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2019年9月29日 (日)

ラグビーアイルランド戦 奇跡じゃない驚かない

少し驚いたが、大騒ぎするほどは驚かない。金星なんて言い方、おかしいと思う。日本チームに失礼だ。

南ア戦だって、今回だって「奇跡」などとは全く思わない。

スポーツは「奇跡」で勝てるほど甘いものではない。試合はやってみなければわからない。

「強いチームが勝つのではない。勝ったチームが強いのだ」。それだけのことだ。

2019年9月28日 (土)

なつぞらロス

後日記載します。

2019年9月27日 (金)

TVより

後日記載します。

2019年9月26日 (木)

岸 七美子さん ソプラノリサイタル 劇的な声 OTTAVA Night vol.22

私が若手の中で特に注目し、強く推薦するソプラノ歌手、岸 七美子(なみこ)さんのリサイタルを9月26日夜、麹町のアーク紀尾井サロンホールで聴いた。これは、同ホールが「木曜コンサート」として主催するシリーズの一環だが、音楽配信サイトであるOTTAVA が企画するOTTAVA Nightのvol.22としての回でもある。

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私が岸さんを初めて聴いたのは2017年7月31日、杉並公会堂での「OPERA MANIA 2 ~ベルカントからR・シュトラウスまで」というコンサートで、その「発見」は私にとって衝撃的と言いたいほどのインパクトだった。

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そのときの印象というより感動についてブログにこう書いた。少し長いが全文引用して紹介させていただく。

「この日、私にとって最大の「発見」、すなわち初めて聴いた歌手でまず言及しなければならない人が、ソプラノの岸 七美子(なみこ)さんだ。まだ若いと想うがその実力に驚いた。コントロールの巧みさ、声量、表現力、加えて個性的なトーンを持つ。現在、トリエステ国立歌劇場に所属というから、日本で歌う機会は今のところ少ないのだろうが、外見的にも可愛いらしく、遠からず日本で人気歌手になるに違いないと想像する。岸さんが歌った曲はソロも重唱もどれも素晴らしかったのでとても絞り込めない。「恋は薔薇色の翼に乗って」で圧倒され、第3部での四重唱「もう道化師じゃない」の中でも際立っていたし、第4部での「可愛い瞳の少女」では藤田卓也さんともども素晴らしいデュオを聴かせてくれた。稀なほどの逸材だと強く感じ入った。今後が本当に楽しみだ」。

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その前後、岸さんはイタリア留学と重なっていたので、その後は、この日以外では2回拝聴しただけだが、現在もその心象は全く変わっていない。彼女の声質をドラマティコとは呼ばないのかもしれないが、リリコよりスピントというべきかもしれない強さ、激性を感じさせる情感豊かな声だ。海外でも十分通用する力量と声の持ち主だと思う。

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さて、この日は岸さんの登場前に、OTTAVA が「OTTAVA Verde」という「これから世界に羽ばたく若き学生演奏家や作曲家を応援するプロジェクト」として、若い歌手の演奏があった。

岸さんの弟子でもあり、現在、東京芸大1年生の広瀬瑠莉さんが、佐藤実乃里さんのピアノで次の4曲を歌った。1.ペルレゴージの歌劇「奥様女中」より「私のおこりん坊さん」、2.ドニゼッティの歌劇「連隊の娘」より「誰もが知っている」、3.信時潔作曲「北秋の」、そして4.小林秀雄作曲「日記帳」。

とても明瞭で朗々とした歌声で素晴らしい。少なくとも大学1年生とはとても思えない、よく訓練された充実の声。これからに期待したい。

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そして、岸さんの登場だが、当初予定されていたピアニストの中橋健太郎左衛門さんが急病で、急遽数日前に河合良一さんが代演することに決まったとのこと。岸さんも動揺されたようだが、結果、とても良い奏者を得られて良かったと思う。選曲の多くが、曲想的には繊細さより堂々とした演奏が求められる曲で、初めて聴いた河合さんの個性もそういうタイプに想われ、結果、岸さんのドラマティックな歌唱と選曲に合うものだった。

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この日は副題として、「秋のわがままコンサート~あなたは日本派、イタリア派??」と題したもので、下記のとおり、そのまま前半に日本歌曲、休憩後の後半にイタリア語の曲が置かれた。曲として私が特に印象的だったのは前半では「親船子船」。演歌っぽくもあり、オペラアリア的でもあり、興味深かった。

後半ではマスカーニ作曲「バッラータ」。ほか、レオンカヴァッロの珍しい歌曲3曲、前半での平井康三郎の歌曲集「日本の笛」から5曲、山田耕筰の珍しい曲「蟹味噌」(がねみそ)、岸さん自身直接交流があった大中恩さんの歌曲等、初めて聴く曲が多く、楽しめた。

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そして、なんと言っても強い「濃い」声ゆえ、日本歌曲も独特の印象を受けたが、特に後半のイタリアものでのフィット感は素晴らしく、最後のオペラアリア、アンコールを含めての4曲は圧巻だった。

今回、その他の発見としては、岸さんのトークの巧さ。それもダラダラしゃべるのではなく、曲や歌詞の要点を短い言葉で述べて、サクッと歌に入るという自らの仕切りがとても巧くて感心した。歌手は必ずしもトークが巧い必要はないにしても、歌と歌の繋ぎが、ダラダラした話の運びだと、聴衆の心理として中たるみというか集中力の点で支障をきたさないとも限らないので、特にこうした司会者のいないリタイタル形態の場合は、歌手自身が進行も要領よく進めることは重要かもしれないと、あらためて思った。

いずれにしても岸さんの力量はたいしたもので、もっと活躍の場があってよいし、それは自ずと必然的に増えていくと思うし、そう願ってやまない。これからも強く応援したい素晴らしい逸材だ。

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前半

1.作者不詳(日本古謡)「ふじの山」(編曲=面川倫一)

2.平井康三郎の歌曲集「日本の笛」より

(1)「びいでびいで」(2)「親船子船」(3)「追分」(4)「関守」(5)「落葉松」

3.中田喜直「サルビア」

4.山田耕筰「蟹味噌」(がねみそ)

5.中山晋平「ゴンドラの唄」(編曲=岩河智子)

6.大中恩の歌曲集「恋のミステリー」より「「恋のミステリー」

(休憩)

7.レオンカヴァッロ作曲「マッティナータ」(朝の歌)

8.レオンカヴァッロ作曲「貴方のまなざしの中に」

9.マスカーニ作曲「バッラータ」

  1. レオンカヴァッロ作曲「あなたを愛させて」
  2. プッチーニの歌劇「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」
  3. プッチーニの歌劇「トゥーランドット」より「はるか昔この宮殿で」
  4. レオンカヴァッロの歌劇「道化師」より「大空をはれやかに」

アンコールとして「蝶々夫人」より「私の可愛い坊や」

2019年9月24日 (火)

八ヶ岳高原音楽堂「メサイア」ハイライト演奏

以前から一度行ってみたいと思っていた八ヶ岳高原音楽堂に行った。スヴャトスラフ・リヒテルと武満徹をアドバイザーとして長野県八ヶ岳の中腹、標高1500メートルの地に1988年完成後、そのリヒテルや武満をはじめ、ミッシャ・マイスキー等、多くの音楽家がこの250名を収容する木目調の美しいホールを訪れている。

山奥だが、なるほど素朴な自然環境を愛した武満やリヒテルが好みそうな環境である。

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9月22日(日)、23日(月・祝)の2日間において、第5回 八ヶ岳チェンバーミュージック・コレクションという企画で、それぞれ3回、計6回の室内楽コンサートが彌勒忠史さんの監修で開催された。

カウンターテナーの彌勒さんは、先日の上田といい、プロデュースの仕事も充実されている。

副題としては「高原に響くバッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ」~八ヶ岳の森から生まれたカラマツ・チェンバロと共に~とするもの。今年は特に久保田チェンバロ工房の久保田彰氏が2018年に製作した八ヶ岳カラマツ チェンバロのお披露目演奏という要素があった。

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私が拝聴したのは、2日目の最終第3回で、エッセンシャル「メサイア」と題された回のみだが、後述のとおり、充実した内容でとても満足した。

台風の影響で、ステージ背後の一面ガラス窓の外は、木々が大揺れするのが見える中ではあったが、都会のホール空間とは全く異なる環境で、名歌手たちが歌う「ハレルヤ」を含む「メサイア」の名ナンバーを聴いた喜びは大きい。

与那城さんと内藤さんによる長大で迫力満点のトランペットアリアに続けて、4人の名歌手による「ハレルヤ」コーラスで繋いだ演出は圧巻で最高だった。

エッセンシャル「メサイア」の演奏者とナンバーは以下のとおり。

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ソプラノ=澤江衣里、アルト=カウンターテナー=彌勒忠史

テノール=中嶋克彦、バリトン=与那城敬、チェンバロ=長久真実子

ヴァイオリン=渡辺美穂、重岡菜穂子、ヴィオラ=伴野剛

チェロ=武澤秀平、コントラバス=佐々木晶子、トランペット=内藤知裕

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No.1. 序曲 シンフォニア

No2.レスタティーヴォ「慰めよ、わが民を慰めよ」by 中嶋さん

No3.アリア「もろもろの谷は高くあれ」by 中嶋さん

No.6アリア「されど彼の来る日に誰が耐えよう」by 彌勒さん

No.12 ピファ(田園曲)

