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2016年11月 8日 (火)

コンサートマスターの黒イス使用と後からの単独入場はナンセンス

フェイスブックの「クラシックを聴こう!」(通称「クラキコ」)
に、まず下記1を投じたところ、多くの賛同のほか、
実際に実施しているアマオケの人3人から
特に黒イスについて反論があった。

まずは、その基本たる1を述べる。

コンサートマスターの黒イスと個別入場の流行について


1.コンマスの後からの「個別単独入場について」

私のフェイスブックのウォールで、多くの演奏会を聴き、
親しい演奏家も多い75歳の男性が、
「いつからコンサートマスターが(団員がステージに揃った)
 後から1人で入場し、(指揮者より前に)拍手を受ける
 風潮になったんだ?!」

と怒りコメントを書き、私もそれに同調して、
「私もあれは批判的立場なので、そうした場合、
 拍手はしません。指揮者が登場したときだけに
 しています」と応じた。数年前のこと。

ここ10年位、プロオケだけでなく、アマオケまでそうした傾向
が顕著だ。むろん、そんなことはしないアマオケはある。
私が活動しているオケもその1つ。

プロもベルリン・フィルやウィーン・フィルなどの一流どころは
していなはず。シカゴ響など、お客さんが来場する中、
既にめいめいステージに出てさらっているから驚く。
格式張っていない。

ところが、日本のプロオケの多くが上記
「コンマス1人後から入場」が主流となり、
アマオケが偉そうに真似ている。

コンマスはむろん確かに重要な特別な存在である。
しかし、それはあくまでも団内の問題であって、
聴衆に示すことではない。
オケにとってはまずコンマスが重要だが、聴衆にとっては
指揮者が全てで、拍手を受ける栄誉も含めて、
指揮者が代表すればよいことだ。


2.コンマスの「黒イス=アップライトピアノ用イスの使用」
  について

時期を同じくしてかは不明だが、コンマス1人が
アップライトピアノ用の黒いイスを使用するオケが
プロアマ問わず増えてきた。
アマオケでさえ主流となっている感がある。

昔、私が活動するオケでも当時いた女性コンマス
(今は退団)が、それをやろうして、
客演された故・岩城宏之さんがリハ中に、
「偉そうだから止めなさい=皆と同じイスにしなさい」
と注意し、私は内心快哉を叫んだものだ。

黒イスの流行は、理屈では「座高が高くなるから、
団員全体からコンマスが見え易くなって良い」、だそうだが、
笑止だ。

実際オケの中で経験している者から言わせれば、
「大して(ほとんど)変わりないよ」、ということ。

最近聴きにいったアマオケもほとんど全てコンマスのみ
黒イスが置かれてあり、使用していたので、
見るたびにウンザリした。

なお、最近はチェロパート全員が黒イスで弾くオケも
プロアマ問わず増えてきた。
これは「カッコ付け」ではなく、利便性からなので、
理解できるし特に批判はしないが、
ただ見栄え的にはあまりよくない。
だいいち、そうせず、皆と同じイスで弾いているオケは多々ある。

というように、ここ数年、コンマスが「何か勘違いしている」
傾向を、私は嫌な思いで見ている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これに対して、いろいろ意見をいただいた事に対する
再度の私のコメントは以下のとおりだ。

皆様、多数のご意見ありがとうございます。
「クラキコ」には「音楽通」が多く、ご自身で演奏活動を
されているかたも多いので、
普段から疑問に感じていた事を問題提起させていただいた
次第です。

同じく感じていらっしゃるかたも多いことが判りましたが、
実際に黒イスや個別入場スタイルをとっているオケのかた
3名の方からの「反発」も興味深い反応でした。


  【黒イスについて】

聴衆として会場に行き、団員が入場する前のステージで
コンマス席のみに黒イスが置いてあると私は
「見ため的にも、みっともない」と感じます。
これには「カッコイイ」、「何も感じない」、
「別にどうでもいいじゃない?」とする意見があることは
承知しています。

また、アマオケでヴァイオリンを弾いている者としては、
私が活動するオケはコンマスも他の団員と同じイスを
使用していますが、角度で見え難いことはあっても、
高さとして見え難いと感じたことは一度もありません。

実際、海外国内の有名なプロオケでも、
全員同じイスで演奏しているオケはたくさん在ります。

演奏者は楽譜を見るので、指揮者やコンマスを四六時中
見ているわけではなく、要所々々を瞬時に見るだけですし、
それで十分なわけです。

「体格で小柄な人など、必要な状況もある」との
ご指摘は、なるほどな、と思うもので、
一概に全てを批判はできないな、と理解しました。

団員の中でちゃんとその意義を議論した上で決めた
スタイルなら、それでいいと思います。
ただ、コンマスが独断で使用している場合は、
その人の「勘違い」や思い上がりを否定できないかも
しれません。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 【コンマスの個別入場=演奏開始前にお客様に
  2回も拍手をいただく是非について】

「反発」の中に、「音楽が大事だから、そんなこと気にしなくて
いい」との意見がありました。確かに音楽が大事、
それが全てでしょう。ならば逆に、

「なぜ黒イスを使ったり、いわんやコンマスが指揮者のように
 単独で入場して拍手をもらうのですか?
 そんな必要無いでですよね。
 本当に音楽だけのことを考えているなら」、

とも反論できるわけです。

本文にも書きましたが、コンマスは無論重要な存在で、
ある意味、指揮者より重要です。それはプロアマ問わず、
合奏経験者に共通した認識だと思います。

しかし、それはオケ内のことであり、聴衆にそれを
特別にPRする必要はないわけです。

本文冒頭に書いた、ご年配者は、
「なぜ指揮者に先んじてコンマスが単独入場する?
 (そうすることにより)なぜ2回も拍手しなければ
 いけないのか!」、
と怒り口調で書いていました。

私もそう思います。
少なくとも、そう感じている聴衆もいる、という点は重要です。
これは「狭量な意見」とは思いません。
音楽を聴きに来たお客様に、演奏開始前に2回拍手を
いただく必要があるのでしょうか?

指揮者への拍手1回で代表すればいいとは思いませんか?

「指揮者じゃない人が、なぜ指揮者に先んじてお客様
 から拍手をもらう必要があるのか?
 他の団員といっしょに入場すればいいだけのこと
 ですよね」、と思うのです。

「演奏開始前にお客様に2回も拍手をいただく是非」
について、演奏者側にいる人間としては、
再度考えてみる意義はあると思います。
「クラシックは敷居が高い」という声を考慮した観点からも。

先述のとおり、黒イスは「体格の問題」等での例外は
あり得るかもしれないと理解しましたが、少なくとも、
コンマスの単独入場は、どう説明しても、
「論理的で実利的な必要性は全く無い」と思います。

プロオケならまだ許せますが、
「アマオケがそれをマネする必要はないでしょう」
と思うわけです。

とはいえこれも、単に「流行だから」ではなく、
団内できちんとその「必要性や意義や理念」を相談して
確認したうえなら、まだよしとしますが、
「本当にそこまで考えてしていることですか?」
という観点からの問題提起と受け止めていただけたら
と思います。

いずれにしましても、ここまでの多くのご意見、
書き込みをいただきましたことに深く感謝します。

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