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2016年7月31日 (日)

加耒徹さん&長谷川忍さんデュオリサイタル

31日午後7時からはバリトンの加耒徹さんと、
メゾ・ソプラノの長谷川忍さんによるデュオコンサートを聴かせて
いただいた。

会場は渋谷L'atelier by APC

若くして後援会もあるバリトンの加耒徹さんと、
メゾ・ソプラノの長谷川忍さんはオペラ研修所時代から
「いつかいっしょに」という話はあって、待望の、とのこと。

まずは演目

1.プーランク 愛の径    デュエット

2.デュパルク 旅への誘い  加耒さん

3.ビゼー てんとう虫    長谷川さん

4.ブラームス アルトとバリトンの二重唱より
 (1)水はさざめき (2)狩人と恋人

5.マーラー 歌曲集「子供の魔法の角笛」より
 (1)塔の中の囚人の歌
 (2)魚に説教するパドヴァの聖アントニウス ~加耒さん
 (3)骨折り損のくたびれもうけ
 (4)この世の生活  ~長谷川さん
 (5)運の悪いときの慰め合いっこ

後半

1.オッフェンバック 歌劇「ホフマン物語」より舟歌

2.モーツァルト 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より「お手をどうぞ」

3.ドニェッティ 歌劇「ドン・パスクワーレ」より「天使のように美しい」
      ~加耒さん

4.ロッシーニ 歌劇「アルジェリアのイタリア女」より「運命のいたずらか」

5.サン=サーンス 歌劇「サムソンとデリラ」より
 (1)愛の神よ、私に力を与えたまえ ~長谷川さん
 (2)私は山を越えて

アンコール
モンテヴェルディ「ポッペアの戴冠」より二重唱


ソプラノとテノールのデュオ、それに次いではテナーとメゾ、
ソプラノとバリトンによるデュオ演奏会はたまに開催されるかも
しれないが、低声音域同士でのデュオ・リサイタルはそれ自体珍しい
だろうし、曲目も含めて確かにハデさは少ないものの、
じっくりと大人の声のハーモニーによる、
また美男美女によるデュオコンは、
暑い夏の日の夜の清涼感を覚える「大人なひととき」を
提供していただいた感がある。

やはり選曲がだいぶ大変だったようだが、それでも
ソプラノの曲を忍さんが歌う等の工夫も加え、
前半は歌曲をじっくりと、後半はオペラのアリアを
演技も交えて披露した演目もとても良かった。

ぜひ今後も第2回、3回と続けて欲しい企画だ。

ピアノを演奏した木村裕平さんは
特に前半のマーラーの「子供の魔法の角笛」や、
後半のサン=サンーンスの「サムソンとデリラ」での
伴奏が素晴らしく、単によく弾けるとかでなく、
オペラチックな間合いや音色などの点でも優れた演奏を披露した。

来年の「千駄ヶ谷スタイル」の演奏会でも伴奏を
務めるそうだから、これまた楽しみだ。

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