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2015年9月13日 (日)

菊地美奈さん オペラデビュー20周年記念公演  メリー・ウィドウ~絶品のヴィリアの歌

メリー・ウィドウ~菊地美奈さんオペラデビュー20周年記念公演
~絶品のヴィリアの歌~会場参加型は美奈さんならでは~

菊地美奈さんが、オペラデビュー20周年を記念して、自ら企画
した「メリー・ウィドウ」が第一生命ホールで上演された。

後述するが、常連客を含むたくさんの聴衆が来場され、
あらためて美奈さんには心強いファンがたくさんいることを
実感した公演だった。

出演者

指揮 飯坂 純

演奏 ヴァイオリン=成原 奏、チェロ=寺田達郎

   パーカッション=伊勢友一、ピアノ=瀧田亮子

ハンナ・グラヴァリ      菊地美奈

ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵 与那城 敬

ミルコ・ツェータ男爵     池田直樹

ヴァラシエンヌ       赤星啓子

カミーユ・ド・ロジョン    中鉢 聡

カスカーダ子爵       岡本泰寛

サン・ブリオッシュ     羽山晃生

シルヴィアーヌ       鹿内真理

オルガ            小林由佳

プルシコヴィア       北澤 幸

クロモー           秋本 健

ボグダノヴィッチ      大久保光哉

プリチッチュ         米谷毅彦

ロロ             阿部佳美

トド              小村朋代

ジュジュ          本田望美

ニェーグシュ        東 浩市

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

重要な会議さえなければ、最後まで観れたのに本当に残念。
それでも2幕の終わり近くまで観れたので、
十分堪能させていただいた。

いつもクールな与那城敬さんが、色気満点で、イビキの音を
含めてズッコケ3枚目の演技が秀逸。
声はもちろん美男子は言うまでもないが、
加えて芸の幅にあらためて感服。

そして美奈さん。
第2幕での「ヴィリアの歌」はこれまで日本人女声歌手
だけでも10人近く聴かせていただいたが、
この日の歌唱はその中で最高最上だったし、もしかしたら、
美奈さんとしても、これまでの集大成的なまでの完成度
だったと想えるのだが、
その事はどうしてそう感じたかを考えてみる。

それは、とても上手いとか、音程も情感も言うこともないとか、
そういうことを全て含めて、そして全てそれらを超えたもの
だったと想うのだ。

 どうしてそう感じたのだろう?

その「ヴィリアの歌」では、2幕が始まる前、
ボグダノヴィッチ役の大久保光哉さんの指導で聴衆が合唱を
練習し、実際のシーンで美奈さんのソロに続いて会場が
合唱で加わる、という試みがなされたのだが、
そうした美奈さんらしい「演出」は、結果、
美奈さんのソロのピークにおいて、
 「会場を埋めた満員の美奈さんファンの感情と
  美奈さんの気持ちが完全に一つになったところでの
  音楽の極み」
というものを感じ、胸が熱くなった。
それはある種、会場全体がエクスタシーを共有した瞬間だった、
と言えるのかもしれない。

それは技術的に最高だったというだけでなく、
技術を超えたところの心の歌、共感に温かく包まれた
 「愛がいっぱいの歌だった」、と言える。


それにしても、そうした合唱や、
第3幕でのペンライト(ルミカライト)でのお客さん参加型の公演
を企画するのは、ファンを日頃から大事にして来られた
いかにも美奈さんらしい、美奈さんならではの公演だなあ、
とつくづく思う。

アーティストにはいろいろなタイプがあって当然だし、
それでよい。

孤高の境地に生き、聴衆とは一線を画す人がいても当然だし、
それはそれでいいと思う。あるいは、ビアプラでは歌わない
とする人もいるかもしれないけど、それはそれでOK。
いろいろな人がいて当然だし、それでよい。

また、あらためて言うなら「お客様は神様などではない」。
お客に媚びを売る必要はない。

等々、いろいろ言えるなか、美奈さんはたぶん、
そのいずれでもなく、究極的に、お客さんに喜んでもらい、
お客さんと楽しさや喜びを分かち合うことを最上の事に
感じているかたなのだ、と想像する。

歌う場所が新国立劇場だろうと東京文化会館だろうと、
銀座ビアプラザだろうと小さなサロンだろうと、
お客さんに届ける気持はいつも変わらない。
そういうスタンスから歌われる歌が、
人に優しい歌でないはずがない。

美奈さんが20年間、多くのファンから愛されてきたことを
実感した公演だった。

私の「美奈さんファン歴」は、まだ3年か4年くらい
なのだけれど、20年来のファンの皆さんとともに、
この記念公演体感させていただき、とても幸せだった。

あらためて、美奈さん、
オペラデビュー20年、おめでとうございます!

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