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2017年6月 8日 (木)

映画 八重子のハミング

山口県萩市を舞台に、教師夫妻の夫が転移するガンと闘病
する中、妻に若年性アルツハイマーが襲う。
しだいに深刻化する様のリアリティーは観客を苦しめるほどだ。

極力音楽を使わない中、美しい萩周辺の生活の中で、
介護する夫と介護を受ける妻には、長女夫婦と孫(小学校での
授業参観における作文朗読シーンは泣かせるシーンだ)、
かつての教え子たち、あるいは旅行先の旅館の女将などの
優しさが寄せられる。

悪化してからのアルツハイマーを知ってもらうための講演には
妻を同行させたという逸話は衝撃で、「見世物」と悪口を
言われようと敢えてそうしたとするシーンは劇中、
最も印象的なシーンでもある。
葬儀にはたくさんの参列者がならび、女先生のかつての人気と
信頼、介護してきた夫=男先生への慰労の表れでもある。

アルツハイマーが進行してくという難しい役を素晴らしく
演じたのは、高橋洋子さん。
私より少しお姉さんの世代だが、デビューしたころの
ロングヘアの知的美人のころからもちろん知っているが、
あの高橋洋子さんとは全く想像も連想もできないほど
別人なほどに、正気を失っていく病魔に苦しんでいく姿を
演じていて見事。
これぞ俳優の、女優の、プロフェッショナルな演技だ。

量的には少ないながら、
音楽を担当した穴見めぐみさんの音楽は控え目で美しく、
特に長男夫婦が台所でビールを交わすシーンで流れる
ヴァイオリン(とピアノ)の曲は繊細で非常に美しかった。

佐々部 清監督によるこの作品は、アルツハイマーの
恐ろしさと、夫婦愛、家族案、友人、近隣、教え子などの
思いを、温かな雰囲気で誠実に演じた俳優陣の演技に
支えられた良質な映画だと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=Y8I_Epx8t3Q

2017年6月 7日 (水)

映画 聲の形

昨年は「シン・ゴジラ」だけでなく、「君の名は」、
「この世界の片隅に」など、良質なアニメのヒット年でも
あったが、この「聲の形」も名作だ。

劇場で観れなかったが最近レンタルDVD化されたので
さっそく観た。

小学6年生のクラスに、聾唖=先天性の聴覚障害を持つ少女
西宮硝子が転校してくる。
最初は好意的に接していたクラスメートたちだったが、
しだいに彼女に対するイジメがエスカレートしていく。

会話帳でもあるノートにイタズラ書きされたり、
「5ヶ月間に補聴器が8個紛失または故障」されたり。

イジメを強くクラス内に詰問したこともあった担任は、
ある日クラスに静かに告げる。
 「西宮さんは転校しました」

イジメの主役だった男子 石田は、張本人として
周囲から逆に避けられ、イジメは彼に向かう。

そしてその少年少女達は高校生になる。
高校生になった石田少年は悔恨の情から手話を習う中で、
西宮硝子と再会することからドラマが動く。

2人を中心に、かつてのクラスメートたちや、
石田が高校でできた友人 永束(彼の存在が面白い)
たちや、硝子の妹らとの間に生じる友情や葛藤等が
繊細なタッチで描かれ、石田と硝子の間には、
しだいに強い信頼関係が生まれていく
 (恋と言ってもよいけれど)。
深刻な内容だが、最後は救われる思いがする。

障害者への偏見や差別侮蔑意識、学校におけるイジメ、
弱者へのイジメ、理不尽な状況にある人への偏見や
侮蔑感情やイジメ等々、いろいろなことに
思い巡らされるし、何より観て以来、しばらくの間、
西宮硝子のことを考えるようになるほどインパクトは強い。
ぜひ一度ご覧になることをお薦めしたい作品。
https://www.youtube.com/watch?v=Klp3kzCM-OA

2017年4月18日 (火)

この半年で観た映画その22

昨年の10月6日に、この半年で観た映画 その21として、
2014年4月~2016年9月に劇場やDVDで観た映画の
感想を書いたのに続き、
それ以降=2016年10月~2017年3月に観た映画の感想を
シリーズの22として感想を記したい。

なお、これまで同様、既に単独でブログに書いたものは
「○月○日のブログに記載のとおり」、とだけにしたい。

 続きは後日書きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 THE BEATLES~EIGHT DAYS A WEEK
  ~THE TOURING YEARS (劇場)
 10月14日付けのブログに記載のとおり


 何者 (劇場)
まあまあ。就活の大変さは解ったけれど。
最後に友情(人間心理)の関わるある種のドンデン返しが
描かれる。


 無伴奏 (DVD)
1969年に懸命に生きていた若者たちを今に時代から
見ると、ひどく真面目でひどく純粋でひどく不器用で
ひどく性急で、いい加減でひどく不純でひどく悠長で、
そしてひどく退屈だ。


 あやしい彼女 (DVD)
終わり近くは結構ジーンとした。
多部未華子さんの歌は、ラストのライブステージでの歌が
一番良かった。


 リップヴァンウィンクルの花嫁 (DVD)
これは名作。実は3時間を要する長い作品。ヒロインの、
こういう騙されやすい女性はいる。しかし、作品はむしろ
彼女の弱点ではなく、出会った女性との友情という意外な
展開となる。
縁もゆかりも無い人との出会いと繋がりが誰にでも、
どこにでもあり、それこそが社会でもある。
どういう人と人間関係ができるかは、誰にも当初判らない。
それでも深まった密接となった人の関係性こそが、
生きている証ともなる。心の支えにもなる。
一見ホワッとした、頼りない、心もとないヒロインと、
怪しい男性とが織りなす物語の進行は、
ユニークなテイストと色合いがあって、悲しさと意外なほどの
斬新な面白さがある。


 マネーモンスター (DVD)
相場を裏で操る人間に対する復讐を、
巻き込まれたTVキャスターが「共犯」していく、という
ユニークな展開。 「WRONG」と言わせるために。


 ボーダーライン (DVD)
そこそこよくできた復讐劇。


 エンド・オブ キングダム (DVD)
大胆な設定と展開。ロンドンでの大規模なテロ。
しかし、真の標的はアメリカ合衆国大統領だった。
欧米対イスラム系テロ組織の大規模な戦いを徹底的なまでに
スリリングにシビアに描いた。文句なく面白い。
なぜこの作品が話題にならなかったのか?
あまりにも大胆な設定だからかもしれないが。
http://end-of-kingdom.com/


 砂上の法廷 (DVD)
原題は「The Whole Truth」。
最後に大ドンデン返しが待っている。
確かに法廷では「誰もが」ウソをつく。面白い。
凄く面白い設定と展開。


 インデペンデンス・デイ リサージェンス (DVD)
エンタ性としては楽しめるが、展開に一貫性が無い感じ。


 オケ老人 (劇場)
11月24日のブログに記載のとおり

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 I AM A HERO アイ アム ア ヒーロー (DVD)
面白かった。私はホラー系は嫌いだが、
これはグロテスクで気持ち悪いが楽しめた


 この世界の片隅に (劇場)
12月5日のブログに記載のとおり


 君の名は (劇場)
12月17日のブログに記載のとおり


 植物図鑑 運命の恋、ひろいました (DVD)
オーソドックスな純愛物語で、高畑充希ファンは必見だが、
そうでない場合はどうだろう 、と思わなくはないが。
彼が突然いなくなった後、高畑さんが自転車で
広い坂道を降りて来るシーンが良い。
全体的に高畑さんの表情の変化が素敵だ。
やはり良い女優だと思う。


 ちはやふる (DVD)
正月だからではなく偶然だが、昨年劇場で観れなかった
「ちはやふる」の全編(上の句)後編(下の句)を
DVDで観た。とても良かった。
いわゆるスポ根ではなく、和歌、小倉百人一首に基づく
「競技かるた」という伝統文化において、
広瀬すずさんら若者たちの若さが「かるた」ともに
ハジケ飛ぶようなチーム対戦がとても面白い。
前編後編上映という長い作品だが、
まだまだ続編を観たくなる素敵な映画だ。


 ぼくは明日、昨日のきみとデートする (劇場)
過去と現在を行き来する(時空を飛び越える)作品は多々あり、
特に邦画はここ20年くらいのトレンドというより
「ワンパターン」と言えるほど、ウンザリするほど
たくさんある。この作品もその一種ではあるが、
これまでと違って、2人の進む時間が真逆で、
ある時点ごとにシンクロするとした点は斬新。
状況を知ってからも、物語が進行する中でも
頭の中で整理するのに戸惑い混乱するほどで、
そういう意味ではユニークだし、切ないストーリー
となっている。
https://www.youtube.com/watch?v=nqzjv3TWvA0
http://www.bokuasu-movie.com/

 日本で一番悪い奴ら (DVD)
綾野 剛主演の映画は、常に彼個人の強いパワーを感じる。
これもその映画。近年、最も見応えのだる俳優の1人だ。
面白かった。


 葛城事件 (DVD)
主演三浦友和さんの代表作の1つになるだろう。
内容自体はノーコメントだが。


 世界から猫が消えたなら (DVD)
なかなか良い物語だった。かけがえのない存在と別れ。
両親、彼女、映画好きの親友。
「猫」は物語の中で実在であると同時に、
タイトルとして大事な存在の象徴でもある。
「何かいい物語があって、それを語る相手がいる。
 それだけで人生は捨てたもんじゃない」
  by 海の上のピアニスト
http://www.sekaneko.com/
https://www.youtube.com/watch?v=BPa0DLEy5cY
https://www.youtube.com/watch?v=Q8wcdU6KYKI

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ミラノ・スカラ座~魅惑の神殿 (劇場)
とても興味深かった。欧米の有名オペラハウスと異なり、
首都ではないミラノにて完成したのは1778年。
以後240年近い歴史を持つオペラの殿堂。
フレーニ、コッソット、ヌッチ、ドミンゴらの名歌手や
元総裁(支配人)、演出家等インタビューを受ける関係者が
その魅力、輝かしい特別な歴史を誇らしげに語るのは
当然だ。
2012年から音楽監督を務めるバレンボイムは
「この歌劇場はまるで生きているようだ。
 壁はマリア・カラスのことなどを語りかけて来るようだし、
 それに苦しむ若い歌手もいる」と語る。
フレーニがデビュー間もないころ、カラヤンの指揮でミミを
歌った際、カラヤンは涙ながらに
「僕が泣いたのは母が死んだとき以来です」と
フレーニに伝えた、いうエピソードもフレーニ自身が語る。

第二次世界大戦で爆撃を受け、崩壊した白黒写真は
初めて見たが、ミラノの市民は戦後すぐに再建を強く希望し、
わずか約1年ほどの後の1946年5月11日再建記念公演
ではアメリカ在住のトスカニーニを呼び戻して開催され、
そのときの思い出をテバルディが語った。
ヴェルディの国葬での古い映像も初めて見た。
トスカニーニは客席で婦人が着帽するのを禁じ、
アンコールも禁じる等で、華やかな歌手陣だけでなく、
指揮者が公演を仕切るスタイルを確立したが、
プッチーニの没後、トスカニーニが「トゥーランドット」を
初演した際、「プッチーニはここまで書いて亡くなりました」と
客席に振りかえり報告すると大きな拍手が起きたことは
スカラ座ならではの話として伝えられた。

「スカラ座ならでは」で言えば、聴衆が上演後、
劇場の近くの酒場で歌手や演出に対する容赦ない語り合いを
交える場面や、記念碑的と言われる1950年のカラス主演、
ジュリーニ指揮による「椿姫」でも、ヴィスコンティによる
演出については酷評が多かったことが紹介され、
あるいは、ステファノが歌う最後の「ラ・ボエーム」公演では
彼は第1幕は悲惨なデキで、聴衆は無反応だったが、
第3幕での歌唱では盛大な歓声と拍手が起きたことを
レオ・ヌッチが「これぞスカラ座」として感慨深く伝えていた。

あるいはカヴァイバンスカは
「劇場の外では革命思想の若者から卵を5回くらい
 投げつけられたわ」と笑い、イタリアの社会状況にも
触れた。

シーズン開幕初日という毎年の12月7日を迎える慌ただしい
状況が終り近くで描かれるが興味深い。
冒頭やその12月7日を含めてスタッフらの仕事ぶりも
丁寧に伝えられ、オケのトロンボーン奏者なども
クローズアップされる。

上演シーンやリハのシーンももちろん多々出て来る。
古くは1952年のアイーダや、
最近では2012年のバレンボイム指揮によるヴェルディの
「レクイエム」の本番演奏、
2014年の「フィデリオ」のリハ。また、
2006年の「オテロ」でのドミンゴ、
2007年アバドによる「ローエングリン」、
同年バレンボイムによる「トリスタンとイゾルデ」、
1981年来日公演時でのカルロス・クライバーや
ドミンゴ等々。
2007年のレオ・ヌッチのリサイタルシーンも素晴らしい。

バレエでも往年のエトワールがヌレエフが来演した際に
5日間の指導を受け、最後に
「腹を据えるということがどういうことか解っただろう」
と語ったことも紹介される。

エンディングでは歴史的な公演ポスターも字幕とともに
紹介されるが、イタリア人指揮者だけでなく、
フルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、サヴァリッシュら
ドイツ系の名指揮者やバーンスタインの名もあった。
それに先立ちフルトヴェングラー、ミトロプーロス、
あるいはバーンスタインとジュリーニが談笑する写真等も
映し出された。

とても1回だけでは観足りない、今後も何度でも観たい
ドキュメンタリー映画だ。
数カ月後にはDVD化されるだろうから、
レンタルであれぜひお薦めしたい。
http://milanscala.com/


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 青空エール (DVD)
劇場で観なかったことを後悔したくらい予想外に良かった。
高校の吹奏楽部と野球部のそれぞれの部員を軸に展開するが、
特に吹奏楽部においては、映画「オケ老人」を観た人なら、
「梅響と梅フィル」の対比における「梅フィル」的な方向で
行く部と言えば、想像がつくだろう。
しかし、そこに、土屋太鳳さん演じるヒロイン女子高生が、
技術的には落ちこぼれでも、彼女のピュアな心と愚直な歩みが、
やがて最終的には、あのとき「梅響」にしかなかった
「心通うところからの統合力」をもたらすことになる。
「音楽を人に届ける」とは何か?
音楽は人を励まし勇気づけられるか?
なぜ人は音楽をするのか?
そうしたことをあらためて感じさせてくれる素敵な
青春ストーリーだった。
純粋で愚直なまでに人想いで一途な心の持ち主を演じた
土屋太鳳さんは、彼女以外にこの役は想いつかないほど
役に合っていた。
杉山先生を演じた上野樹里さんの指揮ぶりも
なかなか良かった。
http://aozorayell-movie.jp/

 以上です。

2017年4月16日 (日)

おんな城主 直虎~表面的でない良さ

有名な武将でもなく、配役陣も必ずしも有名衆ばかり揃ている
わけでもない新大河は脚本が良い。
子役の新井美羽ちゃんロスがあっても、
直親役の爽やか笑顔の三浦春馬さんロスがっても、
物語の良さで毎回魅せられる。

9日放送の農民と苗の関係、「清風拭明月 明月拭清風」
 (月と風はいさかい合うのでなく互いに助け合う)の話と
柴咲コウさんの演技の良さに続き、
16日放送では、駿府に向かう道中に襲撃された際、
助けたのは文句ばかり言ってた(実は腕の立つ)家臣
中野直之(矢本悠馬さん)。

加えて直虎はその襲撃に脅えて後見役を諦めたかと思いきや、
一計を案じて駿府に乗り込んだ。
そこでも農民らの覚えたての字が連なる嘆願状により、
寿桂尼(浅丘ルリ子さん)から井伊家の直政の後見役が
認められた。

直虎への嫉妬心からの情緒不安な しの(貫地谷しほりさん)と
対照的な、夫が桶狭間で死んでいるにもかかわらず
聡明な妹なつ(山口紗弥加さん)が、
「政次殿が(幼い直政の)後見にこだわるのは
 井伊を守るためでは?」との言及が「なるほど、
さもありなん」と想え、小野政次(高橋一生さん)の
裏切りを暗に否定する示唆としてナイスなタイミングとして
設定されていた。

また、毎回のように要所々々で知恵袋として大きな役割を
演じる南渓和尚(小林薫さん)が1つのキーポイントでもある
という設定も面白い。
その寺での兄弟子、傑山(市原隼人さん)の男前な感じも
なかなか良い。

2017年4月 9日 (日)

おんな城主 直虎 3題

直虎3題~その1
2月の大学オーケストラ同期会の二次会で、おとわ
 (直虎の幼少時代)役の新井美羽ちゃんが
 「亀が可哀そうじゃ」と大泣きしたシーンで、
 「思わずもらい泣きした」と言うと、フルートのむっちゃんが
 「私も泣きました」と応じてくれたのは、とても嬉しいかった。

直虎3題~その2
「おんな城主 直虎」を応援するサイト(FBのページ)があり、
多くが書き込み、私も時折り応じたりしているが、先日、
ある人が、「ケンカを売ることになるけど、柴咲コウさんは
直虎にふさわしくない」と書いてきた。

何人かは真面目に応じていたが、私は最初、
 「柴咲さんが上手いとかヘタとか関係ないです。
  ファンなので」とジャブを出した後、
少し真面目にキツメにこう書いた。

「基本的なことですが、このサイトは「直虎応援サイト」
 ですよね? そこにおいて主役である柴咲コウさんが
 相応しくないとか言うと全否定になって、
 どうにも進行できません。
 言論の自由はもちろんあるので、こうした投稿は
 自身のウォールかブログ等に書くべき内容であって、
 このサイトには相応しくありません。
 このような不愉快でバカげた投稿はサッサと削除して
 欲しいですね。削除すべき投稿です」

・・・~とまあ、文中にあるように、いろいろな意見があって
当然なので、批判はぜんぜんOKですが、それは自分の
ブログ等で表明すべき事であって、さすがに応援サイトに
投げ込んだら、反発は必至でしょう。
批判を投じる場所を間違えると、ちょっとザワツキますね。
なお、その書き込みは、投稿者かサイト運営者の判断か
いずれかは判らないが、その後削除されていたました。

直虎3題
大河ドラマの毎回エンディングでの五嶋みどりさんの演奏
大河「真田丸」の服部隆之氏によるテーマ曲は
ヴァイオリン協奏曲というスタイルからインパクトがあったが、
曲全体のデキの点では、むしろ菅野よう子氏作曲の
「おんな城主 直虎」のテーマのほうがよくできていると思う。

ただ、私は「花は咲く」はエイドソングとしての面を
考えない場合、あまり良い曲とは想っていないので、
今回の新大河での音楽担当と聞いて、
さほど期待していなかったのだが、テーマ曲だけでなく、
番組恒例の毎回エンディングで地元の所縁の場所等が
紹介されるコーナーで流れる、五嶋みどりさんの演奏
による菅野さんの小曲が、これまた良いのだ。
バッハふうだったり、ドビュッシー風だったりで、
なかなか清々しくて素敵だ。

2017年1月16日 (月)

2つの三角関係~「おんな城主 直虎」と新番組「A LIFE」

大河ドラマはまだ子役たちの時代。
おとわ(直虎)役の新井美羽ちゃんの上手さに舌を巻く。
亀之丞役の藤本哉汰君、ワルな親父を持つ鶴丸役の
小林颯君もいい。
おとわと亀、本当はおとわが好きだけど2人との友情を
大事しようとする鶴丸。

今回は「亀が可哀そうじゃ」と号泣するおとわに
思わずもらい泣きしそうになった。

TBSではキムタクと竹内結子主演の「A LIFE」がスタートした。
浅野忠信との三角関係は「過去のもの」という設定もあって、
未だ「大人しい」し、よってドロドロ感は出ていないが、
今後は当然違った展開になるだろう。

「直虎」でのおとわと亀之丞と鶴丸の純粋で清らかな
 美しい友情関係。
まだ控えめながら今後が楽しみな「A LIFE」の
いずれの「三角関係」の今後が楽しみだ。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6227242

2016年12月20日 (火)

逃げ恥ロス~ケネディ駐日大使も恋ダンスを

「真田丸」ロスより「逃げ恥」ロスのほうが100倍大きい

しかも平匡さんと秀忠が(星野源で)重なる。
佐助と日野が(藤井隆で)重なるからややこしい。

そしてなんと、キャロライン・ケネディ駐日大使を始め
アメリカ大使館員まで「恋ダンス」をユーチューブ投稿
したから、これはもう事件だ。


以下は参考
ガッキー&星野源が語る!【社会現象!】『恋ダンス』人気の
秘密にせまる!! 逃げるは恥だが役に立つ 逃げ恥 あさチャン!
TBS
https://www.youtube.com/watch?v=BhZRY_gOQEY

