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2015年7月12日 (日)

FAF管弦楽団 第49回定期演奏会

FAF管弦楽団の第49回定演をミューザ川崎で聴いた。
指揮は、N響のヴィオラ奏者で、指揮活動もここ数年
活発に行っている御法川(みのりかわ)雄矢(ゆうや)さん。

御法川さんは みなとみらい21交響楽団の弦トレーナー
もされているので、私もこれまで数回指導を受けたことがある。

1曲目は、
ワーグナーの楽劇「ローエングリン」第1幕への前奏曲

冒頭からヴァイオリン(第1+第2)のみで開始され進んでいく部分
はとても静謐で美しかった。木管が入り、
他の弦が入り、ポコアポコ クレッシェンドしていくのだが、
そのクライマックスに至るまでの弦の全奏がやや弱く、
管群に埋もれてしまっていたのが残念だった。
でも、エンディングはこの日の御法川氏の志向を象徴するような
ヴァイオリンでのソフトでデリカシーのある弱音で
美しく終わった。

2曲目はN響のオーボエ奏者 池田昭子さんを迎えての
リヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲。
オケの弦は奏者を減らしての演奏。

池田さんは音楽がどうというより、可愛らしいので
見ているだけで楽しい。

さて、この曲を聴くのは初めてではないが、昔から「?」と
思っていた曲。
第2楽章のアンダンテは抒情的で美しいが、
第1楽章と第3楽章は必ずしもオーボエの魅力を
全開にさせるほど導き出しているとは思えない。

特に第3楽章はR・シュトラウスにしてはガサツだと思う。
彼ならもっと巧く書けたはずだ、とつくづく思う。
まあ、彼のよう天才でも、こうした凡作を書くのだ、
と思うと少しホッとするが。


 休憩後の3曲目は「展覧会の絵」

冒頭から終始、マイルドトーンを主体とした抒情的で
落ち着いた演奏で、御法川氏のこの曲に対する「こだわり」が
よく伝わってくる、ユニークで美しい演奏だった。

第10曲の「サミュエル・ゴールデンベルク」での
トランペットの打音を含む難しいパッセージもよく吹けていた。
「カタコンブ」の後半も美しく、「バーバ・ヤーガ」も好調で、
最後の「キエフの大門」も慌てずゆったりと、
あくまでもマイルドな音を基調として奏された。

全体として、まるで、本当に静かな美術館をゆったりと
歩きながら絵を観て回る、
そういう雰囲気を湛(たた)えていた演奏だった。


1つぜひ言わねばならないのは、
第4曲「古城」でのアルト・サックス奏者は実に見事な
美しい演奏をしたのだが、全曲終演後、
御法川さんはトランペットやフルート等の1番奏者は
スタンディングさせたのに、なんと忘れたのか、
サキソフォン奏者を立たせなかったのだ。
これは可哀そうだったし、
客席から見ても、その奏者も苦笑というか意外感を静かに
押さえるように座っていたのだった。

ロビーに出て、学習院の同期ら数名
 ~FAFの団長は学習院オケの同期~と歓談して
いるときも私はその話題を投げると、やはり皆も
 「そうよね、どうしたんだろう?
  彼こそ素晴らしい演奏をしたのにね」
と皆驚き呆れていた。

きっと、舞台袖やレセプションで誰からは言われただろうし、
それ以前に自分でも気づいただろうけれど、今後、
御法川さんにお会いしたら、私からも話してみよう。

アンコールではラヴェルの
「逝ける王女のためのパヴァーヌ」も同様に静かで
マイルドで弱音に徹した演奏でなかなか良かった。
ただ、冒頭のホルンソロに関しては、終演後、
その首席奏者の隣にいた賛助出演のGさんが
出てきた際、

 「アンコールの冒頭ソロは、1番奏者じゃなくて、
  Gさんが吹いたほうが良かったでしょうにね」

と私はGさんに言ったのだった。


以前も書いたが、FAFは弦の正団員が減少傾向にあり、
この回もファースト・ヴァイオリンとヴィオラの半数は賛助
だったし、コントラバスに至っては団員は1人だけで、
他の7名は賛助とあり、深刻な状況。

俊友会オケもそうだし、最近、アマオケで
ヴァイオリンの正団員不足が目立つ。
理由・原因は解らないが。

ヴィオラトップの女性奏者はオーボエ協奏曲の中の
ヴィオラソロ部分も、あるいは「展覧会の絵」全体の
パートを牽引する役としても、とてもよく弾ける人だなあ、
というのは客席からも見てとれた。

今回もミューザには多くの聴衆が来場されていた。
この団の集客力は、他団も見習うべきだろう。


 余談

FAFについては、かつて1つだけ、
個人的な嫌な思い出がある。
今後、完全に払しょくするべく、書いておきたい。

同オケがマーラーの交響曲第9番を演奏するという情報を
得た際、どうしても参加したく、第1、第2を問わず、
エキストラ出演を願い出た。

当初は前向きに検討していただけそうだったのだが、
聞くところによると、団員の中の1人が、リハの際、
したがって団員みんなに向かって、
私のブログでかつてFAFについて書いた記事をとりあげ、
 「こういうブログを書いている。そういう人を迎えたくない」
と発言したという。

FAFは何度も聴いているので、1回~2回。それなりに
キツイ事を書かせていただいたこともあったと思うが、
そういう事をとりあげて、
 「こんなヤツ、呼ぶな」的な発言をしたヤツがいたと知り、
大いに驚き、呆れた。

そういう発言に対して、「別にそんなこといいじゃないか」
という声が上がらなかったことにも失望した。


私が普段所属しているアマオケにも多々問題はあるが、
さすがにそんな嫌なヤツは1人もいない。
そこまで変なヤツはいない。
信じられない発言であり、醜態だ。

そういう事を言い、排除しようとするヤツって、
人間性を疑う。人間として軽蔑する。

居酒屋で悪口を言うならともかく、団の中でそうした軽薄な
発言をするヤツ、それに対して疑問を呈しない集団って、
何だろう?
そんな団、エキストラ出演など、こちらから願い下げだ。

今もそのヤツが在籍しているかどうかは知らない。
とにかく儀礼的にも論外だと思う。
そんなことだから、ヴァイオリン等、弦の団員が減るのだ。
 以上。

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