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2017年4月18日 (火)

この半年で観た映画その22

昨年の10月6日に、この半年で観た映画 その21として、
2014年4月~2016年9月に劇場やDVDで観た映画の
感想を書いたのに続き、
それ以降=2016年10月~2017年3月に観た映画の感想を
シリーズの22として感想を記したい。

なお、これまで同様、既に単独でブログに書いたものは
「○月○日のブログに記載のとおり」、とだけにしたい。

 続きは後日書きます。

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 THE BEATLES~EIGHT DAYS A WEEK
  ~THE TOURING YEARS (劇場)
 10月14日付けのブログに記載のとおり


 何者 (劇場)
まあまあ。就活の大変さは解ったけれど。
最後に友情(人間心理)の関わるある種のドンデン返しが
描かれる。


 無伴奏 (DVD)
1969年に懸命に生きていた若者たちを今に時代から
見ると、ひどく真面目でひどく純粋でひどく不器用で
ひどく性急で、いい加減でひどく不純でひどく悠長で、
そしてひどく退屈だ。


 あやしい彼女 (DVD)
終わり近くは結構ジーンとした。
多部未華子さんの歌は、ラストのライブステージでの歌が
一番良かった。


 リップヴァンウィンクルの花嫁 (DVD)
これは名作。実は3時間を要する長い作品。ヒロインの、
こういう騙されやすい女性はいる。しかし、作品はむしろ
彼女の弱点ではなく、出会った女性との友情という意外な
展開となる。
縁もゆかりも無い人との出会いと繋がりが誰にでも、
どこにでもあり、それこそが社会でもある。
どういう人と人間関係ができるかは、誰にも当初判らない。
それでも深まった密接となった人の関係性こそが、
生きている証ともなる。心の支えにもなる。
一見ホワッとした、頼りない、心もとないヒロインと、
怪しい男性とが織りなす物語の進行は、
ユニークなテイストと色合いがあって、悲しさと意外なほどの
斬新な面白さがある。


 マネーモンスター (DVD)
相場を裏で操る人間に対する復讐を、
巻き込まれたTVキャスターが「共犯」していく、という
ユニークな展開。 「WRONG」と言わせるために。


 ボーダーライン (DVD)
そこそこよくできた復讐劇。


 エンド・オブ キングダム (DVD)
大胆な設定と展開。ロンドンでの大規模なテロ。
しかし、真の標的はアメリカ合衆国大統領だった。
欧米対イスラム系テロ組織の大規模な戦いを徹底的なまでに
スリリングにシビアに描いた。文句なく面白い。
なぜこの作品が話題にならなかったのか?
あまりにも大胆な設定だからかもしれないが。
http://end-of-kingdom.com/


 砂上の法廷 (DVD)
原題は「The Whole Truth」。
最後に大ドンデン返しが待っている。
確かに法廷では「誰もが」ウソをつく。面白い。
凄く面白い設定と展開。


 インデペンデンス・デイ リサージェンス (DVD)
エンタ性としては楽しめるが、展開に一貫性が無い感じ。


 オケ老人 (劇場)
11月24日のブログに記載のとおり

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 I AM A HERO アイ アム ア ヒーロー (DVD)
面白かった。私はホラー系は嫌いだが、
これはグロテスクで気持ち悪いが楽しめた


 この世界の片隅に (劇場)
12月5日のブログに記載のとおり


 君の名は (劇場)
12月17日のブログに記載のとおり


 植物図鑑 運命の恋、ひろいました (DVD)
オーソドックスな純愛物語で、高畑充希ファンは必見だが、
そうでない場合はどうだろう 、と思わなくはないが。
彼が突然いなくなった後、高畑さんが自転車で
広い坂道を降りて来るシーンが良い。
全体的に高畑さんの表情の変化が素敵だ。
やはり良い女優だと思う。


 ちはやふる (DVD)
正月だからではなく偶然だが、昨年劇場で観れなかった
「ちはやふる」の全編(上の句)後編(下の句)を
DVDで観た。とても良かった。
いわゆるスポ根ではなく、和歌、小倉百人一首に基づく
「競技かるた」という伝統文化において、
広瀬すずさんら若者たちの若さが「かるた」ともに
ハジケ飛ぶようなチーム対戦がとても面白い。
前編後編上映という長い作品だが、
まだまだ続編を観たくなる素敵な映画だ。


 ぼくは明日、昨日のきみとデートする (劇場)
過去と現在を行き来する(時空を飛び越える)作品は多々あり、
特に邦画はここ20年くらいのトレンドというより
「ワンパターン」と言えるほど、ウンザリするほど
たくさんある。この作品もその一種ではあるが、
これまでと違って、2人の進む時間が真逆で、
ある時点ごとにシンクロするとした点は斬新。
状況を知ってからも、物語が進行する中でも
頭の中で整理するのに戸惑い混乱するほどで、
そういう意味ではユニークだし、切ないストーリー
となっている。
https://www.youtube.com/watch?v=nqzjv3TWvA0
http://www.bokuasu-movie.com/

 日本で一番悪い奴ら (DVD)
綾野 剛主演の映画は、常に彼個人の強いパワーを感じる。
これもその映画。近年、最も見応えのだる俳優の1人だ。
面白かった。


 葛城事件 (DVD)
主演三浦友和さんの代表作の1つになるだろう。
内容自体はノーコメントだが。


 世界から猫が消えたなら (DVD)
なかなか良い物語だった。かけがえのない存在と別れ。
両親、彼女、映画好きの親友。
「猫」は物語の中で実在であると同時に、
タイトルとして大事な存在の象徴でもある。
「何かいい物語があって、それを語る相手がいる。
 それだけで人生は捨てたもんじゃない」
  by 海の上のピアニスト
http://www.sekaneko.com/
https://www.youtube.com/watch?v=BPa0DLEy5cY
https://www.youtube.com/watch?v=Q8wcdU6KYKI

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 ミラノ・スカラ座~魅惑の神殿 (劇場)
とても興味深かった。欧米の有名オペラハウスと異なり、
首都ではないミラノにて完成したのは1778年。
以後240年近い歴史を持つオペラの殿堂。
フレーニ、コッソット、ヌッチ、ドミンゴらの名歌手や
元総裁(支配人)、演出家等インタビューを受ける関係者が
その魅力、輝かしい特別な歴史を誇らしげに語るのは
当然だ。
2012年から音楽監督を務めるバレンボイムは
「この歌劇場はまるで生きているようだ。
 壁はマリア・カラスのことなどを語りかけて来るようだし、
 それに苦しむ若い歌手もいる」と語る。
フレーニがデビュー間もないころ、カラヤンの指揮でミミを
歌った際、カラヤンは涙ながらに
「僕が泣いたのは母が死んだとき以来です」と
フレーニに伝えた、いうエピソードもフレーニ自身が語る。

第二次世界大戦で爆撃を受け、崩壊した白黒写真は
初めて見たが、ミラノの市民は戦後すぐに再建を強く希望し、
わずか約1年ほどの後の1946年5月11日再建記念公演
ではアメリカ在住のトスカニーニを呼び戻して開催され、
そのときの思い出をテバルディが語った。
ヴェルディの国葬での古い映像も初めて見た。
トスカニーニは客席で婦人が着帽するのを禁じ、
アンコールも禁じる等で、華やかな歌手陣だけでなく、
指揮者が公演を仕切るスタイルを確立したが、
プッチーニの没後、トスカニーニが「トゥーランドット」を
初演した際、「プッチーニはここまで書いて亡くなりました」と
客席に振りかえり報告すると大きな拍手が起きたことは
スカラ座ならではの話として伝えられた。

「スカラ座ならでは」で言えば、聴衆が上演後、
劇場の近くの酒場で歌手や演出に対する容赦ない語り合いを
交える場面や、記念碑的と言われる1950年のカラス主演、
ジュリーニ指揮による「椿姫」でも、ヴィスコンティによる
演出については酷評が多かったことが紹介され、
あるいは、ステファノが歌う最後の「ラ・ボエーム」公演では
彼は第1幕は悲惨なデキで、聴衆は無反応だったが、
第3幕での歌唱では盛大な歓声と拍手が起きたことを
レオ・ヌッチが「これぞスカラ座」として感慨深く伝えていた。

あるいはカヴァイバンスカは
「劇場の外では革命思想の若者から卵を5回くらい
 投げつけられたわ」と笑い、イタリアの社会状況にも
触れた。

シーズン開幕初日という毎年の12月7日を迎える慌ただしい
状況が終り近くで描かれるが興味深い。
冒頭やその12月7日を含めてスタッフらの仕事ぶりも
丁寧に伝えられ、オケのトロンボーン奏者なども
クローズアップされる。

上演シーンやリハのシーンももちろん多々出て来る。
古くは1952年のアイーダや、
最近では2012年のバレンボイム指揮によるヴェルディの
「レクイエム」の本番演奏、
2014年の「フィデリオ」のリハ。また、
2006年の「オテロ」でのドミンゴ、
2007年アバドによる「ローエングリン」、
同年バレンボイムによる「トリスタンとイゾルデ」、
1981年来日公演時でのカルロス・クライバーや
ドミンゴ等々。
2007年のレオ・ヌッチのリサイタルシーンも素晴らしい。

バレエでも往年のエトワールがヌレエフが来演した際に
5日間の指導を受け、最後に
「腹を据えるということがどういうことか解っただろう」
と語ったことも紹介される。

エンディングでは歴史的な公演ポスターも字幕とともに
紹介されるが、イタリア人指揮者だけでなく、
フルトヴェングラー、ベーム、カラヤン、サヴァリッシュら
ドイツ系の名指揮者やバーンスタインの名もあった。
それに先立ちフルトヴェングラー、ミトロプーロス、
あるいはバーンスタインとジュリーニが談笑する写真等も
映し出された。

とても1回だけでは観足りない、今後も何度でも観たい
ドキュメンタリー映画だ。
数カ月後にはDVD化されるだろうから、
レンタルであれぜひお薦めしたい。
http://milanscala.com/


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 青空エール (DVD)
劇場で観なかったことを後悔したくらい予想外に良かった。
高校の吹奏楽部と野球部のそれぞれの部員を軸に展開するが、
特に吹奏楽部においては、映画「オケ老人」を観た人なら、
「梅響と梅フィル」の対比における「梅フィル」的な方向で
行く部と言えば、想像がつくだろう。
しかし、そこに、土屋太鳳さん演じるヒロイン女子高生が、
技術的には落ちこぼれでも、彼女のピュアな心と愚直な歩みが、
やがて最終的には、あのとき「梅響」にしかなかった
「心通うところからの統合力」をもたらすことになる。
「音楽を人に届ける」とは何か?
音楽は人を励まし勇気づけられるか?
なぜ人は音楽をするのか?
そうしたことをあらためて感じさせてくれる素敵な
青春ストーリーだった。
純粋で愚直なまでに人想いで一途な心の持ち主を演じた
土屋太鳳さんは、彼女以外にこの役は想いつかないほど
役に合っていた。
杉山先生を演じた上野樹里さんの指揮ぶりも
なかなか良かった。
http://aozorayell-movie.jp/

 以上です。

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