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2017年4月12日 (水)

青木エマさん 独演コンサート

青木エマさんはこれまでオペラで聴かせていただく機会はあり、
特に昨年の「フィガロの結婚」でのケルビーノ役は素晴らしく、
そのことはブログで書いた。 下記URL参照

12日、日本声楽家協会が日暮里サニーホールにおいて
シリーズで主催する独演コンサートの第109回の出演者
として登場。
単独では初めて聴かせていただくので、ずっと楽しみにしていた。
ピアノは髙田恵子さん。

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開演に少し遅れてしまったので、係員の指示で3曲目までは
客席とロビーの中間の中扉の空間で聴いていたが、
そこにも凄い声量で届いてくるのにまず驚いた。
それが最初の印象。

聴く人に直截的に届く魅力的な声。
声に微妙な波動がありコロコロと流れるが、決して軽くなく、
「声自体に重力が在る」感じがして、その重力が声を前に
強く押し出すことで、聴衆の心に情感豊かな歌が
半端なく飛び込んでくる、そういう歌声と感じた。

なので、情感豊かな役やアリアで良さが一層発揮されるのでは?
と想像し、「トスカ」は似合うだろうなと想ったが、
あらためてプロフィールを見ると既に歌われている。
 「やはりな」と。

前半で少し気になったのは、歌い出し開始で、
音程が悪いというより、「スパッと出る感」がやや弱い
と感じたことだが、緊張もあったのかもしれない。
後半は得意な曲ということもあり、それは皆無だったので。

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その後半では、
「これまでフィガロは6回歌わせていただいたが、
 いずれもケルビーノだったので、一応(メソではなく)
 ソプラノとしているので」として、
「フィガロ」からは伯爵夫人とスザンナの曲も披露。
ソロリサイタルならでは。

得意のケルビーノはやはり素晴らしいし、
プッチーニもアンコールを含めた3曲はいずれも素晴らしく、
やはりエマさんは感情を直接的に表現する曲が
よく似合うと想った。

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アンコールの「夢で逢えたら」は素敵な選曲で楽しかったし、
エマさんに似合う曲と想えたので、これからも
アンコールピースとしてレパートリーに加えて欲しい。
「私のお父さん」も感情の込め方がとても良かった。

背が高く、スタイルの良い美人。スター性をとても感じる。
これからが益々楽しみな歌手をまた1人知り、
嬉しいひとときだった。

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演目は以下のとおり

1.からたちの花 (北原白秋作詩 山田耕筰作曲)

2.夢のあとに フォーレ作曲

3.夢やぶれて ~C.M.シェーンベルク作曲
   ミュージカル「レ・ミゼラブル」より

4.「私は客を招くのが好き」~J・シュトラウス2世作曲
   オペレッタ「こうもり」より

5.森の木陰で(オンブラ・マイ・フ)~ヘンデル作曲
    「歌劇セルセ」より

6.アヴェ・マリア ~マスカーニ作曲
   歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲より

7.あの目に騎士は~ドニゼッティ作曲
   歌劇「ドン・パスクワーレ」より

 (休憩)

8.モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」より
 (1)序曲~ピアノ独奏(カット版)
 (2)愛の神よ、照覧あれ(伯爵夫人)
 (3)自分で自分がわからない(ケルビーノ)
 (4)恋とはどんなものかしら(ケルビーノ)
 (5)とうとう嬉しい時が来た~恋人よここに(スザンナ)

9.プッチーニ 歌劇「ラ・ボエーム」より「私が街を歩くと」

10.プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」より「ある晴れた日に」

アンコール
1.夢で逢えたら~作詞・作曲=大瀧詠一
2.私のお父さん~プッチーニ歌劇「ジャンニ・スキッキ」より

7月のフィガロについてはこちら
http://susumuito.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-7208.html

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