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2018年10月12日 (金)

ここ半年で観た映画~その25

4月24日に、この半年で観た映画 その24として、
2017年10月~2018年3月に劇場やDVDで観た映画の
感想を書いたのに続き、それ以降の
2018年4月~2018年9月に観た映画の感想を
シリーズの25として感想を記したい。

なお、これまで同様、既に単独でブログに書いたものは
「○月○日のブログに記載のとおり」、とだけにしたい。

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 ユリゴコロ (DVD)

とてもよくできた悲しい物語。とてもよくできている作品。

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 娼年  (劇場)

驚きの内容。原作は石田衣良さん。
以前、門脇麦さん、滝藤賢一さん、池松壮亮さんらが
「愛の渦(うず)」に出演したとき、この内容の作品に
「よく出たな」と驚いたが、インパクトの点でそれを上回る。
何しろ、今一番売れっ子の若手俳優、松坂桃李さんが
全裸頻出の映画なのだから。
事務所等周辺もよくOKしたなと思う。
なお監督は「愛の渦」と同じ三浦大輔さん。

女性の松坂ファンにはこう言うしかないかも。
「今までの桃李クンのイメージを壊したくないなら
 見ないようがよい、いや、見てはダメ」。しかし、
「彼の演じる俳優としてのパフォーマンスの全てを知り、
 確認し、受け入れて今後も応援できる「覚悟」があれば、
 ぜひ見たほうがよい」、と。
http://shonen-movie.com/

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 ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 (劇場)

不正義も正義も併せ飲んできたアメリカのマスメディアの
真骨頂の一面を知れる。それでも時代が違うとはいえ、
アメリカにおいても時の政府と対峙することが
いかに大変だったかが解る。
それでも立ち向かってきたのが、あの国のマスメディアの
強さ、民主主義の基盤の強さだ。
昨今とかく政府の茶坊主的傾向無きにしもあらずの日本
のマスメディア関係者必見の映画だろう。
http://pentagonpapers-movie.jp/

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 恋は雨上がりのように (劇場)

小松菜奈さんのファンなので、楽しめた。
https://www.youtube.com/watch?v=JuS1V2m03fM

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 万引き家族 (劇場)

6月18日のブログに記載のとおり

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 空飛ぶタイヤ  (劇場)

4月20日のブログに記載のとおり

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 羊と鋼の森 (劇場)

4月18日のブログ記載のとおり

 追記 再び観た映画「羊と鋼の森」

封切り間もなく観て、こちらにも感想をアップさせて
いただいたが、先日、もう一度劇場で「羊と鋼の森」観た。
やはり良い映画だ。
上白石萌音が演じる姉妹の姉がピアニストを目指す決意
を告白し、妹が喜ぶと同時に大変さに言及すると、
「ピアノで食べていこうとは思わない。ピアノを食べて
 生きていく」と応じるセリフは、
鈴木亮平演じる先輩調律師が言う
「才能というのは、凄く好き、ということではないだろうか。
 何があっても継続する執念。
 どんなことがあっても続ける気持」、に呼応する。

前半では「子犬のワルツ」をめぐる両親を亡くした少年の逸話で、
個人それぞれに大切なピアノにまつわるドラマがあること
描き伝える。

後半ではプロピアニストのコンサートに備えての三浦友和演じる
ベテラン調律師がピアノの足の輪の向きを変えることで
響きを変えるプロ技を見せてくれる。

結婚式披露宴(パーティー)会場での山﨑賢人演じる主役
若手調律師が言う。
「どんな天井の高さ、部屋の大きさ、前と後ろの人の
 位置(距離)、どれだけの人が入る場所か、会場か。
 どんな状況でもその時の最上の音を御届ける」。
そのために調律師はピアノを最上の状態に仕上げていく。

これは他の楽器も声楽もいえることでもある。
事前に備える基礎的な準備にして、最初の最大のクリア
すべき絶対条件としてのベストコンディション作り。

奏者はステージで遊んでいるのではない。
都度が真剣勝負だ。技術と肉体的コンディションがあり、
次いでそれ以外でまず重要なものはピアノという楽器の
状態。次いでコンサートホール等、会場の状況、状態。

ときおり~たぶん、ユジャ・ワンを念頭において~奏者の衣装
のことをとやかく言う人がいるが、そんなものは2の次3の次
いやそれ以下だ。
奏者が一番弾きやすい恰好で演奏すればよい。
もし裸が最高コンディションならそれでもよいが、
家ではともかく、さすがに人前ではムリだから、
各人が工夫するだけのこと。

アリス=紗良・オットは裸足で弾く。
きっとペダリング的にそれが彼女に一番フィットするのだろう。
それをもし、「客の前で裸足で弾くとは何事か」と批判する人が
いるとしたら、ピアノと奏者との関係性やコンディション、
あるいはペダリングのことを知らない人のセリフだ。

奏者は多くの面で最高の状態で、そのとき望み得る最高の
演奏をしようとする。そしてそのとき、そこにおいてピアノという
楽器のコンディションを最高に保とうとする仕事が調律師だ。

調律師がいかに大切な存在かを知らない人は
未だピアノと奏者とそこから紡ぎだされる音楽の何たるかを
知らない人と言えるかもしれない。
それほど調律師の仕事は重要である、ということを
教えてくれる映画だ。
https://www.youtube.com/watch?v=g1O7i4jNJ6c

http://hitsuji-hagane-movie.com/

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 祈りの幕が下りる時 (DVD)

劇場で観れなかたので、レンタルDVDで観た。圧巻だった。
東野圭吾原作の映画化作品はほとんど観てきたが、
いつも感じるのは「1つの事件の奥に潜む人間の、
特に家族のドラマ」だ。
その点では、松本清張以来の社会派ストーリーテラー
と言えるだろう。
http://inorinomaku-movie.jp/

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 嘘を愛する女 (DVD)

劇場で観れなかたので、レンタルDVDで観た。
なかなか良かった。悲しい物語。

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 カメラを止めるな! (劇場)

話題作で、先週観ようとしたら希望の時間帯は既に
ソウルドアウト状態で驚いた。
メイキング自体が喜劇になっていて斬新。
親子の問題も入るし、指示する立場が入れ替わるというか
「現場」にこそ真実があるという事を示してくれて面白い。

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 検察側の罪人  (劇場)

大胆な設定。これまでニノさんの俳優としての力量には
疑問を感じていたが、この作品では、むしろ
キムタクを食うくらいの力演を見せる。面白かった。

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 累(かさね)  (劇場)

映画「累(かさね)」を観た。「入れ替わり」自体は、
タイムスリップに次いで邦画でしばしば見られる設定なので
珍しくないゆえ、ある意味、どうということもない内容だが、
普段はピュアな感じの土屋太鳳さんがこれまでにない毒のある
凄みを見せるし、それに負けじと、
これまた普段は静かな感じの芳根京子さんが凄みで挑み、
2人の「対決」が見ものだ。
http://kasane-movie.jp/
https://www.youtube.com/watch?v=ilJDJNVTm5M

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 響 HIBIKI  (劇場)

圧倒的に面白かった。強く推薦します。
作品に対して、人の意見ではなく、
賞などによる世間の評価ではなく、
自分はどう思うか、を
15歳の高校1年生が大人たちに、同世代に問う。
https://www.youtube.com/watch?v=6_9DS6aASSY
http://www.hibiki-the-movie.jp/index.html

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 コーヒーが冷めないうちに  (劇場)

タイトルが良い。仕掛けは、ここ20年くらい邦画の
ほとんどビョーキ的なまでの陳腐なワンパターンである
タイムスリップもの。でも、この作品は楽しめる。
とにかく、女優陣が素敵だし、
まず、薬師丸ひろ子さんと松重豊さんの夫婦の逸話に
ホロリとする。
次いで、吉田羊さんの妹さんとの逸話にも。
最後に来て、それまで謎の役を演じている石田ゆり子さんと
ヒロイン有村架純さんとの関係性が明かされるが、
未来から来る少女の仕掛けが解り難いまま終わり、
モヤモヤ感が残る。
しかし、それは、エンドロールの途中で退席せず、
最後まで場内で映像を見続ければ、最後の最後で
それが説明される仕掛けになっている。
それでも不思議感は残るが、未来との二十構造、
時間も空間もワープする重層的な設定ととらえれば
よいのだろう。
最後の展開は相当ムリがあるが、所詮最初から
御伽噺的な物語なので、設定自体よりも、
たいせつな人との別れ、それに至るまでの生活を大切に
するというメッセージを楽しめばよいと思う。
https://www.youtube.com/watch?v=ekipOg9jkTI
http://coffee-movie.jp/

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 今夜、ロマンス劇場で (DVD)

なかなか良かった。
今年(2018年)亡くなった加藤剛さんの映画最後の出演作。

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 ナミヤ雑貨店の奇蹟 (DVD)

またもやタイムスリップものか、と唖然愕然としても、
そこは何といっても東野圭吾原作だ。
そのまま観続けることを薦めます。
 テーマは再生。
人生は絶望に値しない。メッセージは時空を超えて伝わる。
劇中とエンディングで使われる山下達郎さんの「REBORN」が
素敵な曲。
http://namiya-movie.jp/

映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』門脇麦が歌う「REBORN」MV映像
https://www.youtube.com/watch?v=zwIPf3522Aw
山下達郎 「REBORN」
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00107/v09471/v0947100000000540097/
https://www.youtube.com/watch?v=ey_fFpXYAXg
ショートヴァージョン
https://www.youtube.com/watch?v=MP8R_ygE-lE

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 8年越しの花嫁 (DVD)

実話に基づく作品。土屋太鳳さんが熱演。
こんな演技を見せられたら誰でも彼女を好きになるに違いない。
男性の優しさが凄い。それを演じた佐藤健さんも自然体で
良かった。
http://8nengoshi.jp/

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 心が叫びたがってるんだ。 (DVD)

とても良い青春ドラマ。
あのころに戻りたいと思わせる素敵な内容。
https://kokosake-movie.jp/

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