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2019年7月25日 (木)

本質をとらえる力~人は各人一長一短

50代の男性で高度なエクセル(マクロ)、プログラミング等、PC操作のスキルが素晴らしい人を最近知った。仮にAさんとするが、素晴らしいなあ、羨ましいなあ、と、Aさんを私はとても尊敬している。

 

もっとも、最近起きたことで、いろいろ考えさせられることもあった。ある経理処理依頼が営業現場から来たのだが、その内容は、どう考えても有り得ない、絶対受けてはならない内容だったのに、管理部門のマネジメントの立場であるAさんは役員に相談せずに、実質受け入れる回答をされてしまったのだ。

 

私は直接その部門というか、会社組織に関与しない立場にいるので、「マズイな」と思いながらも、当面、意見や進言をせずにいたのだが、案の定、Aさんの上司である役員がその内容に驚き、Aさんのミスジャッジを叱責した。

そうなる前に、立場を超えてでもAさんに「受けないほうが良い」と意見しておけばよかった、と私も反省した。

 

内容は経理処理というより、ほとんど不正処理と言えるような、営業マンが保身から過去の商いの金額を操作するような内容なので、管理部門としては当然「ダメです」と一蹴すべき内容。Aさんは管理畑より、技術畑が長かった人のようなので、厳格な管理判断でない、甘い判断をされてしまったのだろう。あるいはPC操作上、できなくはないかもしれない、と思ったのかもしれないが、そういう問題ではない。事はPC技術的な問題ではなく、経理処理、コンプライアンスの問題であり、内部統制の問題なのだ。

 

私はAさんのようなPCスキルは無いが、係る問題における本質的な判断はできる。AさんはPCスキルは素晴らしく、人柄も私の何倍も優しいが、それも災いしてか、今回は厳格にして正しい判断ができなかった、判断が甘かったと言える。

 

不正(要素)の排除においては「優しさ」はむしろ邪魔であり、「敵」である。社内で「安請け合い」すれば、「なんでも対応してくれる良い人だ」と思われ、社内の人間関係的な空気は和むかもしれないが、それでは会社組織とは言えない。

 

経理処理、コンプライス、内部統制に「優しさ」は要らない。厳格なガバナンス体制の運営こそ、真の意味において、社員と会社を守ることができるのだ。

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