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2015年11月12日 (木)

劉 薇さん ヴァイオリン・リサイタル

12日 東京オペラシティ リサイタルホール

ピアノ=佐々木京子

1.モーツァルト 
   ピアノとヴァイオリンのためのソナタ 25番 ト長調 K.301

2.ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ 第5番「スプリング」

 (休憩)

3.ベートーヴェン ロマンス第2番 ヘ長調

4.ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ 第7番 ハ短調

アンコール
1.クライスラー ベートーヴェンの主題によるロンディーノ
2.ベートーヴェンのメヌエット


劉 薇(リュウ ウェイ)さんのリサイタルを聴いた。
劉さんは、中国の西安音楽院で学び、教えていた後、来日し、
東京芸大で博士号を得、来年で在日(来日後)30年を
迎えるヴァイオリニストだ。

今や日本に劉さんの後援会までできているほど、
我が国にどっしりと基盤を置き、
コアなファンを増やしてきている。

また、劉さんは~公言して本も出版しているので
言ってよいだろうが~10年前から腎不全と闘いながら
食事療法を中心に生活し、音楽を追求していて、
そうしたこともまた、彼女の誠実で温かな人柄とあいまって
魅せられる人が多いようだ。

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この日は、
 「音楽は自分でも不思議なくらい自分自身を勇気づける。
  とりわけ、ベートーヴェンの音楽は私を鼓舞する」
ということで、4曲中3曲ベートーヴェンの曲を置いてのリサイタル
だった。

優雅なモーツァルトの第25番(K.331)のソナタに始まり、
感興豊かな演奏でのベートーヴェンのスプリング・ソナタで
前半を終え、後半はベートーヴェンのF durのロマンス、
そして熱い思いに加え冷静な集中力によるバランス設定が
見事だった第7番ハ短調ソナタで締めくくった。

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リサイタルの冒頭とアンコール前には、
病気があっても音楽が力をくれること、皆さん聴衆によって
支えられていて感謝、というスピーチを置いての、
満員のリサイタルホールでの演奏会だった。
来年5月には、紀尾井ホールでリサイタルが決まっている。

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なお、この日のピアノは、佐々木京子さんによるものだが、
桐朋学園卒業後、パリ高等音楽院とブリュッセル王立音楽院
で優秀な成績を収め、
スペインでのGuadamora国際コンクールで1位等、
各地で活躍されているだけあり、とても充実した演奏だった。
佐々木さんのピアノも、今後また、ぜひ聴いてみたいものだ。

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