2018年8月12日 (日)

イル・トロヴァトーレ~荒川区民オペラ

2018年8月11日 (土)

バッハのオルガン鈴木雅明さん&澤江衣里さん~フェスタサマーミューザ~真夏のバッハⅢ

2018年7月 9日 (月)

偶然のかたちで届いた哀悼の心

8日午後、学習院OB管弦楽団の第77回定期演奏会終了。
指揮者に金山隆夫先生を迎えての演目は
1.J・シュトラウス「皇帝円舞曲」
2.サン=サーンス交響詩「死の舞踏」
3.チャイコフスキー交響曲第5番ホ短調の3曲。

これまで当団はアンコールは演奏しない定演が多かったが、
今回は演奏しようということで、
芥川也寸志「トリプティーク」の第2楽章と、
マイヤーベーアの戴冠式用行進曲(Krönungsmarsch)を
演奏した。

終演後のレセプションを途中で退席させていただき、
目白駅近くの居酒屋でお待ちいただいていた常連客の皆様と談笑
する中、
 「アンコールの2曲目は昨今の西日本の豪雨被害者への哀悼
  として演奏したの?」と問われた。
また、それから帰宅後、近所の常連の奥様に挨拶した際にも
まったく同じ質問をされたので、少し驚いた。

確かに哀愁感漂う、独特の気品のある美しい曲なので、
哀悼の主旨に合わないことはないが、アンコール曲は
1カ月程前から練習を開始していたので、
もちろん偶然にすぎない。

それでも、偶然とはいえ、今回の厳しい状況におかれた人々に
聴衆の皆様が気持ちを寄せて、そう受けとめて聴いて
いただけたのは演奏者側としても感慨深く感じる。
演奏した良かったと思う。曲自体、素敵な曲だし。

今回、皇太子殿下もチャイコフスキーのみにご出演予定で、
練習も毎回のようにご出席されていたのが、
豪雨被害を受けた人々の、今の厳しい国内状況に配慮されて、
急きょ、出演を辞退された。

そうした皇室のご配慮、思いに少しでも重なるかたちで、
「トリプティーク」の第2楽章が来場された人々に届いた
としたら、それ自体は良かったと心から思う。

(参考)
トリプティーク第2楽章
https://www.youtube.com/watch?v=bB1EPAp_JM8
https://www.youtube.com/watch?v=NRn0qjMDKy4
https://www.youtube.com/watch?v=Ro1oHk7fBVc

2018年7月 1日 (日)

森谷真理さんリサイタル~HAKUJU

2018年6月27日 (水)

清水華澄さん初リサイタル

2018年6月23日 (土)

田部京子さんのシューマン

2018年6月 9日 (土)

やっとかめ室内管弦楽団 第5回演奏会

9日午後に聴いた、やっとかめ室内管弦楽団という面白い団名オケの演奏を聴くのは2回目。
指揮は私が以前聴いた第3回のときと同じ沖澤のどかさん。
3日に神奈川県民ホールで「ヘンゼルとグレーテル」を振ったばかりだ。
会場は第3回のときと同じ武蔵小金井駅前の小金井宮路楽器ホール。

第3回のときの感想で書いたとおり、「やっとかめ」というのは名古屋弁で「久しぶり」という意味とのことで、名古屋で学生オケを経験し、今は東京周辺に在住する老若男女が集まって結成され、毎年1回の演奏会を開催して今回が5回目。

曲はウェーバーの「魔弾の射手」序曲、
ドヴォルザークのチェロ協奏曲と交響曲第6番の3曲。

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以前も書いたが、とても優秀なオケで、特に弦が素晴らしい。
チェロパートなど、ピッツィカートも含めて音量もアンサンブルの精度としての音程も申し分ない。なかなか聴けないレベル。
ヴァイオリン群も一糸乱れず鋭角的に響くが決して硬いわけではなく、いわば凛としたシャープさとでも言おうか。
沖澤のどかさんは一曲目をロマンティックな曲想というより、シャープで古典的な造形に力点を置いた演奏と感じた。
特に見事だったのが、終わり近く、ハ短調での静かな余韻でのチェロとコントラバスによる2つのGのピッツィカートのあと、ハ長調コードの強奏で初めてエンドに向かうコーダの流れ。合奏力の高さを示した。

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2曲目が名曲中の名曲であるドヴォルザークチェロ協奏曲。
ソリストの山本裕康さんは神奈川フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者で、2年ほど前からは私が活動する学習院OB管弦楽団のトレーナーの一人として、いつもとても有意義な指導をしていただいてる。

先生のソロ演奏を聴かせていただいたのは初めてで、そうした個人的な関係抜きにして、とても抒情的な、懐の深い演奏に感動した。全楽章とも総じてゆったりと余裕のあるテンポ。決して力まず、あくまでも各場面でのフレージングの深い意味合いを元に演奏していくことで、美しい音楽的展開がなされていく、という、いわば大人の表現。
もちろんアッチェランドを含めて、たたみ込むところを有機的に織り込みながら進めてく。
オケはそれに立派に応えていたのは沖澤さんの指導力とバトン力によるものだが、こうした協奏曲ならではの難しい部分を、ソリスト、指揮者、オケの3者が入念に確認とリハが積まれたであろうことは容易に見てとれた。
それだけの完成度があった。

第3楽章のソロ冒頭は思いのほか淡々と、ある意味ロココ調に弾き始めたのが意外で、これこそ最も望ましい意味での「脱力」の最たる演奏。
終演後、楽屋付近で沖澤さんと話したときも、彼女も「あの曲をあそこまで力まずに弾いていくことに驚き。とても勉強になりました」と語っていたが、あの部分など最たるものだろう。
もちろん、粘るところは大きく粘り保たれる。曲のソロとしての最後のHの音に上がっていく手前のFisの音の長い長い伸ばしと、上がったHでの何度もボーイングを返してのエスプレッシーヴォの音の弾き切る等々、とにかく見事な演奏だった。

アンコールではバッハの無伴奏チェロ組曲第1番から「サラバンド」を思索的で瞑想的に弾かれ、会場一杯にバッハの深淵な世界が広がった。

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休憩後のドヴォルザークの6番。私は今までほとんど聴かないで来たし、8番と9番の完成度にはほど遠く、7番の個性的構成という点でも、まだまだ「若い作品」と言えるだろう。ニ長調という調性もあり、総じて明るく祝典的な曲想。
それでも第3楽章のスケルツォは魅力的な楽章だし、第4楽章の決然とした運びも爽快、豪快で、コーダに入っていく部分ではベートーヴァンの序曲レオノーレ3番のコーダの入り、あの弦が次第に増して行き、強和音に入る運びを連想するなど、興味深い作品だった。
この終楽章は面白い。
演奏も特にその第3楽章と第4楽章が集中力が一層あって見事だったと思う。

大きな拍手と歓声の応えてのアンコールは有名なホ短調のスラブ舞曲作品72-2。抒情的で、各楽器のバランスもよくとれた素敵な演奏だった。

なお、沖澤のどかさんとは、私が武蔵野合唱団で一時期歌わせていただいたときに面識を得、それ以来のご縁。私が応援している指揮者の1人。

2018年6月 3日 (日)

オープンシアター~ヘンゼルとグレーテル

神奈川県民ホールがリニューアル記念としての主催「みんなでたのしむオペラ~ヘンゼルとグレーテル」を3日午後、同ホールで観た。
謳い文句を「すべての子どもたち 大人たちに贈る」「芸術に出会い 劇場を体験する」としているように、親子連れ歓迎を主体とした上演で、もちろん大人単独もOK。
演目はフンパーディンクの歌劇「ヘンゼルとグレーテル」。
指揮は急な代演とのことで沖澤のどかさん(当初の予定は現田茂夫氏)。
オケは神奈川フィルハーモニ管弦楽団。
担当コンミスが伊藤文乃さん。
歌手陣がヘンゼルに青木エマさん、グレーテルに鵜木絵里さん、パパ役に宮本益光さん、ママ役兼お菓子の魔女役に岡本知高(ともたか)さんという素敵なラインナップ。
そして地元の赤い靴ジュニアコーラスと赤い靴スタジオの皆さん。

約70分に要約しての上演(休憩なし)だが、午前11時開演と午後2時開演の2公演なので出演者は大変だっただろうと思う。私が観賞、拝聴したのは前述のとおり午後の公演。

4歳児以上入場可なので、セリフや歌詞はもちろん日本語で、バリトンの宮本益光さんによるその歌詞をステージ上部に日本語と英語のスクリーンで掲示した。

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青木エマさんと面識があるだけでなく、武蔵野合唱団で歌わせていただいた時期にご指導いただいた沖澤のどかさんの急な出演とあって、たぶん神奈川フィルを振るのは初めてだろうし、昨年ベルリンドイツオペラで新作オペラを振ったが日本での巨大なホールでのオペラ指揮は初めてだろうと想像し、これは行かねばと楽しみに神奈川県民ホール大ホールに向かった。
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午後2時になっても親子連れがまだ入場してくるというノンビリとした状況もたまには悪くない。10歳以下と想われるお子さんを連れた親子が8割か9割を占める大ホールは7割近くは埋まったかもしれない。約2433人のホールの1階は1509席の7割だし、午前公演もあってのそれだから、大盛況と言ってよいだろう。雰囲気的にも賑やかなお祭り的雰囲気だった。
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歌手では岡本さんの風格と声量もさすがだが、贔屓目抜きに青木エマさんの声の通りが素晴らしく、想像以上の声量を確認できた。宮本さんは最近あまり感心しない公演もあった気がするがこの日は絶好調で充実していた。鵜木さんは相変わらずの可憐さでチャーミング。
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今回驚いたのは田尾下哲さんによる演出で、広いステージを生かした美しくユーモラスな、手抜きの一切ないセットや場面転換。何より稲葉直人氏による照明が美しく、ここまで照明は効果を上げた公演は私は数えるくらいしか知らない。あまり思い当たらないほどの多彩で美しい照明で見事だった。
当初から親子(連れ)向けの上演ということが判っていたので、開演するまで係る演出を含めた全体のクォリティを少し心配していたが、どうしてどうして、これは仮に大人オンリー対象の公演であったとしても十分鑑賞にたる立派な公演だった。
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そしてこれまた何よりも、このオペラが入門的にも、親子連れで楽しむオペラとしても、これ以上ないほど最適な作品であることをあらためて強く実感した。しかも、単に長和音進行がメインで聴きやすい(俗に言う解り易い)作品であるだけではなく、オーケストレーションにおける臨時音や転調、強弱、楽器の使用における巧みさ等々、作曲技法においても極めてクォリティの高い見事な作品、第一級のオペラの1つであると強く実感した。素晴らしい作品だ。
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最後に、沖澤さんの指揮も、これまた贔屓目抜きの堂々としたもので、彼女を初めて知った5年ほど前に比べて大きく成長していることが確認できて嬉しかった。ルーマニア国際指揮者コンクール3位。ベルリンのハンス・アイスラー音楽院で現在も研鑽中だけのことはある。これからが益々楽しみだ。
終演後、青木エマさんは見つけられなかったが、沖澤さんとは楽屋に出向いてご挨拶後、帰途についた。

2018年5月16日 (水)

奇跡のレッスン~吹奏楽

2018年5月12日 (土)

アンサンブルセバスチャン室内楽コンサート 2018 塩尻レザンホールで聴いた岡田愛さん

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