2020年10月14日 (水)

この半年で観た映画 その29

後日記載します。

2020年4月23日 (木)

この半年で観た映画 その28

昨年の10月12日に、この半年で観た映画 その27として、

2019年4月~2019年9月に劇場やDVDで観た映画の

感想を書いたのに続き、それ以降の

2019年10月~2020年3月に観た映画の感想を

シリーズの28として感想を記したい。

なお、これまで同様、既に単独でブログに書いたものは

「○月○日のブログに記載のとおり」、とだけにしたい。

 

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レディ・マエストロ(劇場) 101日のブログに記載のとおり

 

蜜蜂と遠雷  (劇場)

106日、16日、25日のブログに記載のとおり

 

マチネの終わりに  (劇場)

115日、および追記として12月11日のブログに記載のとおり

 

ジョーカー (劇場)

話題作だから観たが、退屈だった。「負け犬」とか「負け組」なる言葉は大嫌いだが、主人公に敢えて厳しく言うなら、これは「負け犬の物語」の域を出ない。

確かに同情すべき環境にはある。しかし、過酷な環境にあっても懸命に生きている人は世界中にゴマンといる。主人公には「もっと、ちゃんと生きろよ」と言いたくなる。「人や世の中のセイにしたりしないで」と。

https://www.youtube.com/watch?v=C3nQcMM5fS4

https://www.youtube.com/watch?v=nNQqWw2sokA

 

キャプテン・マーベル (DVD

面白かった。こういう映画を創れるところが、アメリカ映画の凄いところだ。

 

ビリーブ 未来への大転換 (DVD

「女は家庭に。稼ぐのは男性」~日本の保守層が言うことを、あのアメリカでも、つい50年前までは同様の、あからさまな女性差別が法律として存在し、就職等においても女性が不当に扱われていた、という事実に驚く。

とても良い映画。

 

アラジン (DVD

なんて魅力的な映画だろう。実に素晴らしい。

 

空母いぶき (DVD

リアリティが有るのか無いのか、議論を呼ぶ内容かもしれないが、係る事態を絵空事と言うのはノー天気過ぎる。

最後の、女性記者から世界に向けてのSNSによる発信に「救いと希望」を見出し得るのかもしれない。

 

ザ・ファブル (DVD

岡田准一、強すぎ。木村文乃と山本美月が可愛かった。 

 

散り椿 (DVD

邦画の良さが感じられる秀作。

 

居眠り磐音 (DVD

なかなか良かった。芳根京子も良いが、木村文乃が特に良かった。

 

ラストレター (劇場)

良い物語だった。仙台の各地が美しく描かれている。

広瀬すずファン必見。

https://www.youtube.com/watch?v=EvkzNshmjCA

https://last-letter-movie.jp/

 

AI崩壊  (劇場)

面白かったが、真犯人が誰なのかは、早い段階で判った。技術に詳しいA(とその技術)に対抗できる「敵」は、同じく技術に詳しいB(とその技術)である、というのは「王道」なので。

それと、「あの立場の人が実は犯罪者」というのは、このところTVドラマも含めてのワンパターン的構造になってきてもいる。

https://www.youtube.com/watch?v=tMSlaXhGrfs

 

パラサイト 半地下の家族 (劇場)

アカデミー賞史上初の欧米以外の作品賞(他、監督賞、脚本賞等)を獲得した話題作。

確かに衝撃的作品。怖い内容だし、韓国のリアルを描いているのに、韓国大統領が「おめでとう」と笑顔で称えているのがなんともノーテンキだ。

そしてもちろん、これは「他国事」などではない。あらためて日本の、世界の格差社会について考える重要なきっかけを提示する作品でもある。

 

Red (劇場)

映画 Red

昨今の、バレると直ぐに謝って終わるエセ不倫、エセ恋愛ではなく、本気になってしまう物語。

そのエンディングを支持するかどうかは別として、偽物恋愛ごっこの関係性よりは良い。

R+15指定ゆえ、キスシーンの連続多用。クドイくらいだが、「うた魂」で清純な高校生を演じた夏帆さんも、12年経って大人の女を演じて圧巻。

https://www.youtube.com/watch?v=UlF2QcU41_8

 

弥生、三月~君を愛した30 (劇場)

映画 弥生、三月~君を愛した30

良い物語だった。ますます波瑠さんが好きになった。

役とはいえ、男性にズケズケ意見を言う女性は私は好き。

https://www.youtube.com/watch?v=ryRtQ0OlwsA

https://yayoi-movie.jp/

 

仮面病棟  (劇場)

映画 仮面病棟

永野芽郁さんが謎を抱えている役であろうことは想像して観ていたが、なるほどね。

想像以上にシリアスな設定(真実)で、とても良く練れたストーリー。面白かった。

https://www.youtube.com/watch?v=Wt7iwRBN1-8

http://wwws.warnerbros.co.jp/kamen-byoto.jp/

 

三島由紀夫VS東大全共闘-50年目の真実 (劇場)

3月24日のブログに記載のとおり

2020年4月 4日 (土)

追悼番組で笑わせる志村けんさんの真骨頂

フジTVで 志村けんさんの追悼番組が放送され、過去のギャグネタコントシーンがたくさん放送された。どれも面白く大笑い。ゲストの一人、加藤茶さんも「こんなに笑っていいんでしょうかね」と。

また、同じく加藤茶さんが「共演者たちが凄い」と言っていたとおり、この番組にゲスト出演した研ナオコさん、いしのようこさんの他、優香さん等々、生前、志村さんと共演した際、志村さんの即興アドリブにその場で付いていき、しっかり笑いを取っていたのは、確かに凄いな、と感心したし、そういうコントに際して、歌手や俳優ら、本来 お笑いでは素人の人たちを敢えて共演者として登場させ、笑いのステージを創って提供した志村さんの力量にあらためて感心した。

追悼番組で笑わせるのは、志村けんさんならではで、サスガだ。天才的ギャグヒットメーカーの面目躍如というところ。

なお、1984年6月の「8時だョ!全員集合」での有名な停電事件もリアルタイムで見ていた。思い出はたくさんあり過ぎて、語り尽くせない。

ご冥福をお祈りします。

https://www.fujitv.co.jp/b_hp/200401shimuraken/index.html

志村けんさん追悼特別番組 2020年4月1日 【SP】

https://www.youtube.com/watch?v=86qXlD1so5U

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追記

となりのシムラ~天才!志村どうぶつ園

1日フジTVの追悼番組に続き、3日(金)は、「中居正広のキンスマ」(TBS)と「ダウンタウンなう」(フジTV)で、志村けんさんが生前、同番組に出演した回が再放送された。

そして、4日はNHKが「となりのシムラ」の2016年9月22日放送回がアンコール放送され、日テレが「天才!志村どうぶつ園」の特別番組として2日前に収録された、過去映像をとともに振り返る追悼番組が放送された。

「となりのシムラ」はどれも面白かったが、特に上司役の志村さんに相談を持ち掛ける部下役の吉岡里帆さんとの個室居酒屋でのやり取りが面白かった。

「天才!志村どうぶつ園」SPでは冒頭から相葉雅紀さんら共演してきた出演者の涙の言葉~それは番組が進行していった後半で、各人が思い出を語るシーンでピークとなった~だけでなく、志村さんとの「まるで言葉を理解しているかのような、信じられないほど絶妙なやり取り」をしたチンパンジーの「パンくん」や、捨て犬の「ちび」君との各地への散歩など、「お笑い、ギャグの志村さん」とは違う、日常での動物たちとの交流、それを通しての人々との交流、という別の志村さんの面が見れて、良かった。

追記

5日は、テレ朝で、「志村けんの激ウマ列島」と「志村けん聞記」から過去の放送を再放送し、追悼としていた。

6日は、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」で、10年前に志村さんが出演したときの回を再放送した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-24040540-nksports-ent

 

「園長ありがとう」志村どうぶつ園は即トレンド1位

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-24040540-nksports-ent

NHK「となりのシムラ」アンコール放送、テロップで追悼 “大人なコメディー”にネット上「癒される」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-00000163-spnannex-ent

相葉雅紀『志村どうぶつ園』で涙のあいさつ「受け止め切ることができません」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-00000542-sanspo-ent

相葉雅紀「志村どうぶつ園」継続へ 天国の志村さんに誓い「みんなを笑顔にできるよう頑張る」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200404-00000186-spnannex-ent

 

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なお、私は、そういう状況と公表される前、3月26日に、フェイスブックでこう投じていた。

「志村けんさんと共演者の皆さんが心配」

志村けんさんは一時重篤だったようだが、回復に向かいつつあるというので良かった。

問題は、最近の共演者の皆さん。

先週21日(土)の日テレ「天才!志村どうぶつ園」はゲストで石田ゆり子さんが愛犬とともに出演された。他のMCである山瀬まみさん、相葉雅紀さんらも心配。

昨夜25日放送のテレビ朝日「あいつ今何してる?」では、なんと、志村さんが元カノに会いたい、というリクエストで、当人がVTR出演。最後、志村さんあてのメッセージで、「志村さん、お元気ですか?」と呼びかけたが、よりによって一番元気でない、罹患が報じられた日のオンエアとは。MCのネプチューンらも心配。

そして、来週スタートの新しい朝ドラ「エール」には音楽家役で出演するそうで、「3月6日の収録に参加頂きました」とのこと。

今後、そうした関係者の皆さんも、数日待機か、検査をされるのでは、と想像する。

https://www.youtube.com/watch?v=YjDOpAgoFFM

 

石田ゆり子が愛犬とテレビ初登場~」で2020年3月21日(土)に放送された内容です。 ... 熊本・阿蘇郡にある阿蘇ファームランドの「ふれあい動物王国」にはアメリカビーバーの

 

天才!志村どうぶつ園 2020年3月21日 動物と心が通じる人SP▽石田ゆり子が愛犬とテレビ初登場

https://www.youtube.com/watch?v=YjDOpAgoFFM

 

テレビ朝日「あいつ今何してる?」MCネプチューン

https://www.tv-asahi.co.jp/aitsuima/

2020年3月24日 (火)

映画 三島由紀夫VS東大全共闘-50年目の真実

観終わって一番感じることは対話(討論)の大切さ、ということだ。SNS全盛時代のこんにち、人を攻撃することしか関心の無い言論の状況を三島さんが知ったら、「何がITだ。50年前よりも堕落しているな」と嘲笑するだろう。そういえば、三島は、「日本は、面白みのない、ニュートラルな国に成り下がるだろう」と生前、看破していた。

以前からユーチューブでも10分ほどは見れる討論会の、TBSのみが全編独占撮影していた記録フィルムの公開。時は1969513日。すなわち安田講堂陥落から4か月後。三島自決の18か月前。場所は本郷ではなく、駒場キャンパス内900番教室。

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当時の東大全共闘の木村修さんからの討論会提案を快諾し、「敵地」に単身乗り込んだ(「盾の会」会員も数人会場に紛れ込んではいたが)。これは単に、三島の知的好奇心からの行動だけでなく、「アメリカ万歳に堕落した右翼」より、「既成概念(体制)への批判」と「反米」という点に、自分と全共闘との間に共通点を感じ、親近感を抱いても不思議ではない、そうしたことからの行動だったのだろう。

実際、三島は、「君たちが(マルクスではなく)天皇と言うなら、いっしょに闘う」と言い、「知識人たちのウヌボレを否定した諸君らを評価する」と言い、「君たちの熱情だけは信じる。他は信じなくとも、熱情だけは信じる」と言い切っている。また、「もし、僕が(将来)何かを起こすとしたら、(君たちと同様に)非合法での暴力によるものだろう。そして、警察に逮捕されるのは嫌だから、自決する」と、1年半後の行動をこの中で示唆さえもしている。

