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2017年10月 6日 (金)

都民ファーストとは何か?~都民ファーストの保守化、小池支持母体集団化という欺瞞性

都議の音喜多駿さんと上田令子さんの離党会見内容は、
都民ファーストがブラック体質化している点を露わにした点で
重大なものだ。ポイントは3つ。

1.二元代表制は有権者によって知事と議員を選ぶものだから、
本来、与党も野党も無いのだが、「与党」として
「議員個々の勝手な発言や調査を禁じている」という
個人の自主性への圧力。

2.新代表選出は、小池氏含む幹部3人のみで密室で
荒木千陽氏と決定され、55人の所属都議には議員総会での
「事後報告」だった、という情報公開の不徹底、密室性という
「ブラックボックス」体質。

3.所属都議から毎月、政務活動費15万が徴収されている。
55人で1千万に近い政務活動費は税金が原資であり、
個々の議員に給付されて使用する権利のあるお金なのに、
党(会派)の資金として提出を命じられている、という
「カネの強制拠出を命じる団体化」。

この点について、伊藤惇夫氏は
「犯罪行為に近いのではないか。政治資金の不正流用
 みたいな印象」と述べた。

他にも党費として6万円が徴収され、2万円のパーティー券が
相当数のノルマとして求められることもある、という。
上田氏は、「私の選挙区は庶民の多い地域。
とてもじゃないが2万円のパーティー券など支援者に
売れない」と述べた。
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この1と2に関して音喜多氏は、
「都民ファーストの都議も基本方針や誓約書などにサイン
 させられた。党の方針に従うように、などと書いてあるが、
 では党の方針や規約は何かというと、ない、
 見せられない、でもサインしなさいという。
  「希望の党」でも党の公約に逆らわない、
 遵守するようにとされ、しかしその公約がないのに
 今サインしないと公認は出さないとしている。
 これは『白紙委任状』を出すことになるが、
 この点でも都民ファーストの会と似ている」
と述べた他、
「都民ファーストの会に残れば『姉妹政党』として無条件に
 希望の党を応援することになる。私の政治家としての
 許容範囲を超えている」
とも明言。
また、会見ではなく他の番組においてだが、
「議員によってレベル差はあったと思うが、少なくとも私は
 メディア出演が厳しく規制されていて、事実上出られない
 状態だ」、
「新人議員と食事に行こうとしたら、『分派活動、派閥づくり
 の行動』だということで呼び出され、党役員から
 厳しく叱責を受けた」とのエピソードも話した。
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このように、個々の都議の決定権なし、選択権なし、
発言権なし、党の決定は全てブラックボックスで
言論統制してメディア出演禁止。
党の姿勢を問題視したら裏に呼び出して脅す。
存在するのは毎月21万円の支払いとノルマ付きの
高額な政治資金パーティー券の販売など、
こうした点が事実なら、「都民ファースト」は、
都民のための都政都議会改革のための団体というより、
小池氏が将来再び国政に出た際の支持団体を目的
として結成された集まりではないか?
と疑われてもしかたがないと思う。

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