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2019年10月12日 (土)

この半年で観た映画 その27

今年の4月14日に、この半年で観た映画 その26として、

2018年10月~2019年3月に劇場やDVDで観た映画の

感想を書いたのに続き、それ以降の

2019年4月~2019年9月に観た映画の感想を

シリーズの27として感想を記したい。

なお、これまで同様、既に単独でブログに書いたものは

「○月○日のブログに記載のとおり」、とだけにしたい。

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孤狼の血 (DVD

こういう映画は嫌いだし、内容もコメントに値しない。

 

勝手にふるえてろ (DVD

物語的にはどうということもないが、松岡茉優さんの上手さが全開の映画。この女優さんは本当に良い、そうつくづく感じさせてくれる作品。ミュージカル仕立ての部分も面白かった。

http://furuetero-movie.com/

 

走れ!T校バスケット部 (DVD

こういう青春映画は文句なく好きだ。展開は容易に想像がつくし、実際そのとおりの展開で進行するのだが、そんなことはどうでもよく、とても良かった。

  

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ  (劇場)

迫力と見応えは十分だが、いかにもハリウッド映画だなあ、と思う。

私的にはモスラがラドンを仕留める瞬間が痛快だった。背水の陣における必殺術。

ゴジラシリーズ史上、モスラこそが、まったくブレのない、平和の使者に他ならないのだ。

https://www.youtube.com/watch?v=I_sDRg4oOHQ

https://godzilla-movie.jp/

 

 パラレルワールド・ラブストーリー (劇場)

若い脳科学研究者たちによる、記憶と恋愛に関する不思議な物語。解り難い内容の分、面白かった。

吉岡里帆ファン必見。

http://www.parallelworld-lovestory.jp/

 

 さよなら くちびる  (劇場)

映画 さよなら くちびる

出演者はほぼ3人だけとも言えるのに、その3人がこれだけの物語を創る。もちろんそこには、2人がデュオユニット「ハルレオ」として歌う音楽、その力があるわけだが。

門脇麦さんの歌声と言えば、映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で歌った山下達郎作詞作曲の「REBORN」が記憶に新しい。そしてこの作品でも再び、今度は小松菜奈さんとのデュオを聴かせてくれた。

小松菜奈さんは、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」、「坂道のアポロン」、「恋は雨上がりのように」などで魅力を増してきたが、歌うシーン、歌う役柄は初めてかと思う。少なくとも私は初めて聴いた。とても良かった。この2人のユニットは、本当にこのままデビューして欲しいと言いたいほど素敵だった。

タイトルと同じ歌「さよなら くちびる」を作詞作曲して提供した秦基博、挿入歌「たちまち嵐」と「誰にだって訳がある」を作詞作曲して提供したあいみょんの2人が、この作品に大きく貢献したことは言うまでもない。

なお、劇中「ハルレオ」のファン麻希として登場する日高麻鈴さんの歌声も素敵だ。プログラム(パンフ)によると、ユニット「さくら学園」として活動し、実際、歌唱力は話題になっていたとのこと。今年度の秀逸な素晴らしい作品として強く推す。

https://gaga.ne.jp/kuchibiru/

https://www.youtube.com/watch?v=PUIhm75fN5s

 

小さな恋のうた~沖縄慰霊の日に観た映画  (劇場)

沖縄が舞台。そうでなかったら観に行かなかったかもしれない。でも、観て良かった。

高校生バンドの一人がひき逃げ事故で亡くなる。犯人は米軍兵が疑われるが、捜査は遅々として進まない。被害者の妹が兄に代わってバンド入りする。彼女は密かに兄の作詞作曲作品を全曲聴いていただけでなく、ギターも習得していたのだ。

少年少女たちは、生前の被害者と心の交流があった駐留軍人の娘との交流を継続する。フェンス(国境)を挟んだ交流。

沖縄の理不尽さ、学校というものの理不尽さに、少年少女たちの歌声が、音楽が立ち向かう。現実は厳しく立ちはだかり、物理的、政治的現状変えられなくとも、少なくとも音楽は、高校生たちや駐留軍兵士の娘に伝わり、心においてはスクッと現状を容易く乗り越える。

ありがちな青春映画ではあるが、沖縄の現状と生活をベースに描いた点で、大いに観る人の関心を誘い込み、存在意義を持つ。

とても良い作品であり、別掲の「さよなら くちびる」とともに大いに推薦したい。

https://www.youtube.com/watch?v=HCUs4MVhVXE

http://www.chiikoi.com/

https://www.youtube.com/watch?v=NWMlFj0PPtQ

 

