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2019年11月 5日 (火)

映画 マチネの終わりに~恋と音楽は終わらない

男性ギタリストと女性ジャーナリストの恋。石田ゆり子さんはパリが似合う。フランス語のかなり長いセリフも立派だった。最新の週刊朝日のインタビューで「フランス語によるセリフは大変でした」と語っている。

物語は古典的な展開だが、ギターによる格調高い美しい音楽がたくさん聴けるのも嬉しい。

切ない物語だが、出会った事実と生じた奥底の本心の事実は偽れない。20年来の知人と恋愛感情が生じなくても、出会ったばかりの人と一生の恋愛が続くことは有り得る。

音楽との出会いがその人を大きく変えることが有り得るように、人との出会いにおいても当然に有り得る。それを運命と呼ぼうと呼ぶまいと。

あのマネージャーの行為には言葉もない。絶対やってはいけない行為だが、

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今日1回観ただけだが、今後また観るだろう。将来DVD化されてからもレンタルではなく購入して永く見続けていきたい映画だ。

石田ゆり子さんは私にとって一生の心の恋人だ。

 

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追記 1211

もう一度映画「マチネの終わりに」について

  ~相応しい運命的な異性

映画「マチネの終わりに」を結局3回観た。石田ゆり子さんが「ブラームス」、「バッハ」、はたまた「グレン・グールド」という名前を発すること自体、大きな喜びだし、火災になる前のノートルダム寺院が映るのも感慨深い。ロケ時にはまだ在ったのだ。

福山雅治さん演じる蒔野聡史がパリのレストランで強引なまでの告白をすると、石田ゆり子さん演じる小峰洋子は驚きと戸惑いの中、「私、結婚するの」と言うと、蒔野は「知っている。だから止めに来た」と応じる。洋子は婚約者は学生時代からの20年来の知り合いであることを言うと「僕と洋子さんは会ったのは2回目だけど」、として強い思いを続けて言う。すると洋子は言う。「私と蒔野さんは住む場所も違う、仕事も、これまで(の人生)も~。これから、いっしょに生活して子供を育てる生活が想像できる?」

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この時点では、小峰洋子も自分に相応しいのは20年前から知っている伊勢谷友介さん演じるリチャード新藤だと信じている。だが、物語内の現実としても、結局は離婚、という事に至る。

音楽を愛し、社会正義を胸に仕事するジャーナリスト小峰洋子に相応しいのは、煩悶しながらもギターを奏する音楽家 蒔野が相応しい。カネと出世にしか興味のないリチャードは洋子に相応しくない。これにしばらくして気づく洋子の心境の変化。そこに「予想外なまでの反則」でもって邪魔が入ることによりシリアスな展開となる。

しかし最後は~2人には高いハードルは存在するが~ホッとする素敵なシーンで終わるこの映画はとても素敵だ。

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