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2016年11月 9日 (水)

トランプまさかの勝利~保守化傾向の決定的現象

資本主義社会の牙城に、バーニー・サンダースさんが登場して
若者に支持された事が象徴していたように、
米国内の「格差」は「アメリカンドリームはもう無い。信じない」
という絶望を社会にもたらした。

1%の富裕層の総所得が、90%の人々の総所得の30倍。
学生ローンの総額は130兆円(1人あたり360万円)。
公立大学の学費が15年で2倍。

「中間層がいなくなり、富裕層と貧困層だけの社会となった」
と言われるアメリカ(日本だってヒトゴトではないが)。

資本主義に夢が無くなった米国社会。
グローバリズムはまかやかしで不幸をもたらす強引な現象だった
にせよ、またヒラリー・クリントンがウォーレン・ヴァフェットを
決起大会に呼んだ事に象徴される「特権階級の資本主義」
を具現化する既存体制と看做されたにせよ、
「移民は出て行け! メキシコとの間に国境を造る。
 強いアメリカを取り戻せ!」
というトランプ氏の主張と今回の勝利は、
日本を含めた多くの国に見られる保守主義、国粋主義の
台頭を決定する現象だ。

現実問題として、今後、トランプ氏は選挙戦で主張したことを
ことごとく裏切り、修正していかねばならない現実に
否応なく直面していくことだろう。

今回の彼の勝利が、米国内の人々の経済的不満の爆発現象
によるものとはいえ、「強いアメリカを取り戻す」を信じて
期待した人々が、いつか「トランプに対する失望」に
変わっていくときのほうが、よほど「怖い」感じがする。

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