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2018年10月 2日 (火)

NHKニューイヤーオペラ~なぜ常連ばかりで「新人」を増やさないのか

来年1月のNHKニューイヤオペラコンサートの出演者が
決まったが、担当者(出演者選考者)たちって
本当に歌手の情報を知らないんだなあ、という毎年の疑念が
益々深まった。
ほとんどは常連。初出演は大西宇宙さんくらい。
伊藤晴さんもかも。

興味あるのはコーナー出演される「IL DEVE(イル デーヴ)」
の初登場くらいで、私は大西さんは未だ聴いてなく、
伊藤晴さんは1回拝聴しただけだが、他の皆さんは
オペラ等で何度も聴かせていただいているので、
少なくともこの番組=コンサートでは「もう、いいや」と思う。

もし今回、IL DEVEが出なかったら、
会場に行かないのはもちろん、
TV放送さえ見ないかもしれない。

もちろん今回の出演者は皆素晴らしい歌手の皆さんだが、
常連が大多数では、このコンサートの存在意義、
開催意義が薄れる。

NHK関係者はテナーのFさんやメゾのHさんという、
テナーとメゾにおける各最多出場者と思える歌手を出さないと
「持たない、クレームが来る」とでも思っているのだろうか?
だとしたら笑止だ。

未だこのコンサートには出ていない、たくさんの優秀で
魅力的な歌手を、なぜ出そうとしないのか?
紹介しようとしないのか?

会場だけでなく、多くのオペラファンが1月3日19時からの
TV生放送を見るこのコンサートの意義を、
担当者自らが軽んじていることに気が付いていないようだ。

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これはここFBだけでの陰口ではない。
私は2007年から2016年まで10回連続、会場で聴いてきた。
その際、特に2010年頃以降のほとんどで、終演後、
アンケートにこう書いてきた。

「出演者に新鮮味が薄い。もっと初出場者を毎年増やして欲しい」

その効果があったかどうか、一時期「初」の人が増える傾向も
あったのだが、ここ数年はまた保守化している。

以前、三枝成彰さんが
「NHKのスタッフは、オペラ歌手に好き嫌いがある」
と発言されたが、あながち笑えない。

いや、好き嫌いというより、たぶん、世評でしか判断しない、
できない、すなわち、自分の目と耳で実際の多くの
オペラ公演や歌手のリサイタル等に出かけて行き、
自ら「発見」しようしないのだろう。

そういう主体的に発見開拓行動していれば、
このような常連ばかりの選出選考ということは、
あり得ないと思う。
これは選考者たちの怠慢に他ならない。

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このコンサートは、2年前からサントリーホールで
12月に開催されている
「オペラ歌手 紅白対抗歌合戦~声魂真剣勝負」
に人気を奪われていくことだろう。
https://www.nhk-p.co.jp/event/detail.php?id=919

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