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2016年1月23日 (土)

所沢Muse New Year Opera Gala~初めて知る歌手に出会う喜び~上本訓久さん

所沢ミューズのマーキーホールで開催された
ニューイヤーコンサートを聴いた。

出演者

ソプラノ~鈴木愛美 嘉目真木子

メゾソプラノ~富岡明子 鳥木弥生

テノール~樋口達哉 与儀 巧 上本訓久

バリトン~寺田功治 押川浩士

ピアノ=赤星裕子

進行=萩森花菜&押川浩士

前半
1. ロッシーニ 歌劇「セヴィリアの理髪師」より
     「私は町の何でも屋」 押川

2. ロッシーニ 歌劇「セヴィリアの理髪師」より
     「今の歌声は」 富岡

3. ドニゼッティ 歌劇「愛の妙薬」より
     「人知れぬ涙」 与儀

4. モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」より
     「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」 寺岡

5. プッチーニ 歌劇「ラ・ボエーム」より
     「冷たい手を」 樋口

6. ヴェルディ 歌劇「リゴレット」より
    「慕わしい御名」 鈴木

7. ビゼー 歌劇「カルメン」より
    「ハバネラ;恋は野の鳥」 鳥木

8. プッチーニ 歌劇「蝶々夫人」より
    「ある晴れた日に」 嘉目

9. プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」より
    「誰も寝てはならぬ」 樋口

後半
10. ロッシーニ 歌劇「セヴィリアの理髪師」より「
  それは私のことなのね」 富岡&押川

11. グノー 歌劇「ロメオとジュリエット」より
    「私は夢に生きたい」 鈴木

12. ワーグナー 歌劇「タンホイザー」より
    「夕星の歌」 寺田

13. サン・サーンス 歌劇「サムソンとデリラ」より
    「あなたの声は私に響く」 鳥木

14. ヴェルディ 歌劇「リゴレット」より
    「美しい恋の乙女よ」 鈴木&富岡&上本&押川

15. ヴェルディ 歌劇「椿姫」より
    「ある日、幸せなにも」 嘉目&与儀

16. プッチーニ 歌劇「トスカ」より
    「星は光りぬ」 樋口

17. ヴェルディ 歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」
     全員

アンコール レハール 喜歌劇「メリー・ウィドウ」より
    ワルツ 全員が日本語で


当初出演が予定されていたテノールの古橋郷平さんが
体調不良で欠場されたのは残念だったが、
代わって出演された藤原歌劇団所属の
 上本訓久(うえもと のりひさ)さんを初めて聴き、
その素晴らしい実力に驚いた。

明瞭な発音発生、押しの強さとでも言いたい位の力感のある
声量のある強い声。
こんなに優秀な歌手がいたことを知らなかったことが
恥ずかしいくらい素晴らしい歌声だった。
ホールから航空公園駅までの帰り道でも、初老のご夫婦が
 「良い声だったねえ」、と、上本さんのことを話していたのも
むべなるかな、というところだ。

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もう1人はソプラノの鈴木愛美(まなみ)さん。
前半で歌った「リゴレット」からのジルダのアリア
 「慕わしい御名」は、欠点を探すことはムリなまでの
完璧で無垢なまでに美しい声。見事。

後半でのグノーの「ロメオとジュリエット」からの
 「私は夢に生きたい」も立派だったが、
冒頭のカデンツァ風の開始は特にたっぷり「溜め」たりせず、
サッと主部に入っていくなど、何の「飾り」も付けること無く
歌うスタイルからすると、ハデ系のこってりした主人公より、
モーツァルトが似合いそう。
それは前半のジルダのアリアにも感じだ。
あくまでもイメージでは、だけれど。
いつかこの人のモーツァルトのオペラアリアか歌曲を
聴いてみたい。
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メゾの富岡明子さんを聴くのは初めてではないけれど、
トーンのコクの深みや、速いパッセージでの完璧なコントロール
など、以前拝聴したときより格段に成長されている感があった。
やはり2011年の音コン2位入賞が自信になっているのかも
しれない (と勝手に想像)。

ピアノの赤星裕子さんは譜めくり補助者を置かずに弾かれて
いたので、演奏だけでなく「めくり」にも神経使うだろうから大変だな、
と無用な素人心配しながら拝聴。
もちろん、素敵な立派な演奏で、歌手の皆さんを盛り立てていた。

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