2017年10月11日 (水)

この半年で観た映画その23

2017年8月22日 (火)

NHKオンデマンド利用料金徴収方法~自動更新という悪質さ

NHKオンデマンド利用料金徴収方法~自動更新という悪質さ
 ~あまりにも悪質なのでシェア拡散を希望します~
7月は一度も利用していない、と意識的に覚えていた。
これまで毎月のように(実際毎月だったのだが)見放題料金の1,944円が利用料としてカード会社から請求書(引落し予定明細)が来るので、ヘンだな?と思いつつも「1回は何か見たか(も?)~」とウロ覚え状態が続いていたので、7月は意識して記憶していた。

ところが今日やはり同額の請求明細が届いたので驚き、NHKオンデマンドコールセンター(0570-08-3333)に問い合わせ、「これはカード会社に問い合わせたほうがいいですか?」と一応問うと、当該センターでよいとのことで説明を受けて愕然とした。

NHKオンデマンドはそれほど多くは利用していない。
リアルや録画含めて見逃した見たかった番組で、再放送が無いものや(結構多い)、あってもそれも見逃した場合に限るので、せいぜい年に3回とか多くても5回位と想う(その年にもよるが)。

利用された方はご存知だが、利用方法は2つあり、そのときだけ1作の料金(単品)108円で見るか、2週間見放題972円を選ぶ。私は単品のときもあったが、以前確かに見放題を選択しこともあった。
しかし、普通、常識的には見放題を選択しても、2週間後は観れないのだから、その時点でそれに関する料金発生(契約)は終了と誰しも思うはずだ。

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ところが、なんと、見放題は期間終了前に「解約」しないと、自動更新されるというのだ。しかも、私の場合、通常の見逃し番組の視聴ができる「見逃し見放題パック」972円と、過去の名作が見られる「特選見放題パック」の2つ申し込んだままになっていて計1,944円が毎月徴収されて来たわけだ。

さっそく解約するためマイページにログインして確認すると前者は2014年8月21日から、後者は2015年5月6日から「入会(した覚えは無い)」になっていたことになるから、8ヶ月間は972円を毎月払いっ放し後、2年以上毎月1,944円を払いっ放しで来たわけだ。
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家賃等、民事の契約では「自動更新(延長)」はむろん有るし、会計監査人の選任など会社法絡みでも有るが、いくらなんでも個々のTV番組においてそれを適用するなど、悪質極まりない。

これでは、映画館が「観ようと観まいと月額1,944円を支払ってください」と言っている様なもので、そんな映画館は通常あり得ない(会員制等の特別なシステムがある映画館~そんな映画館があるかどうかは知らないが~を除く)。

控え目に言っても「非常に不親切」「不親切極まりない」としか言い様が無い。
しかしこれを弁護士に相談しても、「オンデマンドの規約を読まなかったあなたの落ち度」と言われるだけだし、確かにそのとおりだから、ブログ等、SNSで発信し、新聞投書もしてみることにする。

おんな城主 直虎~衝撃的だった小野政次の最期シーン

小野政次の最期~家の存続と幼少期の友情を掛け合わせた
出色の脚本

それにしても
20日放送の大河ドラマ「おんな城主 直虎」の小野政次の
最期のシーンは衝撃的だった。
ヒロイン=柴咲コウさんが、あのように「心を鬼にして」
ある種の「恨まれ役」を演じるのは大河史上初めてではないか?

それだけに、よく書けた脚本だと思う。

同番組の応援FBサイトへは多くの人も衝撃として
書きこんでいる。

Aさん「風林火山の勘助討死以来、泣いた」。

Bさん「泣いたと言うより、大河ドラマ史上初めて驚きの
  あまり「フリーズ」しました。家族一同。
  皆しばらく喋れませんでした」。

Cさん「直虎の本当の気持ちが可愛そう過ぎて、
  再放送が観られません」。

Dさん「大河で直虎をやってなければ、但馬(小野政次)の
  事を知ることもなかったろう」。

Eさん「今回、高橋一生さんによって、政次が再評価され、
    光を当てられたのは、良かったと思います」等々。

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井伊家の家老だった小野親子には確かに昔から
「奸臣(邪悪な、悪だくみをする)家来」という説があった。
以下、カッコ内はNHK大河ドラマ「おんな城主直虎」で
演じた俳優名とするが、父、小野政直(吹越満)は、
井伊直虎(柴咲コウ。幼少名は おとわ)の伯父で、
直虎のいいなづけ(許嫁)井伊直親(三浦春馬。幼少名は
亀乃丞)の父=井伊直満(宇梶剛士)を「今川に売った」
 =今川家からの離反の動きを密告した
(結果、直満は処刑された)のは史実とされるし、

小野政直(吹越満)がドラマの中のセリフで、息子である
小野政次(道好とも呼ばれる。高橋一生。幼少名は鶴丸)に、
「おまえも、いつか俺と同じことをする」と言ったように、
井伊直親(三浦春馬)が徳川に接触した事を今川に伝えた
結果、直親が謀殺されたとも伝えられる。

もっとも、この点に関して今回の大河ドラマでは、
直親の殺害はあくまでも今川家の謀(はかり事)であり、
駿府に来ていた政次は井伊家以上に(以前に)
今川家に忠義であることを示さざるを得なかった、
として描いていた。

このように「おんな城主直虎」の原作と脚本は、
政次は「奸臣」なようでいて、それを外部に装うことで
井伊家を守ったという、近年では有力となっている説に
立っている。
それを見抜いたかのように、徳川の今川家討伐出陣に
際して、井伊谷三人衆の一人、近藤家用(橋本じゅん)が
謀って井伊家に入り込み、政次を処刑した、というのも
史実とされているが、この「処刑」の部分に、
予想も付かない変化球を加えたのが、20日放送だった。
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「今川のために徳川(近藤)に仕掛けたのは自分であり、
 井伊家は関係ない」として逃げず、
  「俺はこのために生きてきた」とする政次の言葉を
 受け止めた直虎が、自身で政次を成敗するという挙を
 演じた。
 「家の存亡と友情という2つの面からの究極の大芝居」だ。

しかもドラマでは、直虎が政次を奸臣ではないと信じたのは
比較的最近であり、直前まで、幼馴染にも関わらず、
直親(亀)の死に対する複雑な思いが常に底辺に在るように
進行して伏線を敷いて来ていた。

だから、あの「処刑」のシーンは「直虎による直親(亀)のための
仇討ち(敵討ち)」とも取れないこともない要素を
感じさせながらも、しかし、そうではなく、
事前に政次が主君である直虎に「俺を信じろ、おとわ」と
幼少期の名で友達会話で告げたように、
「井伊家のために大芝居をするから、それに応えろ」
としたことに対する回答として、
「直虎が政次を自ら罰するシーン」を演じることとする
脚本が書かれ、演出され、視聴者を驚愕させたのだった。
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大河ドラマは小学生以来、50年近く観てきたが、
先述のとおり、ある人が同番組応援サイト(FB)に
「大河史上、初めてフリーズした(固まった)」と
書いたように、これほどの残酷なまでの意外性を
ヒロイン(女性)に求めたのは、
ほとんど記憶にないくらい衝撃的なシーンだった。
森下佳子氏による出色の脚本の成果だ。

2017年8月17日 (木)

再度 映画「君の名は」の魅力について考える

映画「シン・ゴジラ」は劇場で2回、レンタルDVDでも1回観た。
昨年のアニメ「君の名は」は劇場で1回観ただけだったので、
最後の「混乱」をもう一度確かめ整理したかったので、
最近DVD化されレンタルもされたので、さっそく観た。

「時空を越える」いわゆるタイムスリップものは洋画邦画を
問わずたくさんあり、特に邦画ではウンザリするほどある。
「人の入れ替わり」モノも複数ある。
「君の名は」はその2つを取り入れているが陳腐な作品とは
なっていない、独特の不思議な魅力がある。

最初は、呑気な「入れ替わり」のファンタジーだけの印象で
開始し、しかしほどなく、シリアスな、ある悲劇に関した内容
だと解り、まずここで驚く。
ティアマト彗星の到来と落下した荒廃のシーンは、
否が応でも「3.11」を連想させる。

タキ君(立花瀧)と、みつは(宮水三葉)の交信は途絶える。

ネタバレを承知で書けば、ここから、糸守町では
地理的物理的な損害だけでなく、住民の500人以上の生命に
関する悲劇が生じたという「事実」で物語りは進行する。
それはほとんど終わり近くまで続くのだが、
最後の10分前に「大ドンデン返し」が来る。

それは「良かった」と思える大逆転ではあるが、では、
それまでの事、例えばあの「名簿(死亡者リスト)」は
何だったのか?「あれも夢だったのか?」と、
観客には混乱が生じることになる。
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この物語の大きな特徴は、この時間軸のズレだけでなく、
起きた事と起きなかった事のズレ、いわば
「夢と現実の境目をボカす」点にある。
どこまでが現実でどこまでが「夢」だったのか?
そのボカシによる物語りの進行はユニークだ。

映画「ぼくは明日、昨日の君とデートする」も類似した
霍乱手法を用いているが、あの作品はあくまでも
個人対個人の範囲で、社会(悲劇)現象までは
落とし込んでいない。

タキ君がみつはをはじめ、あの町を救いたかったと
思っても、映画「僕だけがいない街」のように、
時空を遡って、過去を変えるべく1つ1つの事件を解消して
いったわけでもない。

TBS「仁-JIN」のように、過去を変えてしまうことで、
さっきまでいたはずの現実社会での幸福がう失われて
しまうかもしれない、という不安と葛藤するわけでもない。

しかしもちろん、最終的には「夢の中で」タキ君は
糸守町を守るべく奔走する。
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あの大ドンデン返しは、悲劇に対して「こうあって欲しかった」
という希望としての逆転物語と言ってもよいかもしれないが、
1つの事象だけでなく、人間の普遍的な思いと常に係わって
いる点が良い。

「結び」は糸、人、時間の流れを表し、すなわち、ねじれ、
からまり、ときに戻り、途切れ、また繋がる、
という祖母の言葉や、
水は体内に入り魂と係わるという言葉。
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「ずっと何かを探しているように想う。それは「誰」なのか
 「何」なのか、「単に就職先」なのかは解らないが」。
でも、
「大事な人、忘れたくない(なかった)人、忘れちゃダメな人」
が必ずどこかにいるはずだ、記憶は曖昧だけれども。

この曖昧化していく大事な記憶という設定は「仁-JIN」での
綾瀬はるかが「先生(という人がいたはずだ、という人)」に
手紙を書くシーンをも連想させる。似た設定ではある。
それでも、この映画においても、人間の普遍的な「出会い」
の不思議さと大切さを基盤としている点こそが、この作品が
単なるありがちな「不思議なタイムスリップ&入れ替わりモノ」
の陳腐さを払拭し排除し、新たな希望の物語としている点が良い。

ラストの階段シーン。
大人になったタキとみつはが「君の名は?」ではなく
「君の名前は?」としっかりとした丁寧な言葉で交わす点も
何気だが良い。
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奥寺先輩が良い。
音楽も、みつは(実はタキ君)が祖母を背負い、
山上にある宮水神社の御神体まで歩いていくシーンで
流れるチェロのソロの旋律が美しい。

RADWIMPSによる音楽も良い。
冒頭で流れる「夢灯籠」、主人公の2人が
「入れ替わっている?!」と叫ぶ際の「前前前世」、
火口での再開シーンで流れる「スパークル」、
ラストシーンとエンディングで流れる「なんでもないや」、
それぞれがこの作品のために創られただけに、
作品の性格によく合っていると思う。

黄昏=誰そ彼(たそがれ)=彼は誰(かわたれどき)も
作品中、不思議な力が湧く際の1つのキーワードでもある。
不思議な魅力を持った映画作品である。

https://www.youtube.com/watch?v=3KR8_igDs1Y
https://www.youtube.com/watch?v=k4xGqY5IDBE

2017年6月 8日 (木)

