マイナンバー制度について
マイナンバー制度~メガデータというリスク
~役人言葉のウラを読む
マイナンバー制度に関するレクチャーを聞いた。
終了間際、講師が「質問は?」としたので、
私はこう質問した。
私~「ところで所轄官庁はどこですか?」
講師~「総務省が広報していて実質そこかと。ただ、
税務署など、データはそれぞれの役所で
保管されるシステム」
私~「そこなんですが、その説明書
(下記URLの5枚目のシステム面参照)には、
①個人情報に関しては、年金の情報なら年金事務所、
税金なら税務署、など、分散保管される、
②行政機関の間ではマイナンバーでのやりとり(取得)は
無いので安全、
といいますが、それっておかしいです。
必ずどこかの省庁がマイナンバーで各データを紐付けて
一元管理するはず。そうでないと、
この制度はやる意味が無いと想えるので」
講師~「私もそう思います」
私~「公表はしない、ということですね。
そこが狙われたらアウトだから」
講師~「そうだと思います」
レジュメの文面からいくと、まるで所轄官庁が無いかの如く
だが、当然どこかで集約するはず。
そういうことを「やるとも、やらないとも言わない、書かない」
というのは、役人の世界でが「やる」ということを意味する。
それにしても、なんとも、リスキーな、
企業にとっても手続的に面倒な内容。
①自分たちに都合のよいことを、②難しいことを敢えてやる、
という、典型的な役人仕事の発想から生まれた制度
だと思う。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/download/leaflet.pdf
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