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2016年11月 3日 (木)

ル スコアール管弦楽団 マーラー交響曲第6番 第41回演奏会

3日午後、ル スコアール管弦楽団の第41回演奏会を
すみだトリフォニーで聴いた。
指揮は冨平恭平さん

曲は

1.ラヴェル スペイン狂詩曲
  (休憩)
2.マーラー 交響曲第6番 イ短調

1996年8月発足の ル スコアール管弦楽団を私は
過去2回聴いている。
団名はフランス語「Le Square」とは
「(オープンな)広場」という意味で、音楽を演奏する者と
 聴衆が共に楽しめる場でありたい、という希望が
 込められた団名」、とのこと。

指揮者の冨平恭平さんは、二期会や新国立劇場のスタッフ
として副指揮、合唱指揮者、コレペティトゥア、等々を
長く務めてきた中堅で、関わったオペラはワーグナー、
ヴェルディ、モーツァルトら、邦人作品も含めて60作品
を超えるという活躍ぶりだ。
服部容子さんとのピアノデュオや歌手リサイタル伴奏も
含めてピアニストとしての活動も精力的にされている。

私自身は以前、冨平さんの指揮、
オーケストラ ハモンによるマーラーの交響曲第3番
を聴いたことがある。


今回のオーケストラの配置は今流行りの対抗配置で、
以前も書いたが、私はこの配置には賛成しない。
特にそうする効果を感じないのだ。それはさておき、

1曲目のラヴェルは、第1曲「夜への前奏曲」の開始ほどなく
のトゥッティや、第4曲(終曲)祭りの中に、
「ダフニスとクロエ」を連想するラヴェル独特の
ラヴェル・トーンが出てくるが、全体としては
ラヴェルにしては地味な曲で、
あまり面白みの無い曲。
オーケストレーションはともかく、エンタ性という点では、
彼にしてはあまり成功していない曲だと思う。

 休憩後のマーラー。

オケの演奏能力としては、先日のザッツ管弦楽団を
1回り上回る見事なデキだった。
私は過去2回、ルスコアールの演奏を聴いているが、
弦だけでなく、金管、木管も巧いので、
マーラーがとても様になる。

この日の第1トランペッターも第1ホルン奏者も
とても上手かった。

演奏全体では、冨平さんが全体的にゆったりとした
堂々としたテンポを設定したのがとても良かった。

第2楽章と第3楽章の順番の問題は私はこれまで
何度も書いているとおり、第2楽章がスケルツォ、
第3楽章がアンダンテのようが良いと思うが、
冨平さんは第2楽章にアンダンテ、
第3楽章をスケルツォとした。

アンダンテに入る前の長い沈黙も印象的だったし、
しなやかな演奏だが、「溜め」が少なく、
部分的には不満はあったものの、しっかりとした演奏。

遅めのテンポをとったスケルツォが特にユニークで、
そのことにより、この楽章の新しいイメージを創り上げて
いた感じはする。
興味深いアプローチだったし、演奏も良かった。

終楽章に至るまでオケもパワフルを維持していた。
ただ、一番最後のピッツィカートがやや強過ぎて
現世的な音がしたのは残念。
もっと「死んだ音」で奏したほうが良かったと思う。
この最後の場面はザッツ管弦楽団のほうが良かった。

終演後の拍手が起きるまでの間合いは、
ザッツ管弦楽団のときほど長くはなかったものの、
一定の間合いで拍手が起きた
 (フライングブラヴォーは無かった)点は良かった。
立派な6番の演奏でした。お疲れ様でした。

なお、私はコンマスが黒イスを使うこと、および
団員の後から単独で入場して来る事に反対です。
コンマスは特権意識を排しましょう。

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