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2022年8月12日 (金)

森谷真理さんの「4つの最後の歌」

大活躍中のソプラノ、森谷真理さんによる、R・シュトラウスの「4つの最後の歌」を8月10日午後、ミューザ川崎で聴いた。「フェスタサマーミューザ」の一環で、現田茂夫さん指揮、日本フィルハーモニー交響楽団の演奏。

1曲目の、バッハの管弦楽組曲第3番第2楽章の「アリア(エール)」に続く2曲目の演奏曲。

私が今年、彼女を聴くのは、はや6回目。年内に、あと3回は聴かせていただく予定。大変な活躍だ。

「4つの最後の歌」は、私は特別好きな曲というわけではないが、大好きだと言う人が多いのは知っているし、名曲には違いないのだろう。とりわけ、第4曲(終曲)「夕映えの中で」は素晴らしい。

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森谷さんもプログラムに掲載されたインタビュー記事で、「『4つの最後の歌』は大好きな作品で、これまでに2回、ピアノ伴奏で歌ったことがありますが、オーケストラ伴奏は初めてです。私はもともと、オーケストラが奏でる多彩な音色が大好きで、オペラと違い、演奏会では同じ舞台の上で演奏しますから、360度周りをオケの音色で包まれており、自分の体をとおして出てきた音が、その音色と交じり合っていく時に抱く一体感は、本当に喜ばしいものです」、と語っている。

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森谷さんの声は、先日の「イゾルデ」のときも書いたが、メゾがかった憂いのあるトーンと、高音での伸びやかで抜群の声量に特徴があるから、ワーグナー、ヴェルディ、そしてこのR・シュトラウスの作品は、総じて彼女の個性に合った曲が多いと思う。

この日も、全くそうで、低音域でのメゾ的な情感と、高音に上がったときの、スケール感ある響きが見事だったし、何よりも、ヘッセやアイヒェンドルフの詩を大事に、慈しむように歌われたことが印象的だった。

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休憩後の後半は、ブラームスの交響曲第1番だが、私は所用があったのと、この日の目的は、森谷さんの「4つの最後の歌」を聴くことにあったので、前半のみの拝聴で会場を後にした。

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