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2018年2月26日 (月)

優しさ思いやりは弱さではなく強さだ~美しい友情を見せてくれた平昌五輪

高梨沙羅選手の2本目が決まってすぐに「おめでとう!」と
駆け寄り、沙羅さんを抱きしめた伊藤有希選手。
しかも自身は2本とも不運な向かい風もあり、ソチ大会よりも
悔いを残す内容だったにもかかわらず、だ。

そして、翌日のメダル授与と帰国時、沙羅さんは
「自分だけのメダルではない。チームで獲得したメダルです」
と語った。
団体競技ではなく、個人種目において、
こんなに爽やかな言葉は聞いたことがない。


小平奈緒さんが金を確信した直後、すぐ次のレース
 ~イ・サンファ選手と郷亜里砂選手~があるから
静かにしましょう、として唇に人差し指を立てて
静粛を促すシーンも良かったが、何よりも、
サンファさんの肩を抱いて「あなたを尊敬している」と
語りかけたシーンが素晴らしかった。


女子団体パシュートで金が決まって、菊池彩花選手を
含め4人がリンクを回りながら観客席に手を振る中に、
ナショナルチームでいっしょに練習してきた押切美沙紀選手
がいた(平昌でも5000mで9位)。
4人は「美沙紀、ありがとう!」と手を振り、
押切さんは泣いて4人に応えた。
五輪チームの枠的に昨年の選考会で4人に絞らざるを
得なかったわけだが、高木菜那さんはインタビューで
 「押切も含めてみんなでやってきた。5人のチーム」
と言及していたし、それを知った押切さんは「泣きそうです」
と感涙していた。

ここにも、準々決勝で佐藤綾乃の乱れを余裕で整理した
高木美帆を中心としたチームワークの結束をみてとれる。
「みんなで掴んだ勝利」は決してキレイ事ではなく、
押切さんを含めた300日の練習の成果に他ならないのだ。


平昌五輪で印象的だったのは、メダル獲得やそれに近い
成績を収めた選手の競技内容だけでなく、
それに劣らないほど、チームや他国の選手も含めた
人間同士の美しい信頼関係を見れたことだ。

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