« 2018年1月 | トップページ | 2018年3月 »

2018年2月27日 (火)

勝敗を超えた美しい決まり手

例えば将棋をやる人なら、負けた試合でも、
感服するような指し手、決め手で負けたとき、
悔しさを通り越して、相手をリスペクトする感情が
湧いたりした経験がある人も多いと思う。

LS北見の主将 本橋麻里さんはこう語った。

「準決勝の韓国の最後のドローショットにやられたときは
 感動すら覚えた。
 あの1投は私の中にも刻まれるショット。
 これから先、あのような素晴らしいショットができる
 チームになっていかないと」。

さすがマリリンだ。
LS北見は今後も進化し続けることだろう。

限界は人が決めるものではなく~人間万事塞翁が馬

メダリストの帰国会見でLS北見の吉田知那美選手が
「限界は人が決めるものではなく、自分自身でしっかり
 乗り越えていくもの」と語るのを聞き、私にはあの言葉は
 ~本人はそんなつもりはないことを承知で言えば~
ソチ大会後、戦力外通告された北海道銀行カーリングチームへの
強烈な返礼に聞こえた。

濃淡こそ違えど、アスリート、アーティスト、企業就労者を
問わず、多くの人には何らかの挫折~認められなかったこと、
選ばれなかったこと、拒否されたこと、排除されたこと等~は
多少ともあるだろう。

小澤征爾さんですら、「N響事件」があった。
「あれで僕は日本にいられなくなったので、外国に行き、
 なんとか成功できた。でもああいうことを若い人に
 やったらダメだと思うけどね」と後年語っているし、
1995年1月に32年ぶりにN響を指揮したきっかけは、
ロストロポーヴィッチから
「セイジ、そろそろN響を振ったらどうだい?」と
勧められたことだったが、そのときでさえ
最初は「冗談じゃない!」と言下に拒否している
(日本経済新聞「私の履歴書」での本人の述懐)。

それを読んだ時、「あれほど国際的に成功した人なのに、
ずっとトラウマとして引きずってきたんだ。
そこまで傷ついていたんだ」
と驚いたものだ。
(ちなみに当時、反小澤の急先鋒だった若きコンマス
 海野義雄氏は後年例の事件で逮捕された。
 運命は皮肉で分らないものだ)。

吉田知那美選手に話を戻すと、彼女は次のような
開き直った皮肉を言ってもよい。言う権利と資格がある。
もちろんそういう事を言う人ではないことは承知している
ので、彼女に代わって私が悪者になって言おう。

「私を切ってくれてありがとう。あのまま道銀にいたら、
 私は五輪のメダリストにはなれなかったことでしょう」
http://www.sankei.com/premium/news/180226/prm1802260011-n1.html

札幌の恋人ジャネット・リン~Peace & Love

私(以上)の世代には、フィギュアスケートといえば今でも
「ジャネット・リンの前にリンなし、
 ジャネット・リンの後にリンなし」
と思っている同世代は多いと推察する。

単に天使のように愛くるしいというだけでなく、
技術だって素晴らしかった。
最近「羽生結弦は助走をしない」という新書が出たが(高山真著)
ジャネット・リンこそ助走なんて付けずにフワッと跳んだ。

体操競技がコマネチ以降、アクロバット至上主義に堕落した
ように、フィギュアも技術偏重傾向を強めていったが、
そうなる前の時代の、技術的にも最も優れたスケーターだった
と思う。

札幌五輪の本番で尻もちをついたが、芸術点で6.0満点を
出した。
当時はショートがなく、規定(コンパルソリー)という見る側
からすれば面白くもなんともない、氷上に図形を書くだけの
種目が苦手であったため銅メダルで終わったが、
彼女の3位は、翌年からコンパルソリーの比重を下げ、
ショートプログラム導入の一因になったと言われている。

リンは選手村を出るとき、壁にいたずら書きをした。
ベトナム戦争真っ只中の、欧米や日本でも反戦運動が
高まった時代、彼女はこう書いて、札幌を去った。

  「Peace & Love Janet Lynn」

https://www.youtube.com/watch?v=1CoRH9tH_7I
https://www.youtube.com/watch?v=t0HbRQk0oFs

落ちたところから這い上がった人は強い

ソチ大会で金メダル候補と言われながら表彰台に
上がれなかった高梨沙羅さんと小平奈緒さん。

高木美帆さんに至っては五輪代表にすらなれず、
ソチ大会の個人競技は国内の遠征先でテレビ観戦し、
姉が出たパシュートは地元で家族らとビューイング観戦
していたが、4年後の今回はテレビのこちら側ではなく、
あちら側の、それもパシュートエースおよび個人の競技を
含めて3回も表彰台に上った。
雲泥の差だ。

気持ちの入れ替え、覚悟してトレーニングに臨むか否かで
その後の人生が大きくが変わるのは、アスリートに限らず、
アーティストに限らず、サラリーマン等就労者等、
全ての人に言えることだろう。

話題を呼んだカーリングLS北見の藤澤五月さんも
中部電力時代に失意、吉田知那美さんはソチ五輪に出た後、
その北海道銀行チームから戦力外通告という屈辱を味わい、
藤澤さんも吉田さんも「カーリングをやめよう」とまで思い悩んだ
時期さえあった後の今回の銅メダルだ。

企業勤務者でも、30代、40代はスキル的にも自信を持って
働く時期だから、一歩間違えると「勘違い」しやすいが、
誰かから本気で弱点を指摘されるなり、ミスするなり、
一度立ち止まる機会があったほうが好ましい。

とはいえ、そういう時期ほど、
自分自身ではなかなか気づかないものだ。
そういうときに、一度「落ち」、そこから這い上がった人こそ、
真の実力が付くのかもしれない。

2018年2月26日 (月)

優しさ思いやりは弱さではなく強さだ~美しい友情を見せてくれた平昌五輪

高梨沙羅選手の2本目が決まってすぐに「おめでとう!」と
駆け寄り、沙羅さんを抱きしめた伊藤有希選手。
しかも自身は2本とも不運な向かい風もあり、ソチ大会よりも
悔いを残す内容だったにもかかわらず、だ。

そして、翌日のメダル授与と帰国時、沙羅さんは
「自分だけのメダルではない。チームで獲得したメダルです」
と語った。
団体競技ではなく、個人種目において、
こんなに爽やかな言葉は聞いたことがない。


小平奈緒さんが金を確信した直後、すぐ次のレース
 ~イ・サンファ選手と郷亜里砂選手~があるから
静かにしましょう、として唇に人差し指を立てて
静粛を促すシーンも良かったが、何よりも、
サンファさんの肩を抱いて「あなたを尊敬している」と
語りかけたシーンが素晴らしかった。


女子団体パシュートで金が決まって、菊池彩花選手を
含め4人がリンクを回りながら観客席に手を振る中に、
ナショナルチームでいっしょに練習してきた押切美沙紀選手
がいた(平昌でも5000mで9位)。
4人は「美沙紀、ありがとう!」と手を振り、
押切さんは泣いて4人に応えた。
五輪チームの枠的に昨年の選考会で4人に絞らざるを
得なかったわけだが、高木菜那さんはインタビューで
 「押切も含めてみんなでやってきた。5人のチーム」
と言及していたし、それを知った押切さんは「泣きそうです」
と感涙していた。

ここにも、準々決勝で佐藤綾乃の乱れを余裕で整理した
高木美帆を中心としたチームワークの結束をみてとれる。
「みんなで掴んだ勝利」は決してキレイ事ではなく、
押切さんを含めた300日の練習の成果に他ならないのだ。


平昌五輪で印象的だったのは、メダル獲得やそれに近い
成績を収めた選手の競技内容だけでなく、
それに劣らないほど、チームや他国の選手も含めた
人間同士の美しい信頼関係を見れたことだ。

祝 高木菜那さん金メダル

高木菜那選手が金。初代女王に。
今大会で、妹 美帆との確執は過去のものとなった。
もう「美帆の姉」とは言わせない。姉妹に祝福を!

2018年2月24日 (土)

祝 LS北見 銅メダル

祝女子カーリング~銅メダルだね!~そだね~!
ナショナルチームではないので、日本チームの銅というより、
あくまでも「LS北見の銅メダル」だ。

本橋麻里マリリンが8年前にゼロから創設。
自身が結婚出産する間、後輩が成長したので、
今回自身はリザーブに徹し、部下とも言える後輩たちに
五輪を託した。

昨日の韓国戦にしてもセカンドの鈴木夕湖選手とサードの
吉田知那美選手の成功率がいまいちだったが、
この日は4人が皆良いショットを決め、イギリスに大差を
付けられることなく1点ずつ取っていくという終始冷静で
安定して進めていけたことが全てだろう。

こうなると2つのことが考えられる。すなわち、
五輪経験の無いLS北見が焦るか、豊富なイギリスチームが
内心いらだちミスが出るか。
結果的には後者だったと言える。

LS北見は終始冷静で「メダルがかかった試合とは思えないほど
普通な感じ」が良く、それが全てだったように想える。
この日に限らず今大会を笑顔と明るさで楽しんで戦った
LS北見に、神様が微笑み返したのだろう。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180224-00000146-jijp-spo.view-000
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180224-00010002-spht-spo

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

藤澤五月物語~苦悩があってのあの笑顔
2013年9月ソチ五輪への最終予選で中部電力は
北海道銀行に敗退し、五輪キップは消えた。
そのときの中部電力のスキップが藤澤。
藤澤は悩んだすえチームに別れを告げ、新天地を求めて
本橋麻里の誘いを受け入れ、LS北見に移籍した。
セカンドの松村千秋は中部電力に残った。

2017年2月5日に行われた日本選手権でLS北見が勝てば
平昌出場が決まるところだったが、7-5で中部電力が勝利。
この2チームによる五輪代表決定戦は同年9月に持ち越され、
そこでの勝利でLS北見の平昌五輪がやっと決まったのだった。
元古巣との決戦で射止めた五輪出場。
藤澤のあの笑顔は、そうした苦しい時代を経てのものだ。
これを知らずして藤澤ファンとは言えない。いろはの「い」だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

後記
なお、カーリング女子 スウェーデンが韓国に圧勝して金。
LS北見は予選リーグでそのスウェーデンと韓国いずれにも
勝った唯一のチームだ。

前評判の良かったカナダとスイスが予選敗退。
拮抗する実力。
正に吉田知那美選手が言う「女子カーリング戦国時代」
なのだろう。


羽生さん金の最高視聴率46%に迫る高さ
カーリング女子3位決定戦~瞬間最高42.3%、
平均25%と高視聴率。
準決勝の日韓戦も最高34.1%。

 「そだね~」回数を「アッコにおまかせ!」が集計
今大会、LS北見が「そだね~」を言った回数を同番組の
スタッフが数えたところ、11試合で276回。
1試合平均約25回とのこと。
1試合は10エンドなので、1エンドで2回は誰かしらが
言ってたんだね。
 「そだね~」

真珠とり

2018年2月23日 (金)

フロイデ・コーア・ヨコハマ 「メサイア」

個を超えて和で~遅れた選手を待てる余裕~女子団体パシュート

9秒台が1人もいないチームでも効率良いバトンで銀をとった
リオでの男子400mリレーのように、高木美帆は別として、
個々ではオランダに及ばない日本の女子団体パシュートは、
前回の五輪以降、打倒オランダを掲げ(それまでの所属単位
ではなく)ナショナルチームを結成して、
1年に300日以上の合宿を積んできた。

そのオランダよりコーチとしてヨハン・デビット氏を迎え、
「一糸乱れぬ滑走」、「高速交代」、「走者の距離調整」により
オランダチームを超えただけでなく、直前の3ヶ月間に
驚異的世界新記録を3回も塗り替えてきたチームだから、
私を含めてNHKスペシャルの放送を見た人なら、
今回の勝利を確信していただろうし、
準々決勝直後、高木美帆さんが軽く流す(疲労度ゼロのような)
シーンを見た清水宏保さんが「まちがいなく金を取れますね」と
確信したように、終わってみれば、
オランダに1秒以上も差をつけての圧勝だった。

その準々決勝では、1人が遅れてフィニィッシュするチームが
2つか3つあったが、その中の韓国チームで騒動が起きた。

3人目が大きく遅れたことについて、先を行った2人が
あろうことかレース後、遅れた選手を批判した。こ
れに対して韓国内で、遅れた人にではなく、置いて行ったうえに
遅れた選手を批判した2人に対して猛烈な批判が起き、
2人が泣いて謝罪するに至った。
確かに、そのようなチームが勝てるわけはない。
日本チームには有り得ないことだ。

日本チームにも準々決勝ではハプニングが起きた。
スタートまもなくバランスを崩した佐藤綾乃が「待って、待って」
と声を出し、先頭の高木美帆が立ち上がって後ろを振り返る
 (スピードを落とす)というシーンがあった。
見ていた人は皆驚いたが、高木美帆さんにしたら
「このくらいの遅れは軽く取り戻せるよ」とばかりに、
実際、軽く勝利して準決勝進出を決めたのだった。

団体パシュートは最終滑走者のゴールインのタイムが
レースタイムになるので、2人が先にゴールしても、
3人目が遅いと良い成績にならない。
この点からも、確かに、韓国チームの2人は
「意味が無いことをした」わけだ。

「遅れた選手を待った日本チーム」と、
「待たずに置いていった韓国チーム」の対比は、
偶然とはいえ、この競技の本質を観る人に教えてくれた、
とも言える。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「待って、待って!」日本
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180220-00000041-sph-spo

女子団体パシュート韓国キム・ボルムらの代表資格剥奪請願に14万人
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180220-00000007-wow-spo

レース中に大きく後れを取ったチームメートについて、
先行した2人が 「私たち2人は良い滑りができていたけど、
最後のスケーターがついてこられず、残念なタイムに終わった」
と語り、これに怒った韓国国民は、先着した2人を
代表チーム追放を求める署名活動を開始。
20日夜の時点で36万人の署名が集まり、
韓国大統領府のホームページに投稿された嘆願書には
「人格に問題があるこのような人々が五輪で国を
 代表するのは、明白な国辱だ」とつづられた。
批判を浴びた選手は20日午後になって緊急会見を開き、
「私の発言によって多くの人が傷ついたと思う。
 深く後悔しているし、心からお詫び申し上げたい」と
泣いて謝罪した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180221-00000023-jij_afp-spo

追記
押切美沙紀さんについて
金が決まって、菊池彩花選手を含め4人がリンクを回りながら
観客席に手を振る中に、ナショナルチームでいっしょに練習
してきた押切美沙紀選手がいた(平昌でも5000mで9位)。
4人は「美沙紀、ありがとう!」と手を振り、
押切さんは泣いて4人に応えた。

五輪チームの枠的に昨年の選考会で4人に絞らざるを
得なかったわけだが、高木菜那さんはインタビューで
「押切も含めてみんなでやってきた」と言及していたし、
それを知った押切さんは「泣きそうです」と感涙していた。