 

 

新聞記者  (劇場)

昨日28日から公開されている映画「新聞記者」を観た。原作は、首相官邸とケンカ中でもある東京新聞の気骨ある記者 望月衣塑子さん。

シム・ウンギョンさん演じる女性新聞記者が、文科省ではなく、内閣府が主導する新大学設立に関する疑惑に挑む。その中で、松坂桃李さん演じる内閣情報調査室の若手官僚(外務省から出向中という設定)との連携も生じる。見応え十分な社会派ドラマ。

硬派な作品ながら、前評判が高いらしく、私が観た劇場は7割くらいが中高年で埋まっていた。

なお、ラストシーンはいろいろな想像ができるような、ボカした設定としたのはいかにも映画的だが、私はその点は不満。もっとキッパリ松坂桃李演じる官僚の生き様を示して欲しかった。彼が最終的にどういう判断したか、という内容は、敢えて問わないので。

https://www.youtube.com/watch?v=Mtn5pEGEC0w

 

 

 

天気の子 (劇場)

ピュアな青春恋愛物語。「君の名は。」に比べて「こじんまり感」は否めないが、よくできた物語で好感が持てるし、若者の一途さという点で、「君の名は。」と共通する要素がある。

新宿、渋谷、池袋の様子が、店の実名等も含めてリアルにアニメ化されているのも面白い。

私たちは梅雨には雨を煩わしく思い、梅雨が明ければ暑さに閉口する。天気は人間が毎日直接的に関わる地球全体との、宇宙との接点でもあり、様々な天候の下で、個々の物語が進行している。

たとえ世界がどんなに過酷であっても、人柱(犠牲者)による安寧など拒否したい。世界の状況は、生きている者達の普段の行為行動でしか変えようはない。

もしかしたら、若者の真心こそ、世界を大きく変えるに一番値するものなのかもしれない。

https://www.youtube.com/watch?v=VGksHFs04Rc

https://tenkinoko.com/

 

 

アルキメデスの大戦  (劇場)

冒頭の大和撃沈のシーンは「男たちの大和YAMATO」に劣らず、臨場感あるシーン。そこに限らず全編を通じて見応え十分。強く推薦したい。ただし実話ではない。天才数学者の櫂直(かいただし。実在しない)を演じる菅田将暉さんが巧いし、田中中尉役の柄本佑さんとのコンビでのやりとりも面白いが、何と言っても終わり近く、戦艦大和製造に関わる平山忠道造船中将(実際のモデルは平賀譲と想定される)役の名優 田中泯さんとの、設計図とその弱点に関するやりとりの場面が見物だ。そして時代の荒波に対して、結局、櫂直少佐と山本五十六はどう転じていくかも見物。

その山本五十六役を穏やかな新イメージで演じた舘ひろしさんも、最終的に軍人の二面性をも演じていて巧かった。

なお、ベテラン出演者が揃って菅田将暉さんを絶賛しているキャスト一覧のURLも下記に掲示しましたが、要旨は以下のとおりです。

・・・・・・・・・・・・・

・舘ひろしさんのコメント「菅田将暉くんは、数学的な長いセリフを機関銃のような勢いで話し、かつ、黒板に数式を書きながらそれをやってのけ、圧巻でした!撮影のカットがかかった瞬間、思わず拍手してしまった程です」

・橋爪功さんのコメント「菅田将暉くんにはビックリしました。数式や図式をスラスラと書きながら、セリフもテンポよく演じる、凄い才能です。若さってすごいね」

・國村隼さんのコメント「菅田くんは数学者の作られた難解な数式を間違えることなく、黒板に書きながら芝居をしていて、不思議なものを見ている感覚でした。感心してしまいました」

・小林克也さんのコメント「最近は「半端ない」とか、いろいろな言葉がありますが、菅田将暉くんの芝居はまさにそれでした。「凄いもんを見せてもらった」と思っています」

https://www.youtube.com/watch?v=jGhRxsYaYvM

「アルキメデスの大戦」キャスト一覧

https://www.animatetimes.com/tag/details.php?id=7479

https://archimedes-movie.jp/

 

SUNNY 強い気持ち・強い愛 (DVD

とても良かった。良い映画。

 

見えない目撃者  (劇場)

吉岡里帆ファンは必見だが、怖い映画。気持ち悪い映像もあり、なぜR-15+指定なのか観て解った。

警察官の卵としての冒頭の射撃訓練シーンと、映画のラスト近くでのシーンが繋がっていたのは良い設定だった。

https://eiga.com/movie/91174/

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