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ところで、討論における三島氏の驚くべき対応は、内田樹さんも語っていたが、「相手をやり込めてやろう、などという姿勢の皆無なこと」だ。どんなに非礼とも思える言葉が三島氏に飛んでも、怒ることなく、一つ一つ丁寧に(反論も含めて)受け応える姿勢は見事だ。三島氏がしゃべっている最中に、芥 正彦氏が度々それを遮って発言するが、その場合でも、例えば「俺が話しているんだ。最後まで聞け」などとは一切言わず、その割って入った発言にさえも、いちいち丁寧に答えている。

昨今の日本でよく見かける、自分より年下の人をバカにして自分の行動や言動を優先する老人とはエライ違いだ。

共産党系民青とは一線を画す全共闘という柔軟性を持つ若者たちを、どこかで信じていたかもしれない三島が、彼らに本気で真摯に、誠実に語りかける様は、異なる立場さえ超えて、ある種の共感を全共闘の若者たちにも抱かせたに違いない。

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「もし両者が、互いへのリスペクトがゼロ同士なら、係る討論会自体成立しない」という主旨のことを言った人がいるが、賛同する。討論する中で両者が感じたという点は、「結局のところ、共通の敵は互いの右でも左でもなく、腑抜けた日本だった」と言う主旨の発言をした元全共闘 芥 正彦さんの言葉は重みを持つ。

「愉快な討論会だった」と上機嫌で帰宅した三島は、1年半後に自決する。最も衝撃を覚えたのは他ならぬ東大全共闘だった、というのは想像が付く。実際、彼らは、駒場キャンパス内に「追悼 三島由紀夫」という垂れ幕を下ろしたのだった。

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追記

私が三島由紀夫に関する逸話で、好き、というか特に印象的な逸話は3つある。

1つは、三島が太宰治を訪問したとき、「私は太宰さんの作品は嫌いなんです」と言った際、真実は、太宰は激高して、「嫌いなら来なきゃいいだろう」と言ったのに、三島は「太宰は一瞬虚を突かれた顔をしたが、こうして来ているんだから、本当は好きなんだよな」と答えた、と書いていることだ。三島さんでも、激高された部分は隠し、正確な事実を伝えなかったという弱さがあるんだ、という点で人間味を感じる。

2つ目は、市ヶ谷に突入する前、学習院初等科の前で車を止め、「今、娘が授業を受けているんだ」と「盾の会」会員に呟いてから、市ヶ谷に向かった、という逸話。

3つ目は、親しかった作家、澁澤龍彦が「盾の会」をからかって、「最近、戦争ごっこはどうですか?」と問うた際、三島は怒らず、苦笑していただけだった、という、あの関係性は素敵だと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=qaeeMOYWwAQ

https://gaga.ne.jp/mishimatodai/

2020年3月14日 (土)

林田理沙さん最後の「ブラタモリ」終了

林田理沙さん最後の「ブラタモリ」終了

「2年間の思い出を抱きしめて」

14日放送の長崎県島原の回をもって林田さんがアシスタントとして出演する回が終了した。

「終わっちゃったんですね~」と涙ぐみながら、

「この2年間の思い出を一生抱きしめて生きていきます」とコメントした。

存在自体が愛されキャラのうな林田さん出演のブラタモリを見れなくなるのは寂しいが、今後の活躍に注目し、応援していきたい。

https://news.goo.ne.jp/article/chuspo/entertainment/chuspo-CK2020031402100064.html

https://www4.nhk.or.jp/buratamori/x/2020-03-14/21/19884/2009160/

https://www.sanspo.com/geino/news/20200314/geo20031419330030-n1.html

 

参考

ブラタモリでお馴染みのNHK林田理沙さんの指揮姿

東京藝術大学音楽学部楽理科3年生のとき、36大学の学生を集めたオーケストラを友人といっしょに結成して演奏会で指揮。そのときの指揮をしている写真が、この「仕事の流儀」の中に掲載されています。

http://www6.nhk.or.jp/a-room/ryugi/index.html?i=1298

2020年3月 7日 (土)