ここにも、準々決勝で佐藤綾乃の乱れを余裕で整理した
高木美帆を中心としたチームワークの結束をみてとれる。
「みんなで掴んだ勝利」は決してキレイ事ではなく、
押切さんを含めた300日の練習の成果に他ならないのだ。

それを科学的分析と肉体的追い込みの両面から徹底指導
したオランダ人コーチのヨハン・デビットの勝利でもある。
スケート王国オランダから、女子団体パシュートの王座の
地位を奪い取る指導をしたのがオランダ人というのが、
スポーツにおけるグローバルな姿を物語る。

むろんこれは、バレーボールやシンクロナイズドスイミング、
柔道等で日本人指導者が外国チームのレベルアップ
させた例を含む。
https://www.nikkansports.com/olympic/pyeongchang2018/speedskate/news/201802220000842.html

2018年2月21日 (水)

祝 女子団体パシュート 金メダル

途中の遅れも読みの内。明けてみれば五輪レコードでの圧勝。
世界記録を3回塗り替えてきただけの実力を発揮して、
女子団体パシュート五輪初の金メダル。

高木美帆選手自身はこれで、金、銀、銅の3種類のメダルを
持ち帰ることとなった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180221-00000139-jijp-spo.view-000
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180221-00000076-asahi-spo
https://pyeongchang.yahoo.co.jp/video/detail/0/5737753831001
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180221-00010003-spht-spo

小平奈緒さんの言葉と櫻井翔さんとの共通点

IOCの公式ページに小平選手の発言が紹介されている。
"Le sport peut nous rassembler comme un seul peuple. C'est tout simple", a dit Nao Kodaira.

 「スポーツによって私たちは(国籍とかでなく)一つの(グループのような)同じ人々のようにまとまることができるのです。とても簡単なことです」
https://www.olympic.org/fr/news/nao-kodaira-fonce-sur-l-or-du-500-m-dames-en-patinage-de-vitesse

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

櫻井翔さんと小平奈緒さんは「相澤病院仲間」~意外な接点

20日放送の日テ「NEWS ZERO」で、櫻井翔氏が小平さんにインタビュー。
櫻井さんいわく、
「私、相澤病院をモデルにされたとされる作品に出ていて、一方的に相澤病院仲間だと思っています」とコメントし、小平さんがニコッとするシーンがあった。

調べてみると、夏川草介原作の「神様のカルテ」で、原作者が実際に勤めた相澤病院がモデルとされており、映画化第1作が2011年8月公開、第2作が2014年3月公開で、いずれも櫻井さんが主役。女性客を中心に興行成績も良かったようだ。

なお、櫻井さんに対して小平さんは、
「本当に無名の時代から、私の成績というよりは夢を応援してくださった病院で、(特に)1年目は本当に困った状態だったので、すごく救われました」と語った。
http://news.livedoor.com/article/detail/14329836/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さらにインタビューでは、36歳の櫻井さんが、小平さんが31歳で金メダルを手にしたことを「本当にすごい」「改めて驚異的」と称賛。
同じ30代として、ピークを更新していった小平がいかに自分と向き合ったかを尋ねた。

小平さんは、「他選手と比べてスローモーションな競技人生を歩んでいる」、「それは目の前に用意された道を歩むのではなく、本当に自分で覚悟をもって選んだ道を歩んできている」、「そういった意味ではちょっと、ピークがずれていると思っている」と語った。

30代だからとフィジカルの調子が落ちるという感覚ではなく、「むしろどんどん自分を高めていける」という小平さんは、次に500メートルの世界記録更新を目指している。

実際、今回のレース映像を見て「少し直さなければならない課題が見つかった」という。
櫻井さんは「金メダルでなお」と驚きを表しつつ、「納得いく滑りをこれからも追及していくということですか」とコメント。
小平さんも「限りなく100%自分が満足できる滑りができるようにやっていきたい」と、さらなる向上に向けて意気込んだ。

2018年2月19日 (月)

小平奈緒さんとイ・サンファさんの友情

イ・サンファ賛
小平「私が負けて泣いていたとき、金を取ったサンファが寄り添い、いっしょに泣いてくれた」
こんなライバル関係があるだろうか?
2人には次の五輪とかでなくとも、もう少し続けて欲しい。 日本で2人が競う試合を見てみたいものだ。
日韓の状況がどんなに難しいものでも、この2人がいれば大丈夫、とさえ想わせてくれる奇跡的関係に祝杯を!

