2017年10月23日 (月)

衆議院議員選挙

2017年10月13日 (金)

世論(感情)~小池氏と前原氏の誤算。なぜ希望の党が伸びないか

選挙戦前半の各メディア世論調査によると、
自民党は議席を少し減らす程度で与党安定確保とのこと。

私は以前次のような主旨をフェイスブックに書いた。
「都知事選挙は、それまでの歴代テイタラク知事と
 自民のドン内田らがのさばる都議会(議員)への批判、
 およびそれを改革してくれるだろう初の女性都知事への
 期待、という要素からの小池氏圧勝であって、
 小池氏自身の魅力ではない。少なくとも彼女の人気は
 全国区ではない。
 それなのに、前原氏はこの点を完全に読み間違えて
 小池人気にすがり、民進党を分裂させた」

日本人がメンタリティとして嫌う要素がいみじくも
民進党と小池氏に出てしまった。
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 【民進党から希望の党へ移った議員の軽さ】

まず、民進党から希望の党に移った議員で、特に
安保法反対を声高に叫んでいたのもかかわらず、
人気にあやかるためなら、そんなことは忘れて移るという
軽薄で安易な転身。世論はこの点をよく見ている。
日本人は特にこうした「転向」を嫌う。

  【小池氏の誤算】

舛添要一氏は「小池氏は今回、国政に出馬しなければ
政治生命を失う」と10月1日の「サンデージャポン」
で述べたが、私の意見はマ逆で。こうだ。
「都知事職を投げ捨てて衆院選に出馬したら
 政治生命を失う」。
先述のとおり、都知事選圧勝は都政改革を期待してのもので、
まだ何もしていない段階で知事職を投げ捨てたら、
議員として以前に、「人間としてどうよ」となる。
人気どころか、一気に批判の対象となる。
この点も以前フェイスブックに書いた。
小池氏もそこまでバカじゃなかった。

しかし皮肉なことに、この知事としての判断の正しさが、
国政における党首としてのこの選挙戦では全て裏目に
出ている。
知事を辞してこの選挙に出ないだけでなく、
自民党に勝った場合の首班指名=総理候補対象者を
未だに決めていないこと。
これでは有権者が希望の党に投票などするはずがない。

加えて、「排除する」という上から目線に世論は
敏感に拒否反応を示した。
この20年、日本では、会社、学校、趣味団体さえも含む
様々な組織において「気に入らない人を排除する」状況が
強まったが、さすがに露骨に言葉に出されると
人は嫌悪感を抱く。
しかもそれを口にしたのが女性だったという点が、
まだまだ男社会のこの国においては、
人々の不快感を更に増幅した。

この彼女の「都知事職をまっとうする」と、
「考えの違う人は入党させない」という、
それだけをとれば至極 当然なことなのだが、
今回の衆院選においてはそれが
「小ざかしい計算と権力者の驕り」と映り、
「潔さがないだけでなく、情が薄い人、冷たい女性」
として国民に印象を与えてしまった。

結果論に言えば、「策士、策に溺れる」というところだ。
現状、希望の党が人気薄なのはごく自然なことだ。

2017年10月 6日 (金)

ICANにノーベル平和賞

ノーベル平和賞に「ICAN」~久しぶりの喜ばしいこと、
ノルウェーのノーベル委員会は6日、2017年の
ノーベル平和賞を、核兵器の非合法化と廃絶を目指す
国際NGOで、今年の核兵器禁止条約成立に貢献した
「核兵器廃絶国際キャンペーン」
(ICAN=international campaign to abolish nuclear weapons)
に授与すると発表した。

広島と長崎の被爆者、その後の第五福竜丸を含む、
世界で行われた原水爆実験での犠牲者に対する授与でも
あるだろう。
しかし、核兵器禁止条約を批准しなかった日本政府。
唯一の被爆国が会議に参加さえしなかった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171006-00000082-asahi-soci

都民ファーストとは何か?~都民ファーストの保守化、小池支持母体集団化という欺瞞性

都議の音喜多駿さんと上田令子さんの離党会見内容は、
都民ファーストがブラック体質化している点を露わにした点で
重大なものだ。ポイントは3つ。

1.二元代表制は有権者によって知事と議員を選ぶものだから、
本来、与党も野党も無いのだが、「与党」として
「議員個々の勝手な発言や調査を禁じている」という
個人の自主性への圧力。

2.新代表選出は、小池氏含む幹部3人のみで密室で
荒木千陽氏と決定され、55人の所属都議には議員総会での
「事後報告」だった、という情報公開の不徹底、密室性という
「ブラックボックス」体質。

3.所属都議から毎月、政務活動費15万が徴収されている。
55人で1千万に近い政務活動費は税金が原資であり、
個々の議員に給付されて使用する権利のあるお金なのに、
党(会派)の資金として提出を命じられている、という
「カネの強制拠出を命じる団体化」。

この点について、伊藤惇夫氏は
「犯罪行為に近いのではないか。政治資金の不正流用
 みたいな印象」と述べた。

他にも党費として6万円が徴収され、2万円のパーティー券が
相当数のノルマとして求められることもある、という。
上田氏は、「私の選挙区は庶民の多い地域。
とてもじゃないが2万円のパーティー券など支援者に
売れない」と述べた。
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この1と2に関して音喜多氏は、
「都民ファーストの都議も基本方針や誓約書などにサイン
 させられた。党の方針に従うように、などと書いてあるが、
 では党の方針や規約は何かというと、ない、
 見せられない、でもサインしなさいという。
  「希望の党」でも党の公約に逆らわない、
 遵守するようにとされ、しかしその公約がないのに
 今サインしないと公認は出さないとしている。
 これは『白紙委任状』を出すことになるが、
 この点でも都民ファーストの会と似ている」
と述べた他、
「都民ファーストの会に残れば『姉妹政党』として無条件に
 希望の党を応援することになる。私の政治家としての
 許容範囲を超えている」
とも明言。
また、会見ではなく他の番組においてだが、
「議員によってレベル差はあったと思うが、少なくとも私は
 メディア出演が厳しく規制されていて、事実上出られない
 状態だ」、
「新人議員と食事に行こうとしたら、『分派活動、派閥づくり
 の行動』だということで呼び出され、党役員から
 厳しく叱責を受けた」とのエピソードも話した。
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このように、個々の都議の決定権なし、選択権なし、
発言権なし、党の決定は全てブラックボックスで
言論統制してメディア出演禁止。
党の姿勢を問題視したら裏に呼び出して脅す。
存在するのは毎月21万円の支払いとノルマ付きの
高額な政治資金パーティー券の販売など、
こうした点が事実なら、「都民ファースト」は、
都民のための都政都議会改革のための団体というより、
小池氏が将来再び国政に出た際の支持団体を目的
として結成された集まりではないか?
と疑われてもしかたがないと思う。

2017年8月16日 (水)

充実していたNHKスペシャル

今月に入ってのNHKスペシャルは時期的に戦争関連が多いが、
以下の私が見たものだけでも、内容が充実していた。
外国からの資料(映像を含む)提供がなされた点が大きい。

12日に関してはアメリカ(いわゆる「ガン(gun)カメラ」と言われる
戦闘機が機銃すると同時に撮影されるカメラ)からの、
13日と14日はロシアからの提供。特に最近ロシアがなぜか
こういう取材に応じる傾向が出てきたのは興味深い事だ。

6日は、いわゆるビッグデータ(戦災ビッグデータ)から
広島市民がどこでどういう状態(体内に侵入した放射能により
日々変化していった微妙に異なった死因等)を克明に検証した。
1945年8月6日から今に至るまで、広島市が蓄積してきた
約56万人に及ぶ被爆者たちの記録『原爆被爆者動態調査』。
被爆直後、警察が医師とともに作成した検視調書や、
救護所などがまとめた死没者名簿の上に、戦後、
市が集めた戦災調査や個人データも加えられ、今も更新が
続けられているデータ。

NHKはこの元データを市から入手し、最新の解析技術を
駆使し、時系列に並べて地図に落とし込んだところ、
特定の被爆地や、死没日、死因に極端な死者数の偏りが
ある“原爆死ホットスポット”が存在していたことがわかった
という。
なぜ“ホットスポット”は生まれたのか。
そして人々はそこでどのようにして亡くなっていったのか、
を検証した。

12日の放送での日本焦土化計画(無差別爆撃)
実行者カーチス・ルメイについてはブログ等で
私は何度も書き、2011年3月11日、そうあの日の朝刊、
朝日新聞に掲載していただいた。
日本政府~正確には一部の売国的自民党政治家~により
「戦後自衛隊の創設に貢献した」としてルメイに勲章を授けて
いるのだ。東京(他)大空襲の総責任者に。
これこそ右翼が言う自虐思想以外の何だというのか。
しかも当時の佐藤総理も反対し、昭和天皇も難色を示したのも
かかわらず、よって一部の大臣衆から実質「こっそり」ルメイに
授けた。