No.16アリア「シオンの娘よ、大いに喜べ」by 澤江さん

   レスタティーヴォ「その時、盲者の目は開かれ」 by 彌勒さん

No.17デュエット「主は羊飼いの如く群れを養い」by 澤江さん&彌勒さん

No.34aアリア「なんと美しいことでしょう、良き訪れを告げる者の足は」

by 澤江さん

No.36アリア「なぜ国々はそうも互いに騒ぎ立ち」by 与那城さん

   レスタティーヴォ「彼の枷を外し」by 中嶋さん

No.38アリア「お前は鉄の杖で彼らを打ち破るだろう」by 中嶋さん

No.42レスタティーヴォ「見よ、私はあなたに奥義を語る」by 与那城さん

No.43アリア「ラッパが鳴ると」by 与那城さん

No.39 ハレルヤ~全員

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どれも素晴らしかったが、特に、ということで挙げるなら、

No.6の彌勒さん、No.16の澤江さん、No.17の澤江さんと彌勒さんのデュオ、No.38の中嶋さん、No.43の与那城さん、そして圧巻にして、アンコールも、ということで2回演奏された「ハレルヤ」。

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他、全体としての出演者は以下のとおり(曲目は省略する)

1日目=22日

第1回 朝のさえずり~笛の楽園

リコーダー=濱田芳通、チェンバロ=長久真実子

第2回 はじけるバッハ!~バッハ・オン・ギター

ギター=益田正洋

第3回 八ヶ岳の「四季」

ヴァイオリン=渡辺美穂、重岡菜穂子、榊原菜若、ヴィオラ=伴野剛

チェロ=武澤秀平、コントラバス=佐々木晶子、トランペット=内藤知裕

2日目=23日

第1回 目覚ましバッハ

ソプラノ=澤江衣里、チェンバロ=長久真実子

ゲスト…ヴァイオリン=渡辺美穂

第2回 はじけるバッハ!~バッハ・オン・ハープ

ハープ=景山梨乃

そして第3回が前述のとおり「メサイア」のハイライト演奏

https://www.yatsugatake.co.jp/concert/outline/

2019年9月22日 (日)

VOICE SPACE ~アラベスクの飾り文字~豊洲

「VOICE SPACE」~詩と音楽のコラボレーション集団

例えばポップス調の曲の中で、福原千鶴さんが「ポン」と鼓(つづみ)を叩くと、クスッとするのだが、その笑いは日常にある、さりげない笑いと直結している。それはちょうど、どんなに難解な単語を用いた現代詩であっても、現代に生きる人間が、現状の中にあって想像をめぐらせて創作するがゆえに、現代の一面に必然的に直結していることに似ている。

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新CDのタイトルでもある「アラベスクの飾り文字」と題した「VOICE SPACE」~以下、便宜的に谷川俊太郎さんが「ヴォイスペ」と呼ぶので、私もそう呼ばせていただく~の東京公演2日目=2019年最終公演を9月22日午後、豊洲シビックセンターホールで聴いた。

ユニークな集団ヴォイスペを聴くのは5年ぶりくらい。メンバーと演奏曲は最後に置き、ヴォイスペを聴いて感じる、全体的イメージのようなことを書いてみよう。

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2004年に東京藝術大学現代詩研究会として(前身が)発足し、学生だった彼ら彼女らが卒業後、それぞれのジャンルで活動しながら、2008年からは、詩と音楽のコラボレーション集団「VOICE SPACE」として活動を新たに展開し始めた。

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小林沙羅さんとのご縁で知ったこの集団を最初に見、聴いたときは、確かに岡本太郎さんよろしく「な、なんだこれは?!」「芸術は爆発だ」的に驚いたのだが、今ではとっくに私の中でヴォイスペは前衛的ではあるが古典でもある、そういう普通に受け入れながら、その刺激的内容を毎回楽しませていただいている、そういう集団になっている。

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22日のゲストで、フォーク世代の大御所、小室等さんが、冗談交じりに、「こんな音楽的無国籍というか、西洋楽器あり、和楽器あり等で大丈夫なの?(いっしょにやるのは)嫌じゃないの?」とステージ上のメンバーに語りかけ、聴衆の笑いを誘ったように、構成メンバーは、作曲家、オペラ歌手、ギタリスト、チェリスト、琴、つづみ、アイリッシュフルート奏者など様々で、いったいこれで合奏になるのか、という前提自体が既にユニークである。

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しかし、それを言うなら、他ならぬ小室等さんがヴォイスペといっしょに歌うこと自体が「カオス」であり、自由の象徴、ヴォイスペのユニークな存在自体を証明していると言えるのだ。

偉大な詩人、谷川俊太郎さんがヴォイスペの中で詩を朗読し、フォークの神様の一人だった小室等さんが小林沙羅さんらといっしょに歌うこと自体、私にとっては、それ自体が時空を超えた夢空間、夢時間のようなものだ。

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ヴォイスペの音楽世界は、メンバーの一人で作曲家の中村裕美さんの作風、作品に負うところが大きく、「中村裕美ワールド」が限りなくヴォイスペワールドに等しいとも言えるが、むろんそれは、他のそれぞれの第一人者的なまでの名人である各メンバーの個性と音楽的技量あってのことだ。各メンバーがいて、中村裕美が彼ら彼女らを前提に作曲する。

そしてもちろん、根底にあるのは、佐々木幹郎さんだったり谷川俊太郎さんだったり、中原中也、宮沢賢治等々、過去、現在の多くの詩人たちの作品である。

個々の個性はもちろん魅力的だ。

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例えば、以前私は「小林沙羅さんのファンです、という人は多いだろうが、ヴォイスペの中で楽し気に、伸びやかに歌う沙羅さんを聴いたことが無いのなら、小林沙羅の全部を知っているとは言えない」、とまあ、ちょっと生意気に、偉そうに書いたことがあるが、しかしそれは本音でもある。

ヴォイスペの中で歌う小林沙羅さんは、オペラやリサイタルで西洋音楽や日本歌曲を歌う沙羅さんとはまた別の沙羅さんが存在する。ヴォイスペの中での小林沙羅さんは格別な魅力がある。生意気を承知で、「ヴォイスペの中で歌う小林沙羅を知らない人は、小林沙羅のファンとは言えない」とまでに、どうしても言いたくなる、それくらい、別人的な魅力が発揮されるのがヴォイスペのステージなのだ。

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もう一度、楽器や活躍フィールドのバラバラ性に戻って考えるなら、そもそも、少なくとも現代において、西洋楽器と西洋音楽、邦楽器と日本的曲想による音楽、という区別自体、特別なものと意識して分けることに、どれほどの重要性があるのか、と問い直すことはできるだろう。

音楽は本来もっと自由であって良い。本質的に常に現代性を希求するものであり、もっと自由に表現されてよい、とするなら、各人のフィールドや楽器や声質それ自体は重要でありながら、アンサンブルにおいて、それらに拘らない、自由なアンサンブルの発露があっても良い、いや、本質的に、クラシックでさえ、本来は自由で革新的な発露から生じているはずである。

様々な楽器と声の音色が交差し、交じり合い、刺激し合い、真剣勝負する中でハーモニーが生まれているヴォイスペはユニークだ。これからもどんどん挑戦し続けて欲しい集団である。

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VOICE SPACE 今回の公演参加者

中村裕美(vocal、piano、composition)、小林沙羅(soprano)

新海康仁(tenor)、早坂牧子(vocal)、澤村祐司(琴)、福原千鶴(鼓)

豊田耕三(アイリッシュフルート)、関口将史(チェロ)、

田島華乃(Violin)、古川麦(ギター)、上原なな江(パーカッション)

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ゲスト

21日=谷川俊太郎、佐々木幹郎 22日=小室等、こむろゆい、佐々木幹郎

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演奏曲

「急停車するまで」作詩=佐々木幹郎、作曲=中村裕美

「リビング」=作詩=暁方ミセイ、作曲=中村裕美

「組曲 ちきゅう あいさつ」作詩=まど みちお、作曲=中村裕美から

 「さかな」「エノコログサ」「ウジ」「どこのどなた」

中原中也の作品から 作曲=中村裕美

「北の海」「月夜の浜辺」「蝉」「春と赤ン坊」「六月の雨」

(休憩)

22日は小室等、こむろゆい、佐々木幹郎さんを迎えて

「サーカス」   作詩=中原中也、作曲=小室等

「樽をころがせ」 作詩=佐々木幹郎、作曲=小室等

「石と死者」   作詩=佐々木幹郎、作曲=小室等

「恋」      作詩=佐々木幹郎、作曲=澤村祐司

「木を植える」  作詩=谷川俊太郎、作曲=小室等

「てんでばらばら」作詩=佐々木幹郎、作曲=小室等

「蠕虫舞手 アンネリダタンツェーリン」作詩=宮沢賢治、作曲=VOICE SPACE

最後にアンコールとして、小室等さんとこむろゆいさんもいっしょに「急停車するまで」

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なお、21日の後半は、谷川俊太郎さん、佐々木幹郎さんを迎えて

「りんごへの固執」作詩=谷川俊太郎、作曲=中村裕美

谷川俊太郎による詩の朗読、ヴォイスペとのコラボ

「自己紹介」「庭を見つめる」「そのあと」「あたしとあなた」

「鼓によす」作詩=谷川俊太郎、鼓=福原千鶴

「これが私の優しさです」作詩=谷川俊太郎、作曲=小田朋美

2019年9月21日 (土)

荒谷俊治さん89歳でヴェルディの「レクイエム」を指揮~東京コールフェライン第34回定期演奏会

9月21日午後、東京コールフェラインの第34回定期演奏会を紀尾井ホールで聴いた。音楽監督兼常任指揮者の荒谷俊治さんは1930年4月生まれの89歳。

この演奏会は「卒寿記念・指揮者生活60周年記念演奏会」と銘打たれた演奏会でもあった。

演奏曲はヴェルディの「レクイエム」1曲で、オケ演奏ではなく、後記の演奏者によるエレクトーンとピアノによる演奏。

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入退場こそ杖をつき、念のための介添え者を伴うものだったが、いったん指揮台上のイスに座って指揮棒を振りだすや、明確にして矍鑠(かくしゃく)たるバトンは健在。

90分を要する偉大な大曲ヴェルディの「レクイエム」を、堂々たる指揮で終えたこと自体、尊敬と羨望に値する素晴らしい姿だった。

私は中学時代に、主にラジオで荒谷さんの名前と演奏を聴いたことがあったので、それを思い返しても、実感として長く指揮活動をされてきたことに強く敬意の念を覚える。

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1981年に結成されたこの合唱団を私が聴くのは3年前の第31回定演以来で2回目。きっかけは親しくさせていただいているメゾの長谷川忍さんがソリストの一人だったこと。

今回もこのところ常連になっている彼女を含めて、出演者は以下のとおり。

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指揮=荒谷俊治

ソプラノ=高橋 維、メゾソプラノ=長谷川 忍

テノール=中嶋克彦、バリトン=加耒 徹

エレクトーン=小倉里恵、ピアノ=佐藤規子

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合唱について

3年前に拝聴したときは、アンサンブルの点で今一つの感があったが、この日のソプラノ24名、アルト=20名、テノール=10名、バス=20名による演奏は実に素晴らしいデキで、正直期待以上の演奏で驚いたくらいだった。なお、各パートの人数には、福岡コールフェラインを含むそれぞれ数名の賛助出演者を含む。

声の出具合、バランス等、この少人数とはとても思えないほど、よく歌っていて素晴らしかった。荒谷先生のお祝い記念ということで、気合の入れ具合がいつも以上だっただろうけれど、かといって変なリキミなど無く、安定感ある中での伸びやかな合唱だった。

惜しむなら、「Sanctus」で「縦の線」が乱れがち、あるいはボヤケ勝ちだったこと。ここはこの曲の合唱部分の中で、一見一番易しそうでいて、実は一番難しい曲なのだが、その難しさがやや露呈した感はあった。もう1点は、それまで全体的に速めのテンポで進めてきた荒谷さんだったが、終曲「Libera me」で合唱のフーガが開始されるAllegro risoluto(179小節~)からは、ゆったりドッシリとしたテンポで終わりまで進めた荒谷先生のとったテンポ感を、合唱の各パートとも掌握できてなく、歌い急いていた感があったこと。この2点を除けば、とても立派な演奏だった。

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4人の歌手について

ソプラノ=高橋 維さん

細い均一感と透明感のある声。長谷川さんとのデュオも含めて美しい声だったが、とても残念だったのは、終曲「Libera me」での132節からの、B-moll(変ロ短調)で合唱団といっしょに「Requiem」と歌いだすア・カペラの部分。この曲の中で最も美しく感動的な部分なのだが、Fの音がFisに近いなど、音程的に不安定だったし、表現としても弱かった。繊細に歌おうとしたのか、あるいはそれを求められたのかもしれないが、結果的には良くなかった。ここは確かに祈りの場面ではあるが、もっと決然として歌うほうが好ましいと思う。

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メゾソプラノ=長谷川 忍さん

この曲ほどメゾの存在感、重要度をアピールし、感じさせる声楽曲は他に無いとさえ言えるほど、4人のソリストの中で、例外的と言ってよいほど中心的に設定され、多くの場面で歌うのがこの曲。否が応でもメゾの力量と魅力が示され試される、凄い曲だ。

長谷川さんは贔屓目抜きに立派で魅力的な歌唱だった。クレッシェンドとディミヌエンドなども積極的に工夫され、場面によっては、やや、やり過ぎかもしれないと思うほどの色付けをされていた。決して声量の多いメゾではないが、トーンと歌いまわしという表現において、この曲を歌うメゾのソリストとして十分に魅力を発揮されたと思う。素晴らしかった。

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テノール=中嶋克彦さん

終始いつもながらの明るくピュアなトーンでとても良かった。派手さは無いが、丁寧で誠実なアプローチは、特に係る宗教曲で魅力が伝わる。

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バリトン=加耒 徹さん

今や大活躍の加耒さんは、この日も格調ある声と入念なフレージングを聴かせてくれた。全体的にとても良かった。

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エレクトーン演奏

現在エレクトーンが、オケの様々な楽器の音色を出して演奏できる凄い楽器であることは、清水のりこさんの演奏でよく知っているが、この日の小倉里恵さんも、トランペットの音色を含めて、ときに壮大に、ときに繊細に、見事な演奏により合唱とソリストをサポートし、牽引し、今回の選曲と演奏会全体の成功を根底で支えて見事だった。素晴らしかった。

なお、ピアノの佐藤規子さんは、出番は意外と少ないながら、安定的にエレクトーンを支える役割に徹していた。

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プログラムの解説文について

なお、プログラムで曲解説を書いているのはバスの団員で、副指揮者兼コールマイスターの宮崎誠二さんという人だが、各ナンバーを、抽象的でなく、主な典礼歌詞紹介に加え、どのパートのソリストがどういう曲想を歌うか、それに合唱が彩るか等を各曲の展開に沿って詳細に書いていて、とても解り易く、とても読み易く、なかなか無いくらいのレベルの素晴らしい解説文であったことを付記しておきたい。

2019年9月19日 (木)

東京電力判決~無能な経営者たち

刑事罰的にムリでも当然責任はある。

「個人ではなく経営者」ゆえに「個人は責められない」は間違いである。

また、「巨大津波は予見できず」は大ウソ。

事前に東電内で、15メートル70センチの津波は有り得る、と報告されていた。

これは日本人全員が報道で知っている。

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刑事罰的にムリでも、無能な経営者たちだったことに変わりない。

経営者が無能だと、いかに会社とユーザーと~今回の場合は原発という深刻さゆえ~地域ひいては国にとって有害か、ということを、最も悲劇的な事例のかたちで表出したのがこの事例であった。

2019年9月15日 (日)

清水梢さんのバッハ、大塚茜さんのフルート、 宮本あゆみさん作曲「金木犀」

9月15日午後、「Afternoon concert for healing」と題されたコンサートを西早稲田にあるトーキョーコンサーツ・ラボという会場で聴いた。ソプラノ清水梢さん+フルート大塚茜さん+ハープ宮本あゆみさんによるトリオコンサート。初めて行った会場はちょっと分りにくい場所だが、適度なスペースで好感が持てる。

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バッハ・コレギウム・ジャパンの一員でもある清水さんは、昨年の合唱団鯨による「エリヤ」で素晴らしいソロを聴かせてくれて以来、個人的に面識を得、大ファンになった。

大塚さんと宮本さんは初めて拝聴。とても良い奏者。曲は以下のとおり。

1.松村崇継「彼方の光」(NHKドラマ「氷壁」の主題歌)by 3人

2.1950年公開のディズニー映画「シンデレラ」より

  「A Dream is a Wish Your Heart Makes」 by 3

3.1989年公開のディズニー映画「リトル・マーメイド」より

  「Part of Your World」 by 3

4.宮本あゆみ作詞作曲「金木犀」 by 3

5.パラディス「シシリエンヌ」 by 大塚&宮本

6.ヘンデル 歌劇「リナルド」から「私を泣かせてください」by 清水&宮本

7.プッチーニ 歌劇「ラ・ボエーム」より「私が街を歩くと」by 3人

(休憩)

8.ドビュッシー「シランクス」by 大塚 朗読=清水

9.フォーレ「レクイエム」より「ピエ・イエズ」by 清水&宮本

  1. バッハ 教会カンタータ39番より

  「いと高きかた 私に与えられたものは」by 3人

  1. バッハ 世俗カンタータ211番より

  「ああ、コーヒーってなんて美味しいの!」by 3人

  1. ニーノ・ロータ

フルートとハープのためのソナタより第1楽章 by 大塚&宮本

  1. モーツァルト キラキラ星の主題による12の変奏曲

  「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」 by 3

アンコール「マイ・フェア・レディ」より「踊り明かそう」by 3人

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宮本さんのハープ演奏は、伴奏の音量をわきまえた上での的確で素敵な演奏。そしてこの日のために作詞作曲した「金木犀」は素晴らしい、良い曲。そのことは終演後、宮本さんにもちろん伝えた。

詩の中に「梢」と「茜」という共演者2人の名前を入れているのみ素敵な配慮で、宮本さんの優しさを感じる。なお、その歌詞を知った2人は逆に「あゆみ」も入れて欲しいとリクエストし、「歩もう」という歌詞が加えられた。

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大塚さんは終始笑顔の絶えない美人。そうそう、外見を言うのもなんだけど、今回は美人トリオとも言えるコンサート。派手なイメージのあるフルートだが、最近バッハの無伴奏曲を録音したというように、彼女のフルートはとても端正で品が良い。オブリガートとしても、宮本さん同様、それをわきまえての誠実なアプローチで、とても好感が持てた。

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清水さんの果敢な挑戦が面白かった。TVドラマやディズニー映画の中の歌、詩の朗読、とりわけ清水さんがムゼッタを歌うとは驚きで、なかなか良かった。「鯨」打ち上げの二次会で彼女と「ラ・ボエーム」の話をしたことがあったので、彼女が「ラ・ボエーム」が好きなことは知っていたけれど。

モーツァルトの曲は大変な難曲だし、苦労はされてはいたが、果敢な挑戦で楽しめた。

そして何と言ってもバッハ。第一声からして他の曲と響が違う。フォーレもピュアで美しい歌唱だったが、バッハ・コレギウム・ジャパンで鍛えられている清水さんのバッハの歌唱は特に素晴らしい。声の質感としては硬派で気品があるのだが、それだけではなく、音楽としてのしなやかさも併せ持つ。彼女の歌うバッハは聴き応えがあり、実に素晴らしい。

この3人によるコンサートの、今後定期的子継続を強く希望する。

2019年9月14日 (土)

ウェールズ弦楽四重奏団のベートーヴェン演奏会

9月14日午後、第一生命ホールでウェールズ弦楽四重奏団によるベートーヴェン・チクルスⅠと題した演奏を聴いた。

この若い弦楽四重奏団は、温かな質感と精緻で繊細な、際立って美しいアンサンブルに特徴、特色があると思う。2006年に当時の桐朋学園大学の学生により結成され、2008年にはミュンヘン国際音楽コンクールで3位入賞の実績を持つ。

私が拝聴するのは2016年10月以来2回目。ファースト・ヴァイオリンで、神奈川フィルのコンサートマスターでもある﨑谷直人先生に、私が所属するオケを指導いただき、昨年の12月にはその定演でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を弾いていただくなど、﨑谷先生とのご縁でウェールズ弦楽四重奏団を知るに至った次第。

2017年からベートーヴェンに注力しているカルテットで、この日と11月の2回、先述のとおり「ベートーヴェン・チクルス」を行う。

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この日の演奏曲は弦楽四重奏曲第6番変ロ長調Op18-6と第13番遍路Op130「大フーガ付き」(Op133)という変ロ長調の2曲。

いずれも美しいアンサンブルで純音楽的な、極めてノーブルな演奏。これは﨑谷先生がある意味、必要以上に「出過ぎず」、あくまでも4人の合奏にこそ意味があるのだ、という前提に立っているからのように想像できる。安定感あるチェロと魅力ある音色のヴィオラ。そして第1と第2のヴァイオリンの掛け合いが常に自然で滑らか。

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第6番では第2楽章開始ほどなく短調に転じた際の、弱音の徹底した緊密感が見事だったし、第13番では第1楽章のゆったりした部分と快活な部分での対比が美しく、第2楽章も弱音での颯爽と駆け抜ける演奏が「疾走する寂しさ」を表出していて印象的だった。

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この日は私が好きな書き直されたフィナーレではなく、当初計画されたとおりの、いわゆる大フーガをそのままフィナーレに置いての演奏だった。力み過ぎず、常に自然体でありながら、緊密で推進力もある見事なアンサンブルだった。曲としてもこの設定のほうが本来のスタイルとして好ましいのだな、とあらためて実感した。11月24日のチクルスⅡも楽しみだ。

2019年9月13日 (金)

オペラ・ガラコンサート 上田サントミューゼ

9月13日(金)夜、長野県上田市のサントミューゼで「オペラ・ガラ・コンサート」を拝聴した。

「ラグビーイタリア代表チーム歓迎」と「市民参加による応援祝賀演奏会」という副題が付くコンサートで、主催=上田氏イタリア文化交流実行委員会、共催=上田市。

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これは「ラグビー合宿の聖地」として知られる菅平高原を海外にも発信しようと、上田市菅平高原キャンプ地誘致委員会が2017年10月にイタリアラグビー連盟と合意し、2018年と2019年の2か年にわたってイタリア代表チームのトレーニングキャンプが菅平高原で実施、加えて、ラグビー以外でのイタリアとの交流事業も計画されることが確認されたことの一環としてのコンサートで、上田氏イタリア文化交流実行委員会が、カウンターテナー歌手で演出も行う彌勒忠史(みろく ただふみ)さんに総合企画と演出を委嘱し、公募により結成された合唱団の指導も彌勒さんが半年前から行い、このオペラ・ガラ・コンサート開演の運びとなったという。

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開演に先立ち、市長と実行委員会会長の挨拶に続き、合宿中のラグビーイタリア代表チームがステージに立ち、副団長の挨拶、会場とのエール交換など、コンサート開催以前に既に会場全体が独特のお祭りお祝いの盛り上がりが生じていた。

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演奏出演者と演目は以下のとおりだが、上田駅前には出演者の写真を含む大きな看板が掲示されていた。

上田駅から徒歩7分くらいのサントミューゼは初めて行ったが、素晴らしい劇場型ホールだけでなく、美術館、中庭、多目的スタジオ(練習室等)など、全体的な施設がデザインを含めてオシャレで、とても素晴らしい。

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司会=曲目解説を含む進行および合唱指揮=彌勒忠史

ソプラノ=小川里美、メゾソプラノ=小林由佳、テノール=高田正人

バリトン=与那城敬、エレクトーン=清水のりこ

公募による合唱団…ソプラノ48名、アルト=27名、テノール12名、バス11名

信州国際音楽村少年少女合唱団

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第1部

1.ロッシーニ 歌劇「セビリアの理髪師」より

(1)俺は街の何でも屋 by 与那城さん

(2)先ほどの声は by 小林さん

2.ドニゼッティ 歌劇「愛の妙薬」より

  「人知れぬ涙」 by 高田さん

3.マスカーニ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より

(1)ママも知るとおり by 小林さん

(2)間奏曲 by 清水さん

4.プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」より

(1)ある晴れた日に by 小川さん

(2)花の二重唱 by 小川さん&小林さん

5.プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」より

  「誰も寝てはならぬ」 by 高田さん

(休憩)

第2部

6.ヴェルディ 歌劇「椿姫」より

(1)乾杯の歌 by 高田さん&小川さん&市民合唱団

(2)不思議だわ~花から花へ by 小川さん

(3)プロヴァンスの海と陸 by 与那城さん

7.プッチーニ 歌劇「トスカ」より

(1)テ・デウム by 与那城さん&市民合唱団

&信州国際音楽村少年少女合唱団

(2)芸術に生き、愛に生き by 小川さん

(3)星は光ぬ by 高田さん

8.ヴェルディ 歌劇「ナブッコ」より

  「行け我が思いよ 黄金の翼に乗って」by 歌手4人&市民合唱団

アンコール

乾杯の歌 by 歌手4人&市民合唱団

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歌手の皆さんはどの曲も本当に良かったので、細かくは書かない。

与那城さんの格調高い声の2曲。

小林さんは絶好調で、ロッシーニもマスカーニも、これまで由佳さんをコンサート形式で聴いた中で一番感銘を受けた歌唱だった。

小川さんも先日の渋谷での歌唱と変わらぬ素晴らしい内容。プッチーニもヴェルディも感情移入によるエスプレッシーヴォが見事。学生のころメゾだったことが信じられないくらいの高音の充実度だ。

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そして高田さんも小林さん同様絶好調で、「誰も寝てはならぬ」も素晴らしかったが、特に「人知れぬ涙」は、感情移入と声のコントロールの絶妙なバランス、余裕のある間合い等、見事な歌唱で、私はこの曲は録音とライブを合わせれば多分30人以上の歌手、歌唱で聴いているが、感銘という点では過去ちょっと思い出せないくらいトップレベルの歌唱だった。素晴らしかった。

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市民合唱団も全曲暗譜で立派に歌った。児童合唱団も可愛らしかった。実に楽しい企画、内容のコンサートだった。

言うまでもなく、清水さんのエレクトーン演奏は素晴らしく、演奏会の成功に大きく貢献した。現代のエレクトーンにこれだけのオーケストラサウンドに近い音が出せること自体、初めて知った上田の聴衆も多かったと思う。そのアピールという点でも、ピアノより高性能エレクトーンによる演奏は正解だったと思う。

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