではないが、ソフト感、キリリ感、流動感と抒情性など、彼女の魅力が随所に表れた好演だった。
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万雷の長い拍手と、4回だかのカーテンコールだったが~当然、アンコールを期待しての拍手でもあったが~なぜか、愛実さんはアンコールを弾かなかった。体調ということは関係ないだろう。
「ベートーヴェンが2曲続いた後で、ショパンというのも」と思ったのかもしれないが、聴衆が少しガッカリしたのは事実だろう。
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昨年は、愛実さんを協奏曲で3曲、リサイタルで1回と、4つのライヴを聴かせていただいた。
今年は出産を控えているから、ライヴの回数は減るかもしれないが、今後も楽しみなピアニストであることは言うまでもない。5月には、ラヴェルのピアノ協奏曲を聴かせていただく予定だが、安定期だろうから、キャンセルは無いと想像している。
日本人のオペラ歌手、ピアニスト、ヴァイオリニスト、チェリスト等の器楽奏者、プロ合唱団員等を問わず、ママさん音楽家は、当たり前の様に沢山いらっしゃる時代だし、外国では、古くは、クララ・シューマンを始め、現代においても、アルゲリッチを含めて、当然、大勢いる時代だ。
個人的には、ご主人にも増して、愛実さんのピアニズムが好きなので、今後の活躍を益々期待したい。
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休憩後の後半は、R・シュトラウスの「英雄の生涯」
期待に違わず、いや、期待以上の素晴らしい演奏だった。
戸澤哲夫さんのヴァイオリンソロが完璧なのは言うまでもなく、エレガント感があり、とても良かった。コーダでのソロでは、もう少し音量があれば、更に良かった。
金管の全てのパート、パーカッションの全てのパートが充実。「英雄の戦場」での場面も迫力十分。聴き応え十分の連続だった。
首席フルートは竹山愛さん。先月、水戸で、「東京六人組」の上野由恵さんの代演として、至近距離で拝聴したばかりだから、親近感が増した。
高関さんも、随所で微妙なテンポ変化を付けながら、ストレートな演奏にして、ふくよかさと余裕のある演奏に導いていた。
万雷の長い拍手が続いたのは言うまでもない。
優秀なオケ。今後も聴かせていただくのが楽しみだ。

 

2023年1月23日 (月)

フライハイト交響楽団 第50回記念演奏会   マーラー交響曲第9番

フライハイト交響楽団の第50回記念演奏会を1月22日午後、すみだトリフォニーホールで拝聴した。
ただし、プログラム前半の、バッハ(シェーンベルク編曲)の「前奏曲とフーガ 変ホ長調BWV552『聖アン』」は、所用の関係で間に合わず、後半のマーラー交響曲第9番のみの拝聴。指揮は、これまでこのオケを何度も指揮している森口真司さん。
初めて聴かせていただいたフライハイト交響楽団は、1996年4月に結成。1つの大学OBとか地域的な要素を基盤とするオケではなく、かつて存在した「ジュネス」でお馴染みのJMJ(青少年日本音楽連合)で知り合った人たちにより結成されたとのこと。
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「ジュネス」は、各一般大学のオケに所属する人の中から、オーディションで選抜された学生により毎年、臨時に結成され、年1回、「青少年音楽祭」として「春の祭典」を含めて色々な曲を演奏し、NHKでも放送されていた。よって、スタートの時点で、ハイレベルな奏者たちが集まった団体と言える。なお、「ジュネス」は、2001年7月8日の「第74回 青少年音楽祭」を最後に、活動を終えた。
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このオケの第1回の演奏会は、結成年の1996年7月で、この日と同じ、マーラーの交響曲第9番。その後、これまでに、マーラーは、1番、2番、3番、5番、6番、7番を演奏しており、1、6、7番のときの指揮も森口さん。
他、演奏履歴を見ると、R・シュトラウスの「英雄の生涯」や、バルトークの管弦楽のための協奏曲、ラヴェルの「ダフニスとクロエ」第2組曲などがあるから、自ずとハイレベルなアマオケだと分かる。
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この日の演奏も、確かに優れた立派なアンサンブルによる演奏だった。ただ、「上手かったのだが」と、私はどうしても「だが」を付けたくなる演奏でもあった。
象徴的な部分を言うと、第4楽章の、というより、全曲の最後、終わりから2小節目のヴィオラによる2分音符での3連符の表情付けが、素っ気なく弾かれて終わったこと。確かに「PPP」だが、各2分音符にはアクセントがある。ここは、たっぷりと、テヌート+アクセントのように余韻をもって演奏する例が多いし、私はそうすべきだと思う。
この、良く言えば「自然体」だが、悪く言うと「表情付けの薄さ」が、各楽章全体に共通して感じたことだ。
敢えて「演出」をしない演奏としたのかもしれないが、マーラーの様々な思いが内包された、最晩年の偉大な傑作なのだから、マーラーの「強い思い入れ」に深く感じ入り、もっと「演出」して然るべき曲だと私は思う。
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もう少し具体的なイメージで言うと、強弱の振り幅(ダイナミクスレンジ)が、「FFF~PPP」ではなく、「F~mP」という印象を受けたし、細かな緩急の変化も、もっとあったほうが良かった。
少し厳しい表現をすると、全体的に、「堅実だが、リスクを避けた安全運転過ぎる演奏」、「冒険のない、優等生的演奏」。もっとスリリングな、リスクのギリギリを攻めたマーラーを私は聴きたい。
係る点から、「とても巧い演奏だったのだが」と、「だが」を付けたくなる演奏だった。
以上の点は、当然、指揮者の個性に関わる点なので、オケ自体に関しては、とても優秀な、立派なオケであり、演奏であったことは明記しておきたい。
臨時編成のオケでなく、常設の単体のアマオケで、このレベルで、この曲を演奏できる団は、決して多くはないだろう。立派なオケだと思う。

 

2023年1月21日 (土)

井上道義さん

後日記載します。

2023年1月19日 (木)

デュオコンサート

後日記載します。

2023年1月14日 (土)

オーケストラ・ルゼル 第27回演奏会

後日記載します。

2023年1月 8日 (日)

豊島区管弦楽団

後日記載します。

2023年1月 7日 (土)

東京ユヴェントス・フィルハーモニー

後日記載します。

2023年1月 1日 (日)

大晦日と元旦のテレビ番組から

後日記載します。

2022年12月29日 (木)

鐵 百合奈さん

後日記載します。

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