両雄に拍手を
李相花(イ・サンファ)の、3連覇という韓国国民からの大きな期待によるプレッシャーに同情する。小平の存在の前に3連覇は相当厳しい状況だった。とはいえ、大回りしなければ、相当僅差になったはずなので、サスガと言える。ケガ等で不調の時期があった李相花だが、彼女こそ小平の最大のライバルだったことは前評判どおりだった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180219-00050018-yom-spo.view-000

韓国の李相花を慰めた小平奈緒 海外メディアはスポーツマンシップを絶賛
http://news.livedoor.com/article/detail/14320090/
海外メディアは韓国・李相花を慰めた小平奈緒のスポーツマンシップを絶賛
韓国メディアの英語版であるコリア・ヘラルド紙は、「イ・サンファは3大会連続の金メダルは逃したが、今月末に29歳となるスケート選手(イ・サンファ)はスピードスケート女子選手として伝説のままだ。冬季五輪においてショートトラック競技に比重が置かれる韓国では、スピードスケート競技では、過去に4つの金を獲得しているが、2つはイによるものだ」と、イの銀メダルを賞賛。
「近年では冬季五輪ソチ大会の500メートルで5位に終わった日本の小平がイとの差を急速に縮めていた。国際スケート連盟による今シーズンのワールドカップで、31歳の小平は、7つの500メートル競技を制して全レースでイを破っていた」と伝え、小平の強さを称えた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180219-00000001-wordleafs-spo

美しき抱擁に韓国ファンも称賛「本当の姉のよう」「同僚として美しい」
「とても感動した」「小平選手みたいなお姉さんがいたらいいのに」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180219-00018445-theanswer-spo

小平は李のそばにそっと近づいた。そして抱きしめた。好敵手であり、良き友人である李をねぎらった。
「チャレッソ(韓国語で『よくやった』の意味)」
「サンファ、たくさんの重圧の中でよくやったね。私はまだリスペクトしているよ」
李も小平に「ナオこそ『チャレッソ』よ」と返した。

「(李は)年下だけど尊敬する選手」
31歳の小平と28歳の李の出会いは、今から12年以上前だ。世界の舞台で先に頭角を現わしたのは小平より3歳下の李。早熟の李は15歳だった2004-2005シーズンからW杯に出場し、'06年トリノ五輪には16歳の若さで出場した。2006-2007シーズンからW杯に参戦した小平は李について「年下だけど尊敬する選手」と語るなど、すぐに仲良くなった。それから10年あまりの月日がたった。2人はそれぞれの道で鍛えながら世界の頂点を競う実力を備えていき、平昌五輪の舞台でしのぎを削り合った。その結果が、小平が金、李が銀というものだった。リンク上での涙の抱擁から数十分が過ぎ、2人はメダリスト会見で壇上に並んでいた。会見ではリンクで見せた友情について相ついで質問が出た。2人は微笑みながら互いのエピソードを語り始めた。
自分が負けた相手に誠意を尽くした李。
しばし考えていた小平がピックアップした思い出は、'14年11月、韓国ソウルで行なわれたW杯での出来事だ。W杯参戦9年目にして女子500mで初優勝を飾った小平は、大会最終日の終了後すぐに、当時拠点としていたオランダに帰らなければならなかった。リンクから空港まで向かうタクシーを手配してくれたのは李相花だった。「しかも、呼んでくれただけでなく、空港までのタクシー代も出してくれたんです」小平はそう明かした。オランダ留学1年目の小平は、所属する相澤病院からのサポートは受けていたものの、オランダのプロチームに加わるためには相応の費用がかかっており、貯金を切り崩しながらの武者修行だった。それを知ってか知らずか、李は心遣いを見せた。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180219-00829944-number-spo

2018年2月18日 (日)

祝 小平奈緒さん金メダル

小平さん、金。本当に良かった。ホッとした。
私は決してニワカではなく、少なくとも数年前から
ずっと応援してきた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180218-00010000-spht-spo
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6272581
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180218-00000180-spnannex-spo
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180218-00129438-nksports-spo
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180218-00000065-jijp-spo.view-000
「勝て」と言わぬ支援者 小平、金の恩返し
https://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20180219/k00/00m/050/117000c

高梨、羽生、小平と、開始前は見ているこちらが緊張する競技がやっと終わった。
あとの、パシュート、カーリング、女子フィギュア等は 良い意味で もう少しリラックスして見れそう。
もちろん期待しているが、冒頭の3人には、前回大会のリベンジとか、直前のケガとかいう特別な事情があり、そうした状況があったゆえの特別な思いが、当人はもちろん、その気持ちを察しうる私たち日本人ファンにも強くあったからだと思う。とにかく、ホッとした。


主将は金を取れないというジンクスを超え、羽生に刺激を受けて
小平は今大会、日本選手団の主将を務めているが、「人前に出るのが苦手だし、『主将になると金メダルを取れない』と聞いていたので、正直、あまり引き受けたくないなという気持ちだった」と打ち明けた。しかし、指導者の結城匡啓コーチに説得され、「(この経験は)将来に生きてくると思い、覚悟を持って引き受けた。これからはチームの応援に回りたい」と話した。
また、500mの競技前日、今大会で日本勢初の金メダルを獲得したフィギュアスケート男子の羽生結弦の演技をテレビで見たといい、「リンクに立っている姿勢がすでに違うなと(思った)。何も考えなくても技が決まりそうな たたずまいで、私もこんな雰囲気で行けたらいいなと思っていた」などと話した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180219-00050048-yom-spo

・・・・・
「金メダルをもらうのは名誉なことですが、どういう人生を生きていくかが大事になると思う。メダルという形は周りの皆さんにとって、私が戦ってきた証しなので、見ていただきたいという思いが強いです」
-お父さんが「人間形成は周囲の人々のお陰」と言っていました。相沢病院に一言お願いします-
「私は本当に人に恵まれた人生だったと思っています。相沢病院との出会いは必然であり偶然。本当に苦しい時も、成績よりも私の夢を応援してくれた。患者さんや職員の方々で喜びを分かち合えればと思っています」
-韓国の李相花選手との友情を、改めて教えてください-
「彼女は本当に、ワールドカップの時から仲良くしてもらって、スケートに対する思いは素晴らしいものを持っていて、学ばせてもらいました。私がだめで彼女が優勝したときに、私は滑走後のクーリングダウンで泣いていて、彼女は一緒に泣いてくれたので、私も気持ちに寄り添いたいなと思いましたし、彼女のお陰で次のステップに進めることがあったので、彼女との友情は深まってきたのかなと思います」
-(今年1月に亡くなった)住吉都選手への思いがあったら教えてください-
「(目を赤くしながら)正直、彼女のことは何度も何度も思い出すことが多くて、やっぱり考えないようにしていても、常に頭に浮かんでしまっていたので。それでも主将として、レースに集中して臨まなければいけないと考えていました。これは言っていいか分からないですが、住吉選手が『奈緒が金を取ったら私が取ったのと同じ』と言っていて、救われたような思いだったのですが、こうやって金メダルを取ることができて、本当は本人に報告したかったのですが、できないのは残念だと思います」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180219-00000041-asahi-spo

住吉さんのこと
小平奈緒、亡きライバルに「金メダルとったよと報告したかった」
平昌五輪を前に亡くなった住吉都さんに関する質問で、涙する場面があった。住吉さんは北海道釧路市出身で、進学した信州大では小平と同級生で、ライバルだった。ソチ五輪では500メートルで14位、1000メートルで22位。2017年末に長野市で行われた平昌五輪代表選考会に出場し、代表入りを逃していた。小平は記者会見で「彼女のことは何度も何度も思い出すことが多くて、やっぱり忘れられない」と声を詰まらせた。小平は「奈緒が金メダルを取ったら、私が金メダルを取ったのと同じ」と住吉さんが生前に話していたと、関係者から伝えられたことも打ち明けた。「金メダルを取ることができて、今、本当は本人の目の前で金メダルとったよと報告したかったけれども、それができないのは本当に残念だ」と涙ぐんだ。
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2018/feature/20180219-OYT8T50019.html?from=yhd

小平、天国の友思い涙止まらず…1月他界の同級生・住吉都さん
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180220-00000015-spnannex-spo
住吉さん関連
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/01/24/kiji/20180123s00078000375000c.html
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/01/23/kiji/20180123s00078000130000c.html
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2018/01/25/kiji/20180124s00078000360000c.html

FAF管弦楽団

2018年2月17日 (土)

祝 羽生結弦選手&宇野昌磨選手

昨年11月の右足靭帯損傷から3カ月にして金メダル。
317.85点という圧巻。完璧ではなかったとはいえ、フェルナンデス選手が2回転となってしまった4回転を成功させていても315点台かと想像できるから、もう完勝。
「右足が頑張ってくれて(右足に)感謝です」とメダル確定後語った。

最終演技者として迎えた宇野選手は「それまでの選手の演技は全て見ていたので、自分が何点出せば、どの位置に行くかは想像できた。もし僕が金を取るとしたら、(予定した技術構成点的に)完璧に演じればそうなったが、最初の4回転ループでミスしたとき、(それは無くなったなと、演技中)笑えてきた」という驚きのコメント。
「ミス直後も焦らず、その後は冷静にできた」。
五輪という舞台なのに、この宇野さんの自分を客観的に見れる冷静さにも驚くが、それでこその銀メダルなのだろう。

羽生さんの冬季五輪フィギュア2連覇は66年ぶり。
何より、表彰台2人は冬季五輪史上、日本初の快挙。
放送後、キャスターの1人、上村愛子さん「勝つと言って本当に勝ちきる姿は、今後、他の競技にも大きな力を与えることでしょう」に納得。

なお、フリー演技の最高点は、4回転ジャンプを5本成功させて5位に入ったネイサン・チェン(米国)の215.08で、羽生のフリー206.17を上回った。

https://pyeongchang.yahoo.co.jp/video/detail/0/5735436323001
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000106-spnannex-spo
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000076-jijp-spo.view-000
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000024-jij_afp-spo.view-000
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180217-00018154-theanswer-spo
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000539-sanspo-spo
各選手の得点
https://pyeongchang.yahoo.co.jp/event/fsk/live/10110
宇野さん関係
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000050-mai-spo
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00000541-sanspo-spo

2018年2月15日 (木)

小平奈緒選手が相澤病院 所属のわけ~企業のふがいなさを感じる

相澤病院は小平さんを広告塔として採用したわけではなく、サポートしてくれる企業がなかなか見つからないとき、コーチで信州大学教授の結城匡啓教授が相澤病院に「採用してくれないか」とお願いし、院長は「高いお金は出せないけれど、結城さんの指導を受けて競技を続けるぐらいなら、なんとかできるかも」と引き受けたとのこと。

実際、病院のホームページには小平の「こ」の字も出て来ない。
そのホームページを見ると、開設が昭和27年1月(母体は明治41年1月開設)と歴史があり、医師=141名、看護師=543名、事務職員=248名ほか、総勢スタッフ=1,739人からなる大病院だ。
今度、松本市に行ったら、表敬訪問しておこっと。

http://doramakansou-arasuji.xyz/archives/3894
http://yurumire.com/kodairanao01/
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180215-00000007-sanspo-spo

女子団体パシュートとヨハン・デビットコーチの凄さ

小平&高木ダブルメダル興奮さめやらぬ14日夜のNHKスペシャル「女子団体パシュート」の特集は見応えあった。3人で先頭を交代しながら2400メートル走る団体パシュート。高木美帆個人だけでなく、女子団体パシュートも指導するはヨハン・デビットコーチ。

強豪オランダに勝つべく、日本チームには一糸乱れぬ隊列を徹底することで、風の抵抗を抑えた。加えてレース中のトップ交代の際は他のチームと違う高速交代をすることで秒数を稼ぐ。

これにより、昨年11月のワールドカップ第1戦で、それまで勝てなかったオランダに勝ち、8年間破られなかった世界記録を0秒02上回り、2分55秒77の世界記録で優勝。メンバーは高木美帆(23、日体大助手)、高木菜那(25、日本電産サンキョー)、佐藤綾乃(21、高崎健康福祉大)。

さらに、12月のスピードスケートのワールドカップ第3戦では、高木美帆、姉の菜那、菊池彩花により、2分53秒88と、11月に出した世界記録を2秒近くも更新して優勝し、デビットコーチが目標に立てた53秒台をクリヤした。

ここに留まらない。最初は2走から滑り途中でトップに替わる位置の佐藤(第1戦)、菊池(第3戦)とも、最後はヘトヘトになり隊列が乱れたことを考え、余裕のある高木美帆が先頭で滑る距離を伸ばし、2走の距離を短くする案で臨んだ12月8日(現地時間)、アメリカ・ソルトレークシティーでのW杯第4戦では、2分50秒87という驚異的な世界新で優勝した。(高木美帆、菜那、佐藤)

わずか2ヶ月間で5秒も速めたという信じ難い成果。ヨハン・デビット様様、恐るべし、というところだ。
平昌での金が期待できる。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180214

祝 小平奈緒さんと高木美帆さん~スピードスケート女子1000

小平奈緒さん~長野県ゆかりの者としても祝します
長野県茅野市出身。伊那西高等学校から信州大学を卒業した小平さん。
私の両親は同県塩尻市出身で、今も親戚が塩尻市、岡谷市、伊那市などにいるし、従弟の1人は松本市で働いている。
小平さんは親戚みたいなものだ!?!
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000091-asahi-spo.view-000
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180214-00000121-mai-spo

清水宏保さんの言葉

2018年2月13日 (火)

祝 高梨沙羅さん

3人とも10代で向かえたソチではメダルに無縁だった。
ルンビもアルトハウスも高梨を目標に練習を積んだ。
特にアルトハウスは徹底的に高梨を研究した結果、
飛行フォームが高梨ソックリと言われている。

いつしか2人は高梨を抜き、絶対王者だった高梨は
2人を追う立場に転じた。
直前の世界ランキングは今回の平昌と同じ。
同じ順位で五輪が決まったのはある意味、納得。

今度は高梨が2人を追い越す番だ。
新しい人も出てくるだろう。高梨の挑戦はまだまだ続く。
新たなスタートが平昌から始まったにすぎないのだろう。
とりあえずは、おめでとうございます。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180213-00000078-sph-spo
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180213-00000501-sanspo-spo
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20180213-OHT1T50081.html
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180213-00000004-asahi-spo
http://www.hochi.co.jp/sports/winter/20180213-OHT1T50041.html

2018年2月12日 (月)

片山杜秀氏「クラシック界の未来」(日経朝刊)を基に考える

評論家の片山杜秀氏が11日の日本経済新聞朝刊の
「文化」欄(最終紙面)に「クラシック界の未来」と題して
寄稿されている。
 要約するとこうだ。
「2020年東京五輪までは文化芸術に対する公的助成の
 規模は保たれ、企業のサポートも続くだろう。
 だが、それ以降は、公共の予算は介護、子育てや
 教育で手いっぱいになり、企業の社会貢献事業における
 クラシック音楽の優先順位も下がるだろう」。

「クラシック好きの割合において、40代~50代はその上の
 世代に比べ激減している。それはクラシック音楽の
 演奏会に足を運べば一目瞭然だ。
 これからの政治家や財界人、官僚等の指導層でも
 クラシック音楽を大事に考える人は減るだろう」。

「厳しい時代になるが、それでも一定のファンがいる
  (そういう市民権がある)のは事実だから、適正な規模
 での生き残りを主張していけば、なお未来はあると
 信じている」。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

としている。
最後の希望部分は抽象的で曖昧な文言なのは残念だが、
主旨は、私もこれまでブログ等で何度も書いてきていることと
同じだ。

器楽声楽を問わず、リサイタル、室内楽、オーケストラ演奏会、
オペラ等のジャンルを問わず、ここ5年内にライブに
一度でも行ったことがある人なら、誰でも直ぐに否応なく
気づくことは、
「来場者の7割から8割は、70歳前後(あるいはそれ以上)」
という現状だ。
本当にジャンルを問わず、クラシック演奏会のほぼ全て
そういう状況だ。

ということは、今来場されている人の大多数は、
20年後はむろん10年後は来場しないことを意味している。
ご健在であっても、今ほどは来れないだろうことは
容易に想像がつく。
ファンとして危機意識を持つが、誰よりもアーティストの皆さん
こそ最も深刻に危機意識を抱いているに違いない。

「若い人をファンとして取り込んでいく」ことへの努力は、
個々のアーティストご自身はむろん、ファンとしても、
少しでも手助けしたい、と感じるところだ。

現在も、CD鑑賞だけでなく、コンサートやオペラに出かけ、
あるいは贔屓の演奏家を応援している人は少なからずいる
ことはもちろん知っているし、私もその1人だが、
個人としての応援は限界があるのも自明の理だ。

個々のチケット購入だけでなく、SNS等を通しての情報発信、
感想公表を含めたアーティストや音楽団体の紹介等々、
ファンから発信して、若い層の仲間を増やす努力は
今後益々重要度を増すだろうし、何より、
アーティストご自身も努力されるべきだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アーティストの皆さんに敢えて言いたいのは、
私を含めたオジサン、オバサンは放っておいてよい、
ということ。
放っておいても、ファンなら来るときは来る、
行くときは行くから大丈夫です。

いわんや万一「タニマチ」的な老人が存在しているなら、
そんな老人こそ放っておき、若い人達に情報を発信
されたほうが、これからは何倍も得、ということです。

媚を売る必要はむろんないが、若い層にご自身から
PRを一層強化されることは重要なことだと思う。
その場合、「直前の演奏会案内」はファンを驚かすだけでなく、
対応は難しいものとなりがちだから、
演奏会情報はマメに早めに発信して欲しい。

そして、フェイスブックでも、なるべくなら、
演奏会情報だけでなく、そのアーティストに関心を
持ってもらう材料はなるべく発信されたほうがよいと思う。

もっとも、私自身の考えは、アーティストが、例えば
お子さんの写真等のプライベートな部分を「頻繁に」公表
することはあまり良いこととは思っていない。

とはいえ、「ご自身がご出演される演奏会情報だけを
時折発信されるだけ」というのも、
ファンとしてはやはり寂しい。
これはたぶん私に限らない「わがままなファン心理」
だとは思うが、バランスの良い情報発信等で、
若い世代におけるクラシック音楽ファンを増加させて
いく努力は、アーティストとファンの共同作業として
今後益々重要なことになるに違いないと思うし、
私も当然、微力ながら応援していきたいと思う。

アルマーニ~中途半端なスノビズム

アルマーニがどうたら言ってる泰明小学校の校長について、
北野たけし氏がテレビで珍しく本気で怒ってた。

「身なりが大事なんじゃない、と教えてきたのが
 学校じゃなかったのか?」と言った後、
顔写真に向かって「おまえ、トコ屋くらい行けよ」だって(笑)

泰明アルマーニ~いろいろな意見(TVから)
「生徒にアルマーニを強要するなら、
 先生も当然全員着用すべし」

「校長は自分で着たことのないものを(良さ等、
 本当のところを理解せず)有名ブランドというだけで
 選んだこと自体、ナセンス」

「62歳の校長は「自分はこれをやった」ということを
 残したかっただけ。今年入学する1年生の卒業を
 見届けられない年齢なのに導入するのは無責任」

「アルマーニじゃなくて、あるまじき、ですね」
  (麻布中学・高校校長 平秀明氏)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180212-00007418-bengocom-soci

2018年2月 9日 (金)

平昌五輪開会式

開会式で、韓国と北朝鮮の選手団がいっしょに入場行進する
シーンを見て率直に「良かった」と思った。
聖火の最終点火者~多くが予想したであろう、そのとおりの
 ~キム・ヨナさんに渡すために、
女子アイスホッケー合同チームの韓国と北朝鮮の選手が
聖火をいっしょに持って長い階段を駆け上がるシーンも
とても良かった。

五輪で、スポーツでは、これができるんだから、
政治的な好ましい進展もできないわけはないだろうに、と
 ~現実の困難さは百も承知で~そう思う。

ビップ席に、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の
金正恩の妹=金与正と米国のペンス副大統領が
数メートル三角州に座っているシーンは、
現時点では五輪しか なしえない1つの「奇跡」にも思えた。

ペンス氏の外側には安部首相。
この4カ国の要人が数メートル内に着席して、
選手たち拍手を送った。

金与生の訪韓は大きな「事件」であり、南北融和は
本当に進むかもしれない、と思わせるものだし、
なかなかの美人でもある金与正の国際関係における
重要性は、今後益々大きなものとなるだろう。

2018年2月 5日 (月)

日下紗矢子さん~ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団

中高年のマナーの悪さ

« 2018年1月 | トップページ | 2018年3月 »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック