« 長淵剛さんのメッセージを支持する | トップページ | 飯能市民による第九 »

2016年12月17日 (土)

映画 君の名は

とうとう「君の名は」を観た。なかなか良かった。
物語としてはよくできていると思う。

空や自然の映像が美しい。奥寺先輩が良い。
大災害に関わる人々という点で、後半に物語が新たな展開に
入ってすぐ、否応なく「3.11」の被災者に思いが行く。
「3.11」以前において、被災されることになる人々を、
災害が予想できたなら誰だって事前に救いたいと思う。

物語だからどの作品にも矛盾点や不思議な不可解な点は在る。
この作品だと「死亡者名簿」の中の件と、
「偶然、防災訓練があり、奇跡的にほとんど助かった」
とする点はよく解らなかったが、ラストシーンを考え併せると、
「君の名」を知らない多くの助けられなかった人々を、
物語の中では助かった、助けることができた物語として設定
したのかもしれない。

「忘れたくない人」、「忘れたくなかった人」、
「忘れちゃダメな人」
という言葉はズシンと来るが、現実にはこの国では、
「3.11」を忘れたかのように原発再稼働に向かい、
避難所生活者の報道より、毎日のように4年も先の
東京オリンピックのことばかり報道されている。
反吐(ヘド)が出るほどに。

大ヒットはめでたいが、これを観た特に若い人たちが、
特定の「忘れてはいけない異性」だけでなく、
大震災での死者や被災者、イジメや過労での自殺者や、
紛争地域の人々をも「忘れない」という思いに至るなら、
この映画の価値は倍加することだろう。

逆に言えば、そうでないなら、
「ちょっと印象的な映画を観たね」という「思い出」で
終わってしまうかもしれない。それは観た人次第だろう。

https://www.youtube.com/watch?v=3KR8_igDs1Y
https://www.youtube.com/watch?v=k4xGqY5IDBE
http://www.kiminona.com/index.html

« 長淵剛さんのメッセージを支持する | トップページ | 飯能市民による第九 »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック