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2018年5月24日 (木)

日大ウソ会見

内田+井上2人の会見~宮川さんの発言内容をほぼ全否定
これを見ての日大アメフト現役部員のリアル感想
 「ひどいです。みんな怒っています。全てがウソで、
  もう何も信じられないです」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180523-00000165-sph-spo


質問を遮り、会見を止めようとした司会者
これに対するネット投稿では
「この司会者の対応が今の日大を物語っているね」
「これじゃ、会見しないほうがよかったんじゃないの」

それにしても、あの司会者、日大ナンバー2と言われている
内田氏に「監督、もうしゃべらなくていい」と命令口調には
恐れ入る。ナンバー1の人かいな?
 ~素朴な疑問。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180523-00000178-dal-spo


宮川選手の親友でかつて日大アメフト部に在籍していた同級生
「日大アメフト部は、生やさしい教え方はしなくて。
 壊せって言ったら、完全にケガをさせろっていう。
 一時期、高校3年生の時に相手の体の壊し方を
 教わったことがあった」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180523-00000050-sph-spo


核心点のみ否定するも、他は曖昧にするという共通点
肝心な点については「完全否定する」。
しかし、細かな部分では「覚えていない」等々。
内田前監督、井上コーチ、佐川前国税庁長官、
柳瀬前総理秘書官、狛江市長、
全てに共通しているのが笑える。

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最大の矛盾点~内田氏のウソその1
先発メンバーに宮川さんの名前なし。
「潰しに行くので出してください」と
  (言われたとおり)直訴
 →実際に出場。
それなのに、内田氏
 「確かに宮川君が来たが何を言っているのか判らなかった」

 ~はあ?
それで、急に出場させたんですかああ??!!!

まだあります。

「ケガをさせる」の表現について~井上コーチの発言の変化
 会見の中で、「言っていない」→「覚えていない」に変化。
 無責任過ぎる変化。

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内田氏のウソその2
「反則プレーを見ていない。3日後にVTRで知った」
姿勢からして見ていたでしょうけれど、百歩譲って見てなくとも、
反則で15ヤードの罰退(陣地の後退)
という重たいペナルティ取られている。
重大な反則があったことを知らないというのはあり得ない。

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内田氏のウソその3

記者:リードをしないでクォーターバックに突っ込みますよと
宮川選手から言われましたか?
井上:はい、彼からそういう話はありました。
 リードをしなくていいですかと、思い切りいっていいですかと。
 だから思い切りいけと言いました。
記者:これは僕がプロから聞いた話なんですが、
 アラインはどこでもいいからと、それからリードをしないで
 クォーターバックに突っ込みますよ。
 もはやフットボールではないというふうにお伺いしました。

という会見でのやりとり。
リード(役割)とアライン(立ち位置)を放棄してまで
QBを潰しに行っていいなですね、と宮川さんは確認して
いるわけです。
自分の個人的恐怖心だけでなく、チームとしての
フォーメーション~アメフトでそれが一番大事とされる
~を乱すことを気にして、それでもいんですね?
と井上コーチに確認しているわけです。
そしてOKだから突っ込んだわけです。
https://thepage.jp/detail/20180524-00000004-wordleaf?page=5

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以下ご紹介する新聞コラムで、東京新聞と読売新聞は
「日大アメフト部の監督やコーチの発言はヤクザ映画での
 親分発言のようだ」、とし、
文芸評論家の斎藤美奈子さんは
「旧日本軍の上官と兵士の関係を連想させる」とし、
更に財務省、防衛省、森友、加計問題における官僚や
政府の対応に絡めて述べています。

日本経済新聞も
「日大は危機管理学部を創設したのに、このままでは、
 危機管理の教科書に日大アメフト部事件が刻まれることに
 なるだろう」としています。


新聞コラムより~東京新聞第一面「筆洗」より(以下は部分)
 (俳優の川谷拓三さんが「生まれ変わったら(使われる)俳優
 ではなく(使う側の)監督になりたい」等の逸話を伝えたのち、
「相手を潰すのなら試合に出してやる。できませんでしたでは
 すまないぞ。相手がケガをしたら得」というコーチの言葉に
 寒気がする。
 スポーツや大学とあまりにかけ離れた冷酷な言葉。
 それは親分の指示で悪事をいとわぬ「鉄砲玉」の役で
 川谷さんが出ていたヤクザ映画の言葉であろう。
 せめてもの救いは、この選手が反省し、事実関係を
 話す気になったことか。だが、生まれ変わったとしても、
 その大学のアメフト選手を選ぶまい」


