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2017年2月12日 (日)

追分節考

昨年11月7日に、山田和樹さんが日本フィルと
柴田南雄さんの特集コンサートを開くことは知っていたが、
交響曲「ゆく河の流れは絶えずして」はCDで持っていて、
一度聴いたときあまり感心しなかった記憶があったので、
演奏会には行かなかったが、
12日夜Eテレでの放送を見、聴いて、
やはり行けばよかったと思った。

それは「追分節考」の大規模な演奏を見ての感想からだ。

東京混声合唱団による「追分節考」は、
2014年7月26日に第一生命ホールで行われた
八尋和美さん指揮活動50年記念特別演奏会で聴いている。

あのときも、シアターピーススタイルにより
東混の団員と尺八奏者が客席通路を行き来しつつ演奏され、
東混がプロ合唱団の力量を存分に示してくれたこともあり、
とても感動したものだ。

今日テレビ放送された11月7日の演奏会では、
東混だけでなく、更に武蔵野音楽大学合唱団を加えて、
サントリーホールの客席通路を全面に使っての大規模な演奏
だったので、会場で聴いた人の感動はいかばかりだったろう、と
羨ましく想った。

 交響曲「ゆく河の流れは絶えずして」
この日のメインでもある「ゆく河~」をCDではなく、
このように映像で見、聴くと、とても面白かったが、
ただ、私はやはり楽章が進むにつれて次第に退屈にもなった。
第2楽章のバロック曲想がむしろ面白く、
第4楽章の終わりに少し出る合唱は、
 林光さんの「原爆小景」の第2楽章に似た印象的なもの
だったが、第4楽章のロマン派、第5楽章の現代曲想部分は
それほどでもなかったし、第6楽章以降の合唱も、
「追分節考」の延長線上にあるだけの感じがして、
題材としては鴨長明の「方丈記」という面白いものを
使いながら、「追分節考」以上の成功を収めているようには
想えなかった。

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