« 前橋汀子さんライブコンサート~文京シビック夜クラシック | トップページ | 新国立劇場~ブリテン 「夏の夜の夢」 »

2020年10月 7日 (水)

森谷真理さんリサイタル~王子ホール

10月7日夜、東京 銀座の王子ホールで、大活躍中のソプラノ歌手 森谷真理さんのリサイタルを聴いた。ピアノ伴奏は天才的名人の山田武彦さん。
本来は、4月25日に予定されていたリサイタルの延期公演。
会場は自由席というだけでなく、客席左右1席を空けないコンサートだったので、少し驚いた。1席を空けないコンサートは、ここ数ヶ月で私は初めて。森谷さんが、というより、王子ホールがいい根性している。客からすると、コロナがどうとかよりも、ここ数か月で、1席空けた快適なコンサートに慣れたので、窮屈感は否めない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
演目は下記のとおりだが、前半はブリテンの歌曲集「イリュミナシオン」を持ってくるという、現代曲を得意とする森谷さんらしい個性的な選曲。無調ではないが、ブリテンらしい個性的で近代的和声による歌曲で興味深かった。なお、ステージの上部にスクリーンで和訳の文字も映し出すという工夫がなされた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
後半の2曲目は、プログラムでの記載は、即興曲、「エディット・ピアフを讃えて」とだけの、素っ気ない記載だったが、実際は、山田武彦のピアノソロで、まず、左手だけで、シャンソン「バラ色の人生」を基にした即興曲を弾き、その流れのまま両手に変換して、プーランクの「エディット・ピアフを讃えて」を演奏した。
森谷さんは、ドビュッシー「抒情的散文」の3曲目の「花」や、マスネの「マノン」からの歌において、圧巻の高音声量を聴かせ、オペラの引っ張りだこの力量と貫禄を示した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アンコールに入る前に初トークが入ったが、ざっくばらんな人柄のようで面白かったし、常連のご婦人ファンがたくさん来場されていて、トークの間、笑い声が何度も起き、くつろいだ雰囲気のコンサートだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第1部
1.ブリテン『イリュミナシオン』
1. ファンファーレ 2. 大都会 3a.フレーズ 3b.アンティーク
4. 王権 5. マリーン 6. 間奏曲 7. 美しくあること
8. バラード 9. 出発
(休憩)
第2部
2.ドビュッシー:歌曲集「抒情的散文」より
1. 夢 2. 砂浜 3. 花 4. 夕暮れ
3.即興曲、プーランク「エディット・ピアフを讃えて」
4.マスネ「マノン」より
(1)「私が女王のように街を歩くと」(2)ガヴォット
5.グノー「ファウスト」より「宝石の歌」
アンコール
1.マスネ「タイス」より「美しいと言って」
2.サティ「ジュ・トゥ・ヴ」
https://marimoriya.com/event/20201007/

« 前橋汀子さんライブコンサート~文京シビック夜クラシック | トップページ | 新国立劇場~ブリテン 「夏の夜の夢」 »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック