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2016年8月16日 (火)

シン・ゴジラに関する東京新聞の記事より

シン・ゴジラに関する東京新聞の2つの記事

その1.「何か言いたくなるゴジラ」~東京新聞8月13日の記事より

13日の東京新聞の連載コーナー「ネットで何が…」でも
「シン・ゴジラが空前のヒットとなっているが、とにかく、
 何かを言いたくなる作品のようである」として、
取り上げられている。以下、抜粋でご紹介すると、

「この映画を巡っては、「決められない日本」、「やっぱり日本はアメリカの支配下」、「無駄な会議や決定手続の煩雑さ」、「有能な人材をいかに登用するか」といった日本社会の分析に加え、東日本大震災に伴う原発事故との関連性を指摘するなど、多くの人にとって自分の事としてとらえたことも「何かを言いたくなる」原因だ。

また、エヴァンゲリオンシリーズの庵野秀明監督が制作の指揮を執っているだけに、同作の熱狂的ファンもその共通項やオマージュ的な部分を見つけては楽しんでいるようだ。

しかし、そんな小難しいことを考えずとも、単純に映像としての迫力や素晴らしさが認められ、ストーリーも面白いというA級娯楽作品になっているところがヒットの理由だろう。

多くの人が「盛り込みすぎなかった」ことを評価している。すなわち、「ゴジラ対日本政府というシンプルな構図が良い。そこには余計な恋愛も友情も家族愛も主人公の個人的なトラウマも無い。ただただゴジラ対策を軸に物語が進む面白さ」がある。

映画では、とかく心の内面を描いたり、苦難を乗り切ろうとする男女が恋に落ちるなど様々な要素があるが、これらが無い点を気に入った人が大勢いたのだ。

また、もう1つの特徴としては、各人がレビューにおける「ネタバレ」を何とか避けようとしている点である。そこは、ネタバレをすることによって批判を浴びること避けているのではなく、未だ観ていない人に、より楽しんでもらおうという配慮があることだ」

以上です。

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シン・ゴジラに関する東京新聞の2つの記事

その2.「ゴジラ 安保に食らいつく」~東京新聞8月9日の記事より

8月9日の東京新聞では、「ゴジラ 安保に食らいつく~大暴れ公開中 現代を問う」として、「シン・ゴジラ」について、「7月29日の公開から8月7日までの10日間で観客動員数は145万人、興行収入は21億5千万円に達した」と紹介し、「ゴジラという虚構を通して「有事における日本の安全保障」をリアルに追及している」と書いている。

映画評論家など複数の意見も紹介しているので、それを抜粋ではあるが紹介したい。

(1)映画評論家の前田有一氏は、
「水爆実験を背景に製作され、子供向けなのに反核メッセージが強かった1954年の第1作とよく似ている。今回も2016年の日本ならではの時代のメッセージが伝わってくる。例えば、首相が市街地の銃使用をためらい、何もできないシーンがあり、保守もリベラルもショックを受けるのでは」。

(2)映画評論家で映画監督の樋口尚文氏は、
「ゴジラの姿はまるでコントロールできない原子炉。1国の存亡を描いた点で日本沈没と似ているが、あれが描かれた当時とは違い、「3.11」以後、国土消滅は現実味を帯びた」。「大臣や官僚トップが自己保身にきゅうきゅうとするのに対し、後ろ盾の無い若者たちが立ち上がる。若い人に未来を託そうという真剣な意思が感じられる」

(3)懸念点の指摘として、批評家の杉田俊介氏は、
「民衆の顔がほとんど見えず、自衛隊の視点が全面に打ち出されている。ゴジラ攻撃の意思決定がもたつくシーンから、自民党の改革草案にある緊急事態条項の待望を訴えていると短絡する人もでるのでは、と危惧する」としている。もっとも、杉田氏がそうツイッターで披露すると、「芸術作品を政治と結び付けるな」という批判も多数アップされたという。

(4)特撮研究家の氷川竜介氏は、
「単純に自衛隊礼賛や改憲支持、あるいは逆に原発批判等のプロパガンダとだけとらえる認識は疑うべき。全ての物事には二面性があり、1つ1つの事柄について丁寧に議論すべきだ。でないと、作品の本質を見誤る」、としている。

以上です。

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