第43回 日本アカデミー賞

久々に重厚な社会派ドラマの受賞ということで良かった。もちろん私は劇場で観ました。

今日の授賞式で、最優秀主演男優賞に輝いた松坂桃李さんが、スピーチで「公開までに二転、三転、四転、五転くらいしたのではないか。そういう難しい状況の中でも、この作品を届けたいというスタッフ全員の思いがあって公開できた」という主旨の発言が印象的だった。

それと、優秀作品賞の中に「蜜蜂と遠雷」が入ったのが良かったし(最優秀録音賞も)、最優秀監督賞と最優秀脚本賞が「翔んで埼玉」が選ばれたのがとても嬉しい。

https://eigaland.com/topics/?p=115632

https://www.japan-academy-prize.jp/prizes/43.html

 

第43回日本アカデミーの最優秀主演女優賞に

「新聞記者」の シム・ウンギョンさん

劇場で観たとき、「上手い演技」とは思わなかったが、純朴で一途な感じが、たぶん当人のキャラと役とが一致しているから、良い感じなのだろうな、と思ったし、最優秀に選ばれてステージに上がってから、号泣してしばらくはスピーチができないほどだった姿も、ウソ偽りの無い、純朴な人柄がそのまま出ている感じがして、おそらく会場の名だたる俳優陣も感じ入って見ていたのではないか、と思う。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200306-00000025-flix-movi

麒麟がくる第7話「帰蝶の願い」~川口春奈さんが素晴らしい

これまでも川口春奈さんが登場したシーンは数回あったが、1日放送された「帰蝶の願い」と際された第7話は川口さんが主役。沢尻エリカ逮捕前に、既に第10話まで収録されていたそうだから、正にこの回こそ12月に入っての最初にして最大に近い正念場的な再録だった、ということになる。

帰蝶は二度目の政略結婚の話に、長谷川博己演じる十兵衛に子供のころの逸話を回想した後、「今度は私を守って欲しい」という切実な眼差しで懇願する。その後、「旅に出たい。十兵衛、共をせよ」。困惑した顔をする十兵衛の心情を察して、「尾張のウツケと呼ばれる信長(がどういう男か)を見てきて欲しい」。その後の、十兵衛に背を向けた、その寂しげな後ろ姿がとても美しかった。背中で寂しさを語り得ていて、思わず涙腺が熱くなった。

沢尻エリカさんの代役ではあるが、既に「最初から川口春奈さんだったんじゃないか」と思うほど、よくやっていると思う。なにしろ、4か月前までは配役に名が無かった人だ。なるほど、もし沢尻さんだったら、もっとキラキラ感があり、悲壮感ある哀しみを出せたかもしれないが、金色感の沢尻さんに対して、銀色感と寂しさ、キラキラ感ではなく素朴さ、悲壮感より寂寥感を出せる女優さんとして既に注目に値する存在感を出せていると思う。とても良い。

帰蝶の(もしかしたら)十兵衛に対する思い、そして十兵衛を慕う門脇麦さん演じる駒の思いが交錯する。これからが益々楽しみだ。

https://www.nhk.or.jp/kirin/story/7.html

 

追記

第8話 同盟のゆくえ

三角関係以前

帰蝶と駒と十兵衛。「三角関係以前」であることが、かえって せつない。帰蝶と駒、それぞれの健気さが せつない。

帰蝶が駒に言った「困らなくていい」は思いやりのある優しい言葉だった。

次週からは、いよいよ木村文乃さんも登場する。益々楽しみだ。

https://www.nhk.or.jp/kirin/story/8.html

 

更に遡って

帰蝶~取り直しシーン

NHK「麒麟がくる」で、第1回の終わり近くと、1月26日は度々、川口春奈さん演じる帰蝶(濃姫)が登場したシーン。その都度「ここも12月以降に撮り直したんだ」と観る人誰もが思っている。

当人はもちろん、再録に臨んだ同じシーンに登場する俳優たち(相手役ら)もご苦労様だったなあ、と思う。

2019年12月29日 (日)

テレビより

後ほど記載します。

2019年11月 5日 (火)

映画 マチネの終わりに~恋と音楽は終わらない

男性ギタリストと女性ジャーナリストの恋。石田ゆり子さんはパリが似合う。フランス語のかなり長いセリフも立派だった。最新の週刊朝日のインタビューで「フランス語によるセリフは大変でした」と語っている。

物語は古典的な展開だが、ギターによる格調高い美しい音楽がたくさん聴けるのも嬉しい。

切ない物語だが、出会った事実と生じた奥底の本心の事実は偽れない。20年来の知人と恋愛感情が生じなくても、出会ったばかりの人と一生の恋愛が続くことは有り得る。

音楽との出会いがその人を大きく変えることが有り得るように、人との出会いにおいても当然に有り得る。それを運命と呼ぼうと呼ぶまいと。

あのマネージャーの行為には言葉もない。絶対やってはいけない行為だが、

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今日1回観ただけだが、今後また観るだろう。将来DVD化されてからもレンタルではなく購入して永く見続けていきたい映画だ。

石田ゆり子さんは私にとって一生の心の恋人だ。

 

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追記 1211

もう一度映画「マチネの終わりに」について

  ~相応しい運命的な異性

映画「マチネの終わりに」を結局3回観た。石田ゆり子さんが「ブラームス」、「バッハ」、はたまた「グレン・グールド」という名前を発すること自体、大きな喜びだし、火災になる前のノートルダム寺院が映るのも感慨深い。ロケ時にはまだ在ったのだ。

福山雅治さん演じる蒔野聡史がパリのレストランで強引なまでの告白をすると、石田ゆり子さん演じる小峰洋子は驚きと戸惑いの中、「私、結婚するの」と言うと、蒔野は「知っている。だから止めに来た」と応じる。洋子は婚約者は学生時代からの20年来の知り合いであることを言うと「僕と洋子さんは会ったのは2回目だけど」、として強い思いを続けて言う。すると洋子は言う。「私と蒔野さんは住む場所も違う、仕事も、これまで(の人生)も~。これから、いっしょに生活して子供を育てる生活が想像できる?」

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この時点では、小峰洋子も自分に相応しいのは20年前から知っている伊勢谷友介さん演じるリチャード新藤だと信じている。だが、物語内の現実としても、結局は離婚、という事に至る。

音楽を愛し、社会正義を胸に仕事するジャーナリスト小峰洋子に相応しいのは、煩悶しながらもギターを奏する音楽家 蒔野が相応しい。カネと出世にしか興味のないリチャードは洋子に相応しくない。これにしばらくして気づく洋子の心境の変化。そこに「予想外なまでの反則」でもって邪魔が入ることによりシリアスな展開となる。

しかし最後は~2人には高いハードルは存在するが~ホッとする素敵なシーンで終わるこの映画はとても素敵だ。

2019年10月12日 (土)

この半年で観た映画 その27

今年の4月14日に、この半年で観た映画 その26として、

2018年10月~2019年3月に劇場やDVDで観た映画の

感想を書いたのに続き、それ以降の

2019年4月~2019年9月に観た映画の感想を

シリーズの27として感想を記したい。

なお、これまで同様、既に単独でブログに書いたものは

「○月○日のブログに記載のとおり」、とだけにしたい。

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孤狼の血 (DVD

こういう映画は嫌いだし、内容もコメントに値しない。

 

勝手にふるえてろ (DVD

物語的にはどうということもないが、松岡茉優さんの上手さが全開の映画。この女優さんは本当に良い、そうつくづく感じさせてくれる作品。ミュージカル仕立ての部分も面白かった。

http://furuetero-movie.com/

 

走れ!T校バスケット部 (DVD

こういう青春映画は文句なく好きだ。展開は容易に想像がつくし、実際そのとおりの展開で進行するのだが、そんなことはどうでもよく、とても良かった。

  

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ  (劇場)

迫力と見応えは十分だが、いかにもハリウッド映画だなあ、と思う。

私的にはモスラがラドンを仕留める瞬間が痛快だった。背水の陣における必殺術。

ゴジラシリーズ史上、モスラこそが、まったくブレのない、平和の使者に他ならないのだ。

https://www.youtube.com/watch?v=I_sDRg4oOHQ

https://godzilla-movie.jp/

 

 パラレルワールド・ラブストーリー (劇場)

若い脳科学研究者たちによる、記憶と恋愛に関する不思議な物語。解り難い内容の分、面白かった。

吉岡里帆ファン必見。

http://www.parallelworld-lovestory.jp/

 

 さよなら くちびる  (劇場)

映画 さよなら くちびる

出演者はほぼ3人だけとも言えるのに、その3人がこれだけの物語を創る。もちろんそこには、2人がデュオユニット「ハルレオ」として歌う音楽、その力があるわけだが。

門脇麦さんの歌声と言えば、映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で歌った山下達郎作詞作曲の「REBORN」が記憶に新しい。そしてこの作品でも再び、今度は小松菜奈さんとのデュオを聴かせてくれた。

小松菜奈さんは、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」、「坂道のアポロン」、「恋は雨上がりのように」などで魅力を増してきたが、歌うシーン、歌う役柄は初めてかと思う。少なくとも私は初めて聴いた。とても良かった。この2人のユニットは、本当にこのままデビューして欲しいと言いたいほど素敵だった。

タイトルと同じ歌「さよなら くちびる」を作詞作曲して提供した秦基博、挿入歌「たちまち嵐」と「誰にだって訳がある」を作詞作曲して提供したあいみょんの2人が、この作品に大きく貢献したことは言うまでもない。

なお、劇中「ハルレオ」のファン麻希として登場する日高麻鈴さんの歌声も素敵だ。プログラム(パンフ)によると、ユニット「さくら学園」として活動し、実際、歌唱力は話題になっていたとのこと。今年度の秀逸な素晴らしい作品として強く推す。

https://gaga.ne.jp/kuchibiru/

https://www.youtube.com/watch?v=PUIhm75fN5s

 

小さな恋のうた~沖縄慰霊の日に観た映画  (劇場)

沖縄が舞台。そうでなかったら観に行かなかったかもしれない。でも、観て良かった。

高校生バンドの一人がひき逃げ事故で亡くなる。犯人は米軍兵が疑われるが、捜査は遅々として進まない。被害者の妹が兄に代わってバンド入りする。彼女は密かに兄の作詞作曲作品を全曲聴いていただけでなく、ギターも習得していたのだ。

少年少女たちは、生前の被害者と心の交流があった駐留軍人の娘との交流を継続する。フェンス(国境)を挟んだ交流。

沖縄の理不尽さ、学校というものの理不尽さに、少年少女たちの歌声が、音楽が立ち向かう。現実は厳しく立ちはだかり、物理的、政治的現状変えられなくとも、少なくとも音楽は、高校生たちや駐留軍兵士の娘に伝わり、心においてはスクッと現状を容易く乗り越える。

ありがちな青春映画ではあるが、沖縄の現状と生活をベースに描いた点で、大いに観る人の関心を誘い込み、存在意義を持つ。

とても良い作品であり、別掲の「さよなら くちびる」とともに大いに推薦したい。

https://www.youtube.com/watch?v=HCUs4MVhVXE

http://www.chiikoi.com/

https://www.youtube.com/watch?v=NWMlFj0PPtQ

 

 

 

新聞記者  (劇場)

昨日28日から公開されている映画「新聞記者」を観た。原作は、首相官邸とケンカ中でもある東京新聞の気骨ある記者 望月衣塑子さん。

シム・ウンギョンさん演じる女性新聞記者が、文科省ではなく、内閣府が主導する新大学設立に関する疑惑に挑む。その中で、松坂桃李さん演じる内閣情報調査室の若手官僚(外務省から出向中という設定)との連携も生じる。見応え十分な社会派ドラマ。

