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2018年8月16日 (木)

カッコイイ尾畠春夫さん

山口県で行方不明になっていた藤本理稀(よしき)ちゃんを探し当てたのは、親族でも警察でもなく、大分県から来た78歳のボランティア尾畠春夫さん。「今朝起きて、見つかる気がしたから来た。子供は上へ登りたがるから、上だと思った」と語り、捜索隊が活動する前の午前6時に沢へ入って行き、30分ほどで発見。警察や消防にそういう発想は無かったのだろうか? 理稀ちゃんの祖父ら親族から「家に上がって、風呂でも入って」を「いえ、結構です」と断った。

尾畠さんは語る。「俺は学歴はないけど、65歳まで魚屋をやり、65歳でピタリと辞めて、残りの人生を社会にお返しする、と決めだ」と。そして全国各地で車中泊しながら、ボランティア活動。2004年の新潟県中越地震でもボランティア活動に参加。「3.11」では南三陸町で被災者の思い出の品やアルバム写真などを、がれきの中から探す活動である「思い出探し隊」の隊長として活動。
2015年の東日本豪雨、2016年の熊本地震にも趣き車中泊をして作業に参加。その他、その後ボランティアで由布岳の登山道を整備するために月に7-8回ほど40キロもの材料を担いで整備、案内板の設置を行っている。

尾畠さんの実際の活動は実は65歳からではなく、「平成24年度ごみゼロおおいた作戦功労者表彰受賞者」で表彰されていて、そこには活動年数23年との記載があるから、清掃活動は49歳から行っていることになる。しかも必要資材は自費で用意している。

気持ちの優しさと志の高さだけでなく、それに耐えうるためか、ボランティア活動のない日は今でも朝、8キロのジョギングをするというし、40歳の時に登山を開始。58歳で北アルプスの55山を単独制覇。2006年4月1日に鹿児島県から北海道まで日本列島を徒歩で横断する旅に出て3ヶ月かけ2006年7月1日に約3000キロを歩き制覇、というから、ボランティアに限らず、アクティビティな点でもプロだ。
こんなカッコイイ78歳もいるんだ。

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それにしても、山口県の2歳児、無事発見は良かったけれど、2歳児が「家に帰りたい(戻りたい)」と言い、一人で帰らせたお祖父ちゃんはマズかった。生還したからいいようなもの、祖父として大失態。2歳児を一人で歩かせるかなあ。
https://www.asahi.com/articles/ASL8J324PL8JTIPE002.html
https://sarattosokuhou.com/news/obata-haruo/

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