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2023年1月14日 (土)

オーケストラ・ルゼル 第27回演奏会

オーケストラ・ルゼルの第27回演奏会を1月14日午後、ティアラこうとうで拝聴した。

初めて聴かせたいただいたオケだが、出向いた目的は1つ。シベリウスの交響曲第6番がプログラムにあったからだ。この素晴らしい曲をライヴで聴くのは初めて。

指揮は、スティーブン・孝之・シャレットさん。

オーケストラ・ルゼルは、2003年、電気通信大学管弦楽団等のOB・OGを中心に結成されたが、現在は広く門戸を開いており、出身大学等は様々とのこと。

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シベリウスの交響曲第6番

どのパートも安定感があり、素敵なアンサンブル。申し分ない演奏で、この素晴らしい曲を堪能させていただいた。

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休憩後の後半は、

ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」

第4楽章が特に良かったが、第2楽章が、もっと高い完成度、精度を求めたいと感じた。

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コンサートマスターの衣装について

この演奏会で、演奏以外の点で、とても驚き、アンケートにクレームを書かせていただいたことがあった。

後半で、コンマスが2人体制と判ったのだが、1曲目では女性、コンサートミストレスが登場し、このときは、コンマスは、この人だけだと思った。

他の団員は、男女を問わず黒色で、女性は肌の露出などの無い衣装だったにもかかわらず、コンミスは。黒には近いながら、深緑のような色であるだけでなく、両肩と背中の半分の肌を露出したワンピースの「ドレス」だったのだ。これではまるで、ソリストの衣装なので、仰天した。こんなオケは、プロアマ問わず。見たことが無い。

アンケートには、「この人だけでなく、団としての品位が疑われるので、止めたほうが良いです」と書いた。

このシベリウスの演奏のとき、ファースト・ヴァイオリンの第5プルトの表で、動作がとても大きな~大き過ぎるくらいの、カッコイイと言えば格好良い~男性奏者がいた。「彼がコンマスなら良いのに」と内心思っていた。

そして、後半にコンマスとして登場したのが、その男性だった。

これ自体は納得なのだが、他の男性団員は、黒と言っても礼服ではなく、黒シャツで統一していたのに、コンマスだけは、白ワイシャツに黒礼服という、いわば、普通のコンサート衣装だった。ただし、黒色の蝶ネクタイではなく、白いネクタイだったと思う。

このことから、「2人のコンマスが、他の団員と違う衣装で演奏する」という決め事をしている~今回だけの事なのか、これまでも同じく慣例としているのかは知らないが~ことが分かった。

私はアンケートに、「そんな必要がありますか?他の団員と同じで良いですよね?」と書かせていただいた次第。

https://www.lezele.org/

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