硬派な作品ながら、前評判が高いらしく、私が観た劇場は7割くらいが中高年で埋まっていた。

なお、ラストシーンはいろいろな想像ができるような、ボカした設定としたのはいかにも映画的だが、私はその点は不満。もっとキッパリ松坂桃李演じる官僚の生き様を示して欲しかった。彼が最終的にどういう判断したか、という内容は、敢えて問わないので。

https://www.youtube.com/watch?v=Mtn5pEGEC0w

 

 

 

天気の子 (劇場)

ピュアな青春恋愛物語。「君の名は。」に比べて「こじんまり感」は否めないが、よくできた物語で好感が持てるし、若者の一途さという点で、「君の名は。」と共通する要素がある。

新宿、渋谷、池袋の様子が、店の実名等も含めてリアルにアニメ化されているのも面白い。

私たちは梅雨には雨を煩わしく思い、梅雨が明ければ暑さに閉口する。天気は人間が毎日直接的に関わる地球全体との、宇宙との接点でもあり、様々な天候の下で、個々の物語が進行している。

たとえ世界がどんなに過酷であっても、人柱(犠牲者)による安寧など拒否したい。世界の状況は、生きている者達の普段の行為行動でしか変えようはない。

もしかしたら、若者の真心こそ、世界を大きく変えるに一番値するものなのかもしれない。

https://www.youtube.com/watch?v=VGksHFs04Rc

https://tenkinoko.com/

 

 

アルキメデスの大戦  (劇場)

冒頭の大和撃沈のシーンは「男たちの大和YAMATO」に劣らず、臨場感あるシーン。そこに限らず全編を通じて見応え十分。強く推薦したい。ただし実話ではない。天才数学者の櫂直(かいただし。実在しない)を演じる菅田将暉さんが巧いし、田中中尉役の柄本佑さんとのコンビでのやりとりも面白いが、何と言っても終わり近く、戦艦大和製造に関わる平山忠道造船中将(実際のモデルは平賀譲と想定される)役の名優 田中泯さんとの、設計図とその弱点に関するやりとりの場面が見物だ。そして時代の荒波に対して、結局、櫂直少佐と山本五十六はどう転じていくかも見物。

その山本五十六役を穏やかな新イメージで演じた舘ひろしさんも、最終的に軍人の二面性をも演じていて巧かった。

なお、ベテラン出演者が揃って菅田将暉さんを絶賛しているキャスト一覧のURLも下記に掲示しましたが、要旨は以下のとおりです。

・・・・・・・・・・・・・

・舘ひろしさんのコメント「菅田将暉くんは、数学的な長いセリフを機関銃のような勢いで話し、かつ、黒板に数式を書きながらそれをやってのけ、圧巻でした!撮影のカットがかかった瞬間、思わず拍手してしまった程です」

・橋爪功さんのコメント「菅田将暉くんにはビックリしました。数式や図式をスラスラと書きながら、セリフもテンポよく演じる、凄い才能です。若さってすごいね」

・國村隼さんのコメント「菅田くんは数学者の作られた難解な数式を間違えることなく、黒板に書きながら芝居をしていて、不思議なものを見ている感覚でした。感心してしまいました」

・小林克也さんのコメント「最近は「半端ない」とか、いろいろな言葉がありますが、菅田将暉くんの芝居はまさにそれでした。「凄いもんを見せてもらった」と思っています」

https://www.youtube.com/watch?v=jGhRxsYaYvM

「アルキメデスの大戦」キャスト一覧

https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=7479

https://archimedes-movie.jp/

 

SUNNY 強い気持ち・強い愛 (DVD

とても良かった。良い映画。

 

見えない目撃者  (劇場)

吉岡里帆ファンは必見だが、怖い映画。気持ち悪い映像もあり、なぜR-15+指定なのか観て解った。

警察官の卵としての冒頭の射撃訓練シーンと、映画のラスト近くでのシーンが繋がっていたのは良い設定だった。

https://eiga.com/movie/91174/

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