「逃げ恥」のエンディング「恋ダンス」
~毎日放送系で独自アップが話題
TBS毎日放送の系列放送ではアナウンサーらが踊るシーンが
話題を呼んでいる。

北海道放送編
https://www.youtube.com/watch?v=myjoGN8GbQA

新潟放送編
https://www.youtube.com/watch?v=tkBv7TQ4T34

大分放送編
https://www.youtube.com/watch?v=CCYvk7IuzwU

長崎放送編
https://www.youtube.com/watch?v=cV4T2AnTXDo

逃げ恥「恋ダンス」~フィギュアスケート界をも席巻
羽生結弦選手、織田信成さん、宮原知子選手らによるダンス
https://www.youtube.com/watch?v=PblMbRZMUaY

2016年12月17日 (土)

映画 君の名は

とうとう「君の名は」を観た。なかなか良かった。
物語としてはよくできていると思う。

空や自然の映像が美しい。奥寺先輩が良い。
大災害に関わる人々という点で、後半に物語が新たな展開に
入ってすぐ、否応なく「3.11」の被災者に思いが行く。
「3.11」以前において、被災されることになる人々を、
災害が予想できたなら誰だって事前に救いたいと思う。

物語だからどの作品にも矛盾点や不思議な不可解な点は在る。
この作品だと「死亡者名簿」の中の件と、
「偶然、防災訓練があり、奇跡的にほとんど助かった」
とする点はよく解らなかったが、ラストシーンを考え併せると、
「君の名」を知らない多くの助けられなかった人々を、
物語の中では助かった、助けることができた物語として設定
したのかもしれない。

「忘れたくない人」、「忘れたくなかった人」、
「忘れちゃダメな人」
という言葉はズシンと来るが、現実にはこの国では、
「3.11」を忘れたかのように原発再稼働に向かい、
避難所生活者の報道より、毎日のように4年も先の
東京オリンピックのことばかり報道されている。
反吐(ヘド)が出るほどに。

大ヒットはめでたいが、これを観た特に若い人たちが、
特定の「忘れてはいけない異性」だけでなく、
大震災での死者や被災者、イジメや過労での自殺者や、
紛争地域の人々をも「忘れない」という思いに至るなら、
この映画の価値は倍加することだろう。

逆に言えば、そうでないなら、
「ちょっと印象的な映画を観たね」という「思い出」で
終わってしまうかもしれない。それは観た人次第だろう。

https://www.youtube.com/watch?v=3KR8_igDs1Y
https://www.youtube.com/watch?v=k4xGqY5IDBE
http://www.kiminona.com/index.html

2016年12月 5日 (月)

映画 この世界の片隅に~クォリティの高さ日本アニメ史上の金字塔的作品

11月12日の公開以来すこぶる評判の良い、評価の高い作品。
ネットでも絶賛のコメントが多数拡散している話題急騰の
アニメーション映画を観たが、確かにクォリティの高い映画だと
思う。

小林秀雄は「美は人を沈黙させる」と言ったが、観終わって
「本物」に出会った感慨から沈黙を余儀なくされるので
「美」を「ホンモノ」と置き換えた表現がこの映画に当てはまる
評価だと思う。

こうの史代さんの原作、片淵須直監督のこの作品は、
戦時下に入っていく広島市や呉市を舞台にしているが、
声高に表立って「反戦」を叫んでいるわけではない。

「すず」という純粋無垢な女性を取巻く人々の日常の
生活を~原爆投下直前まで確実に在った広島市内の
商店などを含め~徹底した取材に基づき描き出す
というディティールの丁寧さ、物語を創り織りなしてゆく
手法の誠実さにおいて、
日本のアニメの頂点を極めたと言える作品。
海外のどの映画祭に出展しても高い評価を受けるに
違いない作品。
今後、後世まで語り継がれていくに違いない作品だと思う。

アニメでありながら、いわゆる「中抜き」しない、
細かな動作が徹底されて人物が描かれる。
「ボーッとした、おっとりした性格」と設定された「すず」が
広島から結婚により呉市に転じて8月6日の前後の
日常生活、すなわち、毎日の家族との食卓だったり、
食糧が無くなっていく中の工夫や、空襲警報や防空壕での
状況も含めて、それらが丹念に描かれている。

原爆投下直前ということでは、長崎を題材にした
黒木和雄監督の「TOMORROW明日」を連想するが、
アニメならではの~しかし、これまでアニメでは
スピード感を出すために「中抜き」によりカットされてきた
 ~人間の1つ1つの動作や、木々の葉の揺らぎなど
自然の情景などが細やかに描かれる。

そして、当時アジア有数の軍事工場が在った呉市では、
しだいに空襲が増してくるなど、否応無く戦時体制
としての緊迫感が増していくにつれ、
劇場で観ている人達はいつのまにか、当時の街の人達の
中に引っぱり込まれ、米軍の空爆、焼夷弾投下、
機銃掃射などを、まるで、あのときあの場で経験して
いるかのような臨場感を有することで、
結果的に反戦映画と言える内容となってはいるが、
親族らが亡くなった終戦後の厳しい状況においても、
それでも生きていかねばならない姿も描かれており、
なぜ戦火で親族を含む多くの人々が犠牲になっていった
のか、という点に関しても、
矛盾や不条理を感じ取ってしまった「すず」の
「ぼーっとしたまま死んでいきたかったよ」
と叫ぶシーンに収斂されるかたちで描かれている。


論者の中には、この作品について、
「仮に「君の名は」を10年に一度の秀作と褒めるとするなら、
 「この世界の片隅に」は100年に一度の大傑作だ」
とまで褒める人もいる。
なおその人は公開から2週間の間で3回観たという。

100年はともかく、そういう「次元が違う」とまでの
絶賛が飛び交うような高い評価が巻き起こる作品
というのは、確かにこれまであまり記憶に無い。

11月12日に全国63館よりスタートしたが、
SNSなどの口コミで「この映画を観てほしい」、
「この映画をまた観たい」と評判が伝わり、
3週目には82館に拡大され、4週目の12月4(日)には
公開館数87館。年末年始も順次上映劇場を拡げ、
当初の3倍近くの約180館での上映が決定している
という。

「すず」の声を演じた、のん(能年玲奈)さんは、
「あまちゃん」で人気を獲得したのに、
事務所の問題とか色々あったようで、一部のマスコミ
からなぜか「叩かれた」のはとても可哀想だったが、
いみじくも彼女はこの作品で永遠に名を残すことになった。

「人生は悪いことばかりではない」という真実は、
「のん」さん自身においても、「この世界の片隅に」に
おいても、まさに重要なテーマと言えるだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=kczb7IJJg0g

11月12日、全国63館よりスタートした本作。3週目には82館に拡大され、全国動員ランキングは6位に浮上、4週目の12月3日(土)、4(日)は公開館数87館、
この映画をみてほしい」「この映画をまたみたい」という熱が、日本全国へますます拡がりを見せている本作。今週末からは90館に拡大、年末年始も順次上映劇場を拡げ、累計で当初の3倍近くの約180館での上映が決定している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161206-00000016-cine-movi

2016年11月24日 (木)

映画 オケ老人! ~面白いです

面白かったです。物語がとても良く練られた良い映画。
最初はどう展開していくのだろう?と、とても心もとなく
不安にさえ思うが、2人の人物
~男子高校生と指揮者ロンバール~の登場で
物語にはずみが付き、分岐し、進みだす。

前者は具体的に音楽のフレーズを、後者はもっと全体からの
組織の雰囲気の大事さ(「人が辞めていくようなオケではダメだ」
~これは実は老人オケ梅響のことではなく、
  エリート側の梅フィルのことを指すのだが
~や、ラジカセの逸話から古いものを尊ぶ精神を
オケ老人たちに伝えていくことになる。

この撮影から少し後に産休に入ったという杏さんだが、
このときのスタイルはスラッとしていて、ユーモラスなキャラ設定
ながら、ラストでの指揮台上の杏さんはカッコ良かった。

そしてこの映画が老人を主役にしていながら生き生きと
している原動力は、笹野高史(68歳)、左とん平(79歳)、
小松政夫(74歳)、石倉三郎、喜多道枝(81歳)らの名人芸
に他ならない。

杏さんは「撮影の休憩時でも大先輩らが冗談を言い合う
 シーンは舞台を観ているようだった」と語っている。

杏さんの次の言葉は、この映画のテーマの1つといえるだろう。

「新しいことを始めるのに年齢は関係ない。
 始めようと思った時がベストタイミング」

上映館が少ないようで残念だが、ぜひ観賞をお薦めしたい作品。

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