映画 八重子のハミング

山口県萩市を舞台に、教師夫妻の夫が転移するガンと闘病
する中、妻に若年性アルツハイマーが襲う。
しだいに深刻化する様のリアリティーは観客を苦しめるほどだ。

極力音楽を使わない中、美しい萩周辺の生活の中で、
介護する夫と介護を受ける妻には、長女夫婦と孫(小学校での
授業参観における作文朗読シーンは泣かせるシーンだ)、
かつての教え子たち、あるいは旅行先の旅館の女将などの
優しさが寄せられる。

悪化してからのアルツハイマーを知ってもらうための講演には
妻を同行させたという逸話は衝撃で、「見世物」と悪口を
言われようと敢えてそうしたとするシーンは劇中、
最も印象的なシーンでもある。
葬儀にはたくさんの参列者がならび、女先生のかつての人気と
信頼、介護してきた夫=男先生への慰労の表れでもある。

アルツハイマーが進行してくという難しい役を素晴らしく
演じたのは、高橋洋子さん。
私より少しお姉さんの世代だが、デビューしたころの
ロングヘアの知的美人のころからもちろん知っているが、
あの高橋洋子さんとは全く想像も連想もできないほど
別人なほどに、正気を失っていく病魔に苦しんでいく姿を
演じていて見事。
これぞ俳優の、女優の、プロフェッショナルな演技だ。

量的には少ないながら、
音楽を担当した穴見めぐみさんの音楽は控え目で美しく、
特に長男夫婦が台所でビールを交わすシーンで流れる
ヴァイオリン(とピアノ)の曲は繊細で非常に美しかった。

佐々部 清監督によるこの作品は、アルツハイマーの
恐ろしさと、夫婦愛、家族案、友人、近隣、教え子などの
思いを、温かな雰囲気で誠実に演じた俳優陣の演技に
支えられた良質な映画だと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=Y8I_Epx8t3Q

2017年6月 7日 (水)

映画 聲の形

昨年は「シン・ゴジラ」だけでなく、「君の名は」、
「この世界の片隅に」など、良質なアニメのヒット年でも
あったが、この「聲の形」も名作だ。

劇場で観れなかったが最近レンタルDVD化されたので
さっそく観た。

小学6年生のクラスに、聾唖=先天性の聴覚障害を持つ少女
西宮硝子が転校してくる。
最初は好意的に接していたクラスメートたちだったが、
しだいに彼女に対するイジメがエスカレートしていく。

会話帳でもあるノートにイタズラ書きされたり、
「5ヶ月間に補聴器が8個紛失または故障」されたり。

イジメを強くクラス内に詰問したこともあった担任は、
ある日クラスに静かに告げる。
 「西宮さんは転校しました」

イジメの主役だった男子 石田は、張本人として
周囲から逆に避けられ、イジメは彼に向かう。

そしてその少年少女達は高校生になる。
高校生になった石田少年は悔恨の情から手話を習う中で、
西宮硝子と再会することからドラマが動く。

2人を中心に、かつてのクラスメートたちや、
石田が高校でできた友人 永束(彼の存在が面白い)
たちや、硝子の妹らとの間に生じる友情や葛藤等が
繊細なタッチで描かれ、石田と硝子の間には、
しだいに強い信頼関係が生まれていく
 (恋と言ってもよいけれど)。
深刻な内容だが、最後は救われる思いがする。

障害者への偏見や差別侮蔑意識、学校におけるイジメ、
弱者へのイジメ、理不尽な状況にある人への偏見や
侮蔑感情やイジメ等々、いろいろなことに
思い巡らされるし、何より観て以来、しばらくの間、
西宮硝子のことを考えるようになるほどインパクトは強い。
ぜひ一度ご覧になることをお薦めしたい作品。
https://www.youtube.com/watch?v=Klp3kzCM-OA

2017年4月18日 (火)

この半年で観た映画その22

昨年の10月6日に、この半年で観た映画 その21として、
2014年4月~2016年9月に劇場やDVDで観た映画の
感想を書いたのに続き、
それ以降=2016年10月~2017年3月に観た映画の感想を
シリーズの22として感想を記したい。

なお、これまで同様、既に単独でブログに書いたものは
「○月○日のブログに記載のとおり」、とだけにしたい。

 続きは後日書きます。

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 THE BEATLES~EIGHT DAYS A WEEK
  ~THE TOURING YEARS (劇場)
 10月14日付けのブログに記載のとおり


 何者 (劇場)
まあまあ。就活の大変さは解ったけれど。
最後に友情(人間心理)の関わるある種のドンデン返しが
描かれる。


 無伴奏 (DVD)
1969年に懸命に生きていた若者たちを今に時代から
見ると、ひどく真面目でひどく純粋でひどく不器用で
ひどく性急で、いい加減でひどく不純でひどく悠長で、
そしてひどく退屈だ。


 あやしい彼女 (DVD)
終わり近くは結構ジーンとした。
多部未華子さんの歌は、ラストのライブステージでの歌が
一番良かった。


 リップヴァンウィンクルの花嫁 (DVD)
これは名作。実は3時間を要する長い作品。ヒロインの、
こういう騙されやすい女性はいる。しかし、作品はむしろ
彼女の弱点ではなく、出会った女性との友情という意外な
展開となる。
縁もゆかりも無い人との出会いと繋がりが誰にでも、
どこにでもあり、それこそが社会でもある。
どういう人と人間関係ができるかは、誰にも当初判らない。
それでも深まった密接となった人の関係性こそが、
生きている証ともなる。心の支えにもなる。
一見ホワッとした、頼りない、心もとないヒロインと、
怪しい男性とが織りなす物語の進行は、
ユニークなテイストと色合いがあって、悲しさと意外なほどの
斬新な面白さがある。


 マネーモンスター (DVD)
相場を裏で操る人間に対する復讐を、
巻き込まれたTVキャスターが「共犯」していく、という
ユニークな展開。 「WRONG」と言わせるために。


 ボーダーライン (DVD)
そこそこよくできた復讐劇。


 エンド・オブ キングダム (DVD)
大胆な設定と展開。ロンドンでの大規模なテロ。
しかし、真の標的はアメリカ合衆国大統領だった。
欧米対イスラム系テロ組織の大規模な戦いを徹底的なまでに
スリリングにシビアに描いた。文句なく面白い。
なぜこの作品が話題にならなかったのか?
あまりにも大胆な設定だからかもしれないが。
http://end-of-kingdom.com/


 砂上の法廷 (DVD)
原題は「The Whole Truth」。
最後に大ドンデン返しが待っている。
確かに法廷では「誰もが」ウソをつく。面白い。
凄く面白い設定と展開。


 インデペンデンス・デイ リサージェンス (DVD)
エンタ性としては楽しめるが、展開に一貫性が無い感じ。


 オケ老人 (劇場)
11月24日のブログに記載のとおり

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 I AM A HERO アイ アム ア ヒーロー (DVD)
面白かった。私はホラー系は嫌いだが、
これはグロテスクで気持ち悪いが楽しめた


 この世界の片隅に (劇場)
12月5日のブログに記載のとおり


 君の名は (劇場)
12月17日のブログに記載のとおり


 植物図鑑 運命の恋、ひろいました (DVD)
オーソドックスな純愛物語で、高畑充希ファンは必見だが、
そうでない場合はどうだろう 、と思わなくはないが。
彼が突然いなくなった後、高畑さんが自転車で
広い坂道を降りて来るシーンが良い。
全体的に高畑さんの表情の変化が素敵だ。
やはり良い女優だと思う。


 ちはやふる (DVD)
正月だからではなく偶然だが、昨年劇場で観れなかった
「ちはやふる」の全編(上の句)後編(下の句)を
DVDで観た。とても良かった。
いわゆるスポ根ではなく、和歌、小倉百人一首に基づく
「競技かるた」という伝統文化において、
広瀬すずさんら若者たちの若さが「かるた」ともに
ハジケ飛ぶようなチーム対戦がとても面白い。
前編後編上映という長い作品だが、
まだまだ続編を観たくなる素敵な映画だ。


 ぼくは明日、昨日のきみとデートする (劇場)
過去と現在を行き来する(時空を飛び越える)作品は多々あり、
特に邦画はここ20年くらいのトレンドというより
「ワンパターン」と言えるほど、ウンザリするほど
たくさんある。この作品もその一種ではあるが、
これまでと違って、2人の進む時間が真逆で、
ある時点ごとにシンクロするとした点は斬新。
状況を知ってからも、物語が進行する中でも
頭の中で整理するのに戸惑い混乱するほどで、
そういう意味ではユニークだし、切ないストーリー
となっている。
https://www.youtube.com/watch?v=nqzjv3TWvA0
http://www.bokuasu-movie.com/

 日本で一番悪い奴ら (DVD)
綾野 剛主演の映画は、常に彼個人の強いパワーを感じる。
これもその映画。近年、最も見応えのだる俳優の1人だ。
面白かった。


 葛城事件 (DVD)
主演三浦友和さんの代表作の1つになるだろう。
内容自体はノーコメントだが。


 世界から猫が消えたなら (DVD)
なかなか良い物語だった。かけがえのない存在と別れ。
両親、彼女、映画好きの親友。
「猫」は物語の中で実在であると同時に、
タイトルとして大事な存在の象徴でもある。
「何かいい物語があって、それを語る相手がいる。
 それだけで人生は捨てたもんじゃない」
  by 海の上のピアニスト
http://www.sekaneko.com/
https://www.youtube.com/watch?v=BPa0DLEy5cY
https://www.youtube.com/watch?v=Q8wcdU6KYKI

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 ミラノ・スカラ座~魅惑の神殿 (劇場)
とても興味深かった。欧米の有名オペラハウスと異なり、
首都ではないミラノにて完成したのは1778年。
以後240年近い歴史を持つオペラの殿堂。
フレーニ、コッソット、ヌッチ、ドミンゴらの名歌手や
元総裁(支配人)、演出家等インタビューを受ける関係者が
その魅力、輝かしい特別な歴史を誇らしげに語るのは
当然だ。
2012年から音楽監督を務めるバレンボイムは
「この歌劇場はまるで生きているようだ。
 壁はマリア・カラスのことなどを語りかけて来るようだし、
 それに苦しむ若い歌手もいる」と語る。
フレーニがデビュー間もないころ、カラヤンの指揮でミミを
歌った際、カラヤンは涙ながらに
「僕が泣いたのは母が死んだとき以来です」と
フレーニに伝えた、いうエピソードもフレーニ自身が語る。

第二次世界大戦で爆撃を受け、崩壊した白黒写真は
初めて見たが、ミラノの市民は戦後すぐに再建を強く希望し、
わずか約1年ほどの後の1946年5月11日再建記念公演
ではアメリカ在住のトスカニーニを呼び戻して開催され、
そのときの思い出をテバルディが語った。
ヴェルディの国葬での古い映像も初めて見た。
トスカニーニは客席で婦人が着帽するのを禁じ、
アンコールも禁じる等で、華やかな歌手陣だけでなく、
指揮者が公演を仕切るスタイルを確立したが、
プッチーニの没後、トスカニーニが「トゥーランドット」を
初演した際、「プッチーニはここまで書いて亡くなりました」と
客席に振りかえり報告すると大きな拍手が起きたことは
スカラ座ならではの話として伝えられた。

「スカラ座ならでは」で言えば、聴衆が上演後、
劇場の近くの酒場で歌手や演出に対する容赦ない語り合いを
交える場面や、記念碑的と言われる1950年のカラス主演、
ジュリーニ指揮による「椿姫」でも、ヴィスコンティによる
演出については酷評が多かったことが紹介され、
あるいは、ステファノが歌う最後の「ラ・ボエーム」公演では
彼は第1幕は悲惨なデキで、聴衆は無反応だったが、
第3幕での歌唱では盛大な歓声と拍手が起きたことを
レオ・ヌッチが「これぞスカラ座」として感慨深く伝えていた。

あるいはカヴァイバンスカは
「劇場の外では革命思想の若者から卵を5回くらい
 投げつけられたわ」と笑い、イタリアの社会状況にも
触れた。

シーズン開幕初日という毎年の12月7日を迎える慌ただしい
状況が終り近くで描かれるが興味深い。
冒頭やその12月7日を含めてスタッフらの仕事ぶりも
丁寧に伝えられ、オケのトロンボーン奏者なども
クローズアップされる。

上演シーンやリハのシーンももちろん多々出て来る。
古くは1952年のアイーダや、
最近では2012年のバレンボイム指揮によるヴェルディの
「レクイエム」の本番演奏、
2014年の「フィデリオ」のリハ。また、
2006年の「オテロ」でのドミンゴ、
2007年アバドによる「ローエングリン」、
同年バレンボイムによる「トリスタンとイゾルデ」、
1981年来日公演時でのカルロス・クライバーや
ドミンゴ等々。
2007年のレオ・ヌッチのリサイタルシーンも素晴らしい。

バレエでも往年のエトワールがヌレエフが来演した際に
5日間の指導を受け、最後に
「腹を据えるということがどういうことか解っただろう」
と語ったことも紹介される。

エンディングでは歴史的な公演ポスターも字幕とともに
紹介されるが、イタリア人指揮者だけでなく、
フルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、サヴァリッシュら
ドイツ系の名指揮者やバーンスタインの名もあった。
それに先立ちフルトヴェングラー、ミトロプーロス、
あるいはバーンスタインとジュリーニが談笑する写真等も
映し出された。

とても1回だけでは観足りない、今後も何度でも観たい
ドキュメンタリー映画だ。
数カ月後にはDVD化されるだろうから、
レンタルであれぜひお薦めしたい。
http://milanscala.com/


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 青空エール (DVD)
劇場で観なかったことを後悔したくらい予想外に良かった。
高校の吹奏楽部と野球部のそれぞれの部員を軸に展開するが、
特に吹奏楽部においては、映画「オケ老人」を観た人なら、
「梅響と梅フィル」の対比における「梅フィル」的な方向で
行く部と言えば、想像がつくだろう。
しかし、そこに、土屋太鳳さん演じるヒロイン女子高生が、
技術的には落ちこぼれでも、彼女のピュアな心と愚直な歩みが、
やがて最終的には、あのとき「梅響」にしかなかった
「心通うところからの統合力」をもたらすことになる。
「音楽を人に届ける」とは何か?
音楽は人を励まし勇気づけられるか?
なぜ人は音楽をするのか?
そうしたことをあらためて感じさせてくれる素敵な
青春ストーリーだった。
純粋で愚直なまでに人想いで一途な心の持ち主を演じた
土屋太鳳さんは、彼女以外にこの役は想いつかないほど
役に合っていた。
杉山先生を演じた上野樹里さんの指揮ぶりも
なかなか良かった。
http://aozorayell-movie.jp/

 以上です。

2017年4月16日 (日)

おんな城主 直虎~表面的でない良さ

有名な武将でもなく、配役陣も必ずしも有名衆ばかり揃ている
わけでもない新大河は脚本が良い。
子役の新井美羽ちゃんロスがあっても、
直親役の爽やか笑顔の三浦春馬さんロスがっても、
物語の良さで毎回魅せられる。

9日放送の農民と苗の関係、「清風拭明月 明月拭清風」
 (月と風はいさかい合うのでなく互いに助け合う)の話と
柴咲コウさんの演技の良さに続き、
16日放送では、駿府に向かう道中に襲撃された際、
助けたのは文句ばかり言ってた(実は腕の立つ)家臣
中野直之(矢本悠馬さん)。

加えて直虎はその襲撃に脅えて後見役を諦めたかと思いきや、
一計を案じて駿府に乗り込んだ。
そこでも農民らの覚えたての字が連なる嘆願状により、
寿桂尼(浅丘ルリ子さん)から井伊家の直政の後見役が
認められた。

直虎への嫉妬心からの情緒不安な しの(貫地谷しほりさん)と
対照的な、夫が桶狭間で死んでいるにもかかわらず
聡明な妹なつ(山口紗弥加さん)が、
「政次殿が(幼い直政の)後見にこだわるのは
 井伊を守るためでは?」との言及が「なるほど、
さもありなん」と想え、小野政次(高橋一生さん)の
裏切りを暗に否定する示唆としてナイスなタイミングとして
設定されていた。

