高校野球 甲子園大会が終わった
面白かった高校野球
清宮選手は確かにセンス抜群。まだ1年。今後も楽しみ。
全部見たわけではむろんないが、
今年の夏の甲子園大会は見応えあった。
「大会屈指」と言われた投手は1人だけでなく、
全体的に投手のレベルが高かったし、「屈指」でなくとも、
例えば、関東一高は同じチーム仲間にして実力伯仲の4人
の投手が登板という珍しいチームもあった。
出力も総じて高く、大量得点していてもアっと言う間に同点
という試合も1つだけではなかった。
東北初の悲願の優勝か?という点で仙台育英には
心情的には勝たせたかったが、
東海大相模の投打いずれも素晴らしく、
最後に勝利の女神がほほ笑んだ。
なお、仙台育英の佐藤世那投手のセナの命名は、
父がアイルトン・セナが好きだったことと、もう1人、
生まれたころTVでやっていた「ロングバケーション」で
キムタクが演じた瀬名から取った名という。
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試合後、両エースが笑顔で健闘を讃え合う野球が終わった。
白球が風に乗り、爽やかな青空とやわらかな白雲が
熱球を見守った甲子園が終わった。
来る夏までの時間を残して
たくさんのときめきとため息と涙と歓声を残して。
名残惜しむ夏の甲子園にたくさんの汗と足跡を残して
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100年目の高校野球
~京都府立 鳥羽高校の梅谷成悟主将の選手宣誓
「宣誓。1915年8月、第1回全国中等学校優勝野球大会が
始まりました。それから100年間、
高校野球は日本の歴史とともに歩んできました。
この100年、日本は激動と困難を乗り越えて
今日の平和を成し遂げました。
このような節目の年に、聖地甲子園で野球ができることを
誇りに思い、そして支えていただいたすべての方々に
感謝し、全力でプレーをします。
次の100年を担うものとして、
8月6日の意味を深く胸に刻み甲子園で躍動することを
誓います。
平成27年8月6日、選手代表、
京都府立鳥羽高等学校、梅谷成悟」
素晴らしい選手宣誓。亡き父にも捧ぐものだった。
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仙台育英高校 野球部主将 佐々木柊野 選手
「消防士になります」 ~決勝戦後、地元でのインタビュー~
「うちは母子家庭ですが、私学に行かせてもらって……
この甲子園を最後に野球はやめます。
卒業後は働いて母を楽にしたいです。
消防士になりたいと思っています」
佐々木柊野さんに幸多かれ!
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