13日放送の「731部隊」のことは史実としては昔から知られて
いるのに、放送直後から、ネトウヨらバカ右翼らが
「NHK売国放送」とかノタマわっているようだ。
とんだお笑い草だ。
あの放送でも、ロシアが当時の裁判証言肉声テープらを出して
きたのが印象的でした。
最後に放送(再生)された医師の涙ながらの懺悔は印象的で
「この医師は(ソ連法定判決後の)服役後、
 帰国直前に自殺したと言われる」
とのテロップも印象的だった。

14日の放送では終戦の情報が隠されたまま、1人の幹部の
独断で「樺太進行阻止」命令が出たため簡単な降伏が
できなかったことや、特に女性の電話交換手らが
「自分たちがここにいなくては本土のとの情報のやりとりが
 できなくなる」として北海道行きの船に乗らず、
 数日後に自決用の青酸カリで自殺した」という
逸話が痛ましかった。
姉であったその中の1人の妹さんが「港でいつまでも手を振って
見送ってくれた。それが最後。どんな気持ちだったか」との言葉と、
最近その港を70年以上経って訪れたシーンは印象的。

なお、スターリンの北海道分割希望に対しては、
トルーマンが明確に拒否したことは紹介されていたから、
実際にはそこまでの実力行使はできなかっただろうけれど、
それは今となって判ることで、当時の特に現地にいた人々は
正に命がけの逃避行だったわけだ。
現地の軍隊も戦車など何もなく、援軍は「終戦後」なので
来る分けない状況だった。
沖縄戦とともに忘れてはいけない「地上戦」。

15日では、今では多くの国民が知る、史上最悪の愚行と
いわれた「インパール作戦」での大本営やその下部組織での
司令官の身勝手な主張と命令を暴いた。
師団長の牟田口廉也中将は
 「2万人殺せば、敵地は落とせる」と言い、
それを聞いた部下は
 「敵を2万人、と思ったら、日本兵がそのくらい死ねば
  取れる、という意味だった」には呆れ返った。

8月6日~ヒロシマ72年目の真実
8月12日~「本土空襲~全記録~日本はこうして焼き尽くされた」
8月13日~「731部隊の真実~エリート医学者と人体実験」
8月14日~「知られざる地上戦」~終戦後7日間の悲劇
    ~樺太・5000人の犠牲者 なぜ?終戦後も戦闘が
8月15日~「戦慄の記録 インパール」

2017年7月31日 (月)

過去最低の防衛大臣~離任式している場合か

過去最低の防衛大臣~税金を使って離任式している場合か
 ~プライドという感違いだけの人~

防衛大臣が辞任はむろん交代するとき、栄誉礼は辞退して
きたそうだが、稲田氏は離任式典を「希望」し(要は命令だろう)、
栄誉礼を辞退しなかった。

しかも自衛隊幹部を前にした離任挨拶では、
一言も「おわび」は無かったそうだ。

これほど、各関係者からボロボロに言われた大臣は珍しい。

週刊新潮は「まゆエクしている場合か」と書き、
週刊文春は「産経まで見はなした、えこひいきの女王」として
防衛官僚覆面座談会として
  「稲田氏は過去25年間で最低の大臣」としている。

かつて、辻元清美さんに
「あなたの愛国心はその程度でしたか?!」
と詰められて涙ぐんだ「タカ派」のこの人にとって
「可愛いのは自分であって国ではない」のだ。

三浦璃麗氏は6月の「朝まで生テレビ」の中で、
自民党や官僚の対応のだらしなさに言及した後、
 稲田氏について、
「一度は将来、初の女性総理か?などと言われた人が、
 どういう資質の人かを国民は皆知っただけでも、
 唯一の収穫、という意味では(ゴタゴタ状態は)
 良かったのではないか」、と皮肉った。

離任式終了後は職員から花束を渡され、
「皆さんに会えて本当に良かった」と語って、
笑顔で車に乗り込み、手を振りながら防衛省を去った。
まるで小学生だ。

某自衛隊幹部は
「大臣の辞任ではなく、議員辞職したほうがよい。
 少なくとも二度と市ヶ谷(自衛隊本部)に
 来てほしくない」と吐き捨てたという。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6248876
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170731-00000038-jijp-pol.view-000

2017年7月28日 (金)

ボディブローが効いて弱体化した安倍政権

ボディブローのように、の現実化
前川(前)文科省事務次官が告発会見をした際、私は
「この元官僚による政治家への造反という前代未聞の衝撃は、
 ボクシングのボディブローのように、今後、安倍内閣を
 ジワジワとゆっくり、しかし確実に痛めていくだろう」
という主旨の事を書いた。

実際、だらだらと長引く加計と森友問題や、稲田防衛大臣の
弁護士とは思えない軽率な発言や行動の連続という資質の無さ、
法務大臣に値しなかった金田大臣の無能な答弁と共謀罪法の
強行採決などからの内閣支持率の大幅下落、

都議会議員選挙での歴史的大惨敗、仙台市長選挙での敗北、
相次ぐ2回生議員の不祥事、南スーダン問題に関する
陸上自衛隊部隊トップの岡部陸上幕僚長と黒江防衛省事務次官
の引責辞任、そしてやっと稲田大臣の辞任と、
現実に「ボディブロー」は確実に浸透し続けてきた。

前川氏の行動は良いとか悪いとかではなく、安倍内閣が進めて
きた強引でグロテスクな手法に対する最大の批判的象徴的事象
だったのだ。
そしてこうした流れはまだ、安倍内閣の終わりの始まり、
第1幕が終わった段階に過ぎない。

2017年7月27日 (木)

防衛大臣 実質不在というリアル

北朝鮮や中国等との難しい状況下、これほど信頼のおけない
 ~世論の7割以上が「稲田氏は即時辞任を」とし、防衛省の
  中からも大臣に対する裏切り行為でもある、文書はありました、
  報告はしました、とする内部告発(リーク)が生じてきている
 ~人物が、防衛省の政治家としてのトップに居座っている、
というのは、「支持する政党がどこかなどという各個人の考えを
超えたところの国家的危機」だ。

それを政権与党はどれほど真面目に考えているのか?
自衛隊に緊急出動する事態が生じても「勉強会に出席してました」
とやり過ごす、その程度の人が防衛大臣というのが信じられない。

こんなテイタラクな国防体制状況は、おそらく戦後初めての状況
に違いない。

追記;やっと稲田が辞任表明。というより事実上の更迭だ。
    安倍氏の「ネコ可愛がり」もこれまで。

2017年7月22日 (土)

南スーダン問題~陸自と稲田防衛大臣の深刻な亀裂と、野党時代、当時の防衛大臣を批判した稲田氏の発言が傑作~正にいま自分自身に向っている批判

「報告を受けていない」~本当ならシビリアンコントロールが
できていないことを証明。

報告を受けたいたのに、「受けていない」なら、
国会における偽証発言。

報告を受けたけど、「そういう認識を持たなかった」のなら、
防衛大臣としての資質無し。

加えて、自民党が野党時代、与党民主党(当時)の
一川防衛大臣に対して、
稲田氏はこう厳しく批判した。

「部下に厳しくて自分に甘い!決して責任を取らない!
 不用意な発言が多すぎる。
 あなたは自分の役割を分かっているんですか?
 あなたの役目は国を守ることであって、
 あなたの身の保身を守ることではありませんよ!
 いい加減にしてください」

その批判発言は、そのまま今のあなたにお返しします。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-17444.html

2017年7月19日 (水)

民進党のテイタラクさ~党首の戸籍を問題にしている場合ではないはずだ

同じ党員の今井雅人衆議院議員が、
「都議会議員選挙で勝てなかったのは、蓮舫氏の国籍
 (戸籍)問題をはっきりさせていないから」などと、
「はあ?」と思える、与党さえ言わなくないった疑義を持ち出した
のは呆れた。

「民進党の退化」を象徴する事象だ。
先の都議会議員選挙での大敗北は自民党だけでない。
民進党こそ深刻な事態であることに気づかないのか?

党内で党首の戸籍を問題にしている場合か?
党内でやるべきは政策論争であり、都議会議員選挙で大敗北
した原因を分析し、今後に備えた根本的な対策を検討し進めて
いくことこそが同党の緊急にして必須の事だろう。

今井氏に象徴される事態は、同党の末期的状態を示している。

追記;
18日、蓮舫さんは戸籍を開示して会見を開いたが、
「こんなことをして何になるか?」
とほとんどの国民は思っているだろう。

当然だが、党内には、蓮舫氏の二重国籍が都議会銀選挙
の敗因とする今井議員の意見に否定的な意見は多く、
寺田学衆院議員はツイッターで
「そのピントのずれが根源的な敗因を作り出している」
と指摘している。そのとおりだ。

それに気づかない同党内の鈍感さと、バラバラな党内事情が
この件ではからずも露呈した。
解党して1から出直すことをお薦めする。

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