また、毎回のように要所々々で知恵袋として大きな役割を
演じる南渓和尚(小林薫さん)が1つのキーポイントでもある
という設定も面白い。
その寺での兄弟子、傑山(市原隼人さん)の男前な感じも
なかなか良い。

2017年4月 9日 (日)

おんな城主 直虎 3題

直虎3題~その1
2月の大学オーケストラ同期会の二次会で、おとわ
 (直虎の幼少時代)役の新井美羽ちゃんが
 「亀が可哀そうじゃ」と大泣きしたシーンで、
 「思わずもらい泣きした」と言うと、フルートのむっちゃんが
 「私も泣きました」と応じてくれたのは、とても嬉しいかった。

直虎3題~その2
「おんな城主 直虎」を応援するサイト(FBのページ)があり、
多くが書き込み、私も時折り応じたりしているが、先日、
ある人が、「ケンカを売ることになるけど、柴咲コウさんは
直虎にふさわしくない」と書いてきた。

何人かは真面目に応じていたが、私は最初、
 「柴咲さんが上手いとかヘタとか関係ないです。
  ファンなので」とジャブを出した後、
少し真面目にキツメにこう書いた。

「基本的なことですが、このサイトは「直虎応援サイト」
 ですよね? そこにおいて主役である柴咲コウさんが
 相応しくないとか言うと全否定になって、
 どうにも進行できません。
 言論の自由はもちろんあるので、こうした投稿は
 自身のウォールかブログ等に書くべき内容であって、
 このサイトには相応しくありません。
 このような不愉快でバカげた投稿はサッサと削除して
 欲しいですね。削除すべき投稿です」

・・・~とまあ、文中にあるように、いろいろな意見があって
当然なので、批判はぜんぜんOKですが、それは自分の
ブログ等で表明すべき事であって、さすがに応援サイトに
投げ込んだら、反発は必至でしょう。
批判を投じる場所を間違えると、ちょっとザワツキますね。
なお、その書き込みは、投稿者かサイト運営者の判断か
いずれかは判らないが、その後削除されていたました。

直虎3題
大河ドラマの毎回エンディングでの五嶋みどりさんの演奏
大河「真田丸」の服部隆之氏によるテーマ曲は
ヴァイオリン協奏曲というスタイルからインパクトがあったが、
曲全体のデキの点では、むしろ菅野よう子氏作曲の
「おんな城主 直虎」のテーマのほうがよくできていると思う。

ただ、私は「花は咲く」はエイドソングとしての面を
考えない場合、あまり良い曲とは想っていないので、
今回の新大河での音楽担当と聞いて、
さほど期待していなかったのだが、テーマ曲だけでなく、
番組恒例の毎回エンディングで地元の所縁の場所等が
紹介されるコーナーで流れる、五嶋みどりさんの演奏
による菅野さんの小曲が、これまた良いのだ。
バッハふうだったり、ドビュッシー風だったりで、
なかなか清々しくて素敵だ。

2017年1月16日 (月)

2つの三角関係~「おんな城主 直虎」と新番組「A LIFE」

大河ドラマはまだ子役たちの時代。
おとわ(直虎)役の新井美羽ちゃんの上手さに舌を巻く。
亀之丞役の藤本哉汰君、ワルな親父を持つ鶴丸役の
小林颯君もいい。
おとわと亀、本当はおとわが好きだけど2人との友情を
大事しようとする鶴丸。

今回は「亀が可哀そうじゃ」と号泣するおとわに
思わずもらい泣きしそうになった。

TBSではキムタクと竹内結子主演の「A LIFE」がスタートした。
浅野忠信との三角関係は「過去のもの」という設定もあって、
未だ「大人しい」し、よってドロドロ感は出ていないが、
今後は当然違った展開になるだろう。

「直虎」でのおとわと亀之丞と鶴丸の純粋で清らかな
 美しい友情関係。
まだ控えめながら今後が楽しみな「A LIFE」の
いずれの「三角関係」の今後が楽しみだ。
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6227242

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