新聞コラムより~読売新聞第一面「編集手帳」より(以下は部分)
「相手がケガをすればこっとの得だ」。勝利至上主義としても
 矩(のり)を超えている。どんな粗暴な団体だろう。
  「やらなきゃ意味ないよ」。何とか映画に出てくる親分か。
 彼は退場になりテントに戻ったあと、ことの重大さに
 気付いて泣いた。
 その涙や傷つけた選手への謝罪の気持ちに
 偽りはあるまい。
  「団体幹部」の面々はどう思っただろう」


斎藤美奈子さん「反則の構造」~東京新聞「本音のコラム」より(全文)
「①監督が全体的な方針や方向性を示し、②コーチが
 「相手のクォーターバックを1プレイ目でつぶせ」などの
 具体的な指示を出し、③他の選択肢がないところまで
 追い詰められた選手が、悩みながらも
  「つぶしに行くから試合で使ってください」と申し出る。

 悪質なタックルに及んだ日大アメフト選手の会見は、
 旧日本軍の上官と兵士の関係を連想させた。
 いや、日本の組織には今もこのような命令系統、
 役割分担で動いているところが多々あるのではないか。

 財務省の決裁文書の改ざんも、防衛省の日報の隠ぺいも、
 森友問題や加計問題も同様の三段構えの構造を感じる。
 森友学園の国有地売却問題で、文書の改ざんに関与した
 近畿財務局の職員は自殺に追い込まれた。
 彼の立場は③の選手と重なる。
 しかし、虚偽公文書作成の疑いで刑事告発された②の
 コーチに当たる佐川前国税庁長官は不起訴となり、
 ①の監督に相当する財務大臣や総理大臣は権力の座に
 座り続ける。

 不祥事が発覚したとみるや、責任を現場に押し付け、
 自分は命令していないと主張する最高責任者。
 上を慮(おもんばか)って舌を守ろうとしない
 中間管理職。
 省庁も大学も同じなのだろうか。日大の選手の会見は、
 追い詰められた兵士の立場と心情を図らずも
 あぶり出した。真実を語った彼の勇気を見習いたい」

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新聞コラムより~日本経済新聞「春秋」(全文紹介)
「スポーツ紙はもちろん、日経を除く全国紙も第一面で伝えた
 宮川泰介さんの会見。いや、その日経新聞も第一面下段の
 コラム「春秋」でこう書いている。
 「国家から企業、お役所、病院まで。今の時代の組織に
 欠かせないスキルの1つは危機管理能力だろう。
 それを高等教育にいち早く取り入れ、危機管理学部を創設
 したのが日本大学だった。
 エキスパートの育成を目指しているというから、
 何と皮肉な事態であろうか。

 アメリカンフットボールの試合で起きた危険なタックル問題
 で、肝心の大学当局が管理どころか火だるまになっている。
 記者会見の先延ばしは命取り。
 情報の小出しは火に油を注ぐ。言い逃れに聞こえる弁明は
 逆効果。
 危機管理を教えるどの教科書を開いても、
 こうしたチェック項目が必ず出てくると思うのだが。

 問題のタックルをしが側の選手が昨日、記者会見をした。
 事実を明らかにすることが償いの第一歩だと述べ、
  「相手を潰してこい」という監督、コーチからの指示が
 あったことをはっきり、自分の口で語った。
 もちろん、だからといって許されることではないが、
 二十歳になったばかりの若者の苦悩や決意は感じられた。

 このままでは危機管理の教科書に、日大事件が刻まれる
 ことになる。「初戦では大失敗したけれど、誠意を見せて
 リカバリーした事例」にかえようと思えば
 まだ間に合うかもしれない。
 勇気を振り絞った自校の学生をどう支えていくかという
 課題も加わった。
 誤れば、今度は「大学のあり方」の教科書にも載ることになる」

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とんかつ屋さんの証言~TVニュースより
日大アメフト部行きつけの「とんかつ山路」の店長

「事件後、選手らが食べに来たから、指示があったんだろう?
 と聞いたら、ハイと普通に答えてましたよ」

添付は日大を除く15の大学の関東大学1部リーグの監督会による共同宣言
「80年以上の歴史を持つ日本のフットボールが将来も
 存続し得るのか、私たちは極めて強い危機感を持っています」
として、公式規則「フットボール綱領(The Football Code)」前文を
引用している。
「伝統的に、フットボールは教育活動の重要な一環を担って
 いる。フットボールは激しく、力に満ちた、身体をぶつけ合う
 スポーツである。それゆえ、プレーヤー、コーチ、
 その他の試合関係者に対しては、最高のスポーツマンシップ
 と行動が要求される。
 不正な戦術、スポーツマンらしからぬ行為、
 故意に相手を傷つけることは絶対に許されない」
https://www.daily.co.jp/general/2018/05/21/0011277692.shtml

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