« FAF管弦楽団 第51回定期演奏会 | トップページ | 参議院選挙 »

2016年7月11日 (月)

若い皆さんへ

以下は、参議院選挙を控えた7月9日にフェイスブックにアップした文です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日高齢の父が珍しい腫瘍を無事削除して3週間で退院しました。ガン保険は2年前の大腸がん切除時に使いましたし、今度はガンではないので保険は使えませんでしたが、結果、費用は驚くほどの、信じられないほど安価なものでした。高齢者に対する社会保険制度が整備された日本ならではと改めて感じ入りました。

かつて、中国から、「日本は中国以上に社会主義ですね」と揶揄されたほど我が国の保険体制は確かに世界に冠たるものの1つかもしれません。
しかし、今後、税収の不安定化も含めて、これまでの社会保障整備体制が維持されるとは限りません。

2000年前後のITバブル前後から、一部の会社役員の間に「日本もアメリカのように役員は億円単位で報酬を得ていいんだ」という空気が拡がり、実際、そういう実力も無いのに「勘違い」する状況が幾つかの会社に生じました。
実力も無いのに「実力主義」で格差が在ってもいいんだ、とうぬぼれ、他方では正社員を減らし、低賃金で身分保障が無いに等しい派遣社員が増加するという、派遣会社が目指した思惑が社会状況と絡んで拡がりました。結果、こんにちでは、6人に1人が貧困という、30年前には全く考えられないような先進国にあるまじき不名誉で不幸な状況に陥りました。

政治は若い皆さんが思っているほど「ひとごと」ではないし、無視したり、あきらめていても、そんなこととはおかまいなく狡猾な時の政権にある大人たちは自分たちに都合のよい仕組みを作っていきます。

国際的な安全保障体制も、時の政権が一定の国とのみ仲良くしようと、アジア全体の枠組みからはむしろ危険な状況を平然と構築してしまいます。

若い皆さんには、そのときどきの権力を持った政権と政策には絶えず「それでいいのか?」という視点を持って欲しいです。「自分ひとり投票に行かなくても大勢に変化ない」というのは間違いです。そう思っていた1万人の若者が選挙に行けば、結果は自ずと大きく変化します。

私を含めた「老人」など、先は見えています。しかし、若い人は自分たちの思考と行動で皆さんが考えている以上にごく簡単に状況は変えられます。それをするか否かを選択するのは正に若い皆さん次第です。

« FAF管弦楽団 第51回定期演奏会 | トップページ | 参議院選挙 »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック