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2015年5月 8日 (金)

幸田浩子さんリサイタル~スマイル-母を想う-  7枚目の新CDリリース記念

幸田浩子さんが昨年、お母様を亡くされたということを
友人から聞いていた。
その幸田さんが、「スマイル-母を想う-」と題する
7枚目のCDのリリース記念演奏会を紀尾井ホールで聴いた。

もっとも、この日の演目と弦楽アンサンブルの出演者は
それぞれ若干異なってはいる。

曲目では、CDはいわゆるポピュラーソングをメインとして
いるが、この日は、前半にシューベルトの歌曲を6曲
もってきた。
CDではシューベルトは子守歌のみが収録されている。

出演者

ピアノ=藤満健~~CDでは加藤昌則

ヴァイオリン=西江辰郎~CDも同じ
       =福田理貴~CDでは千葉清加

ヴィオラ=御法川雄矢~CDでは篠﨑友美

チェロ=川上徹~~CDも同じ


この日の曲目

1.シューベルト
(1)春の進行
(2)野ばら
(3)子守歌
(4)ます
(5)糸を紡(つむ)ぐグレートヒェン
(6)楽に寄す

2.サン=サーンス アヴェ・マリア

3.アーン クロリスに

4.モンポウ 魂の歌

5.スティーブンソン  夏の名残りのバラ
            (編曲=加藤昌則)

6.チャップリン スマイル(編曲=藤満健)

 (休憩)

7.ハーライン 星に願いを(編曲=加藤昌則)

8.アーレン 虹の彼方に (編曲=加藤昌則)

9.ロジャース サウンド・オブ・ミュージック
         (編曲=加藤昌則)

10.弦楽四重奏のみの演奏で
  クライスラー 美しきロスマリン (編曲=ビルテル)

11.幸田浩子&笑福亭笑瓶 (編曲=加藤昌則)
   K・セレナータ-音楽、あなたとともに

12.ラヴランド You Raise Me Up (編曲=加藤昌則)


アンコール
1.ドヴォルザーク わが母の教えたまいし歌

2.ブラームスの子守歌

3.アメイジング・グレイス(編曲=藤満健)


前半はアルバムとは別に、
「最近ふたたび良さを感じる」というシューベルトを
もってきた。
1曲目や2曲目などでの軽やかな響きは、
まるでアルプスの山々の間に響くこだまのように想える。
実に清々しい。
歌唱としては5曲目と6曲目が特に良かったと思う。

そして、この日の中でも、曲想と幸田さんの声質が
合っていて歌唱としても見事だったという意味で、
最も優れたデキはサン=サーンスの「アヴェ・マリア」
だった。

アーンの「クロリスに」は最近、クラシックの歌手の間で
よく歌われるようになった歌で
 ~先日もこのホールで田中彩子さんが歌った~
美しい曲だが、幸田さんの歌と、藤満さんのピアノが
ややしっくりと組み合ってはいないように感じた。
理由は判らない。

そして、曲として私を含む聴衆を驚かせ、
強く印象付けたのがスペイン語で書かれた
  モンポウの「魂の歌」。
まずピアノによる比較的長い前奏に続き、
幸田さんが無伴奏でレスタティーボのような
詩的で静的な歌を歌い、
次いでまたピアノだけで奏され、次いで歌が、
という流れで終始する。

とても感動を秘めた曲で、
今後、いろいろな人に歌われていくかもしれない。

「夏の名残りのバラ」は西江氏のヴァイオリンとの
 かけあい。

「スマイル」はCDと違い、藤満氏の編曲とのことだが、
 なかなか良かった。


 後半は弦楽奏者たちも加わる。

特に面白かったのは、4年間続いたラジオ番組
「きままにクラシック」でのパートナーである
  笑福亭笑瓶さんとで3年かけて詩を考え、
「最初で最後の作曲」として幸田さんが作曲した
  「K・セレナータ-音楽、あなたとともに」だった。
「カリヨン」にやや似てなくもないが、とても美しい曲だった。

「ユー・レイズミー・アップ」をクラシックの歌手が歌うのは、
 何年か前、林正子さんがHAKUJUで開いたリサイタル
 でのアンコールとして、
  「ジュネーブの家にいるときも、何気によく口ずさむ歌」
 として歌うのを聴いて以来だった。

アンコールでの1曲目は幸田さんのお母様のことを
聞いて知っていたので、ジーンと来た。

最後の「アメイジング・グレイス」の編曲は藤満さんによるもの
とのことだが、とても良いアレンジで、
特に最後のロングトーンなど、彼女の特色、個性を
十分考え活かした素敵なアレンジと歌唱だった。


終演後のサイン会はもちろん参加したが、
大学オケの同期の友人で、幸田さんの最初の3枚のCD
でプロデューサーを務めたコロンビアのN君も来場されて
いたので~そして彼自身も幸田さんと話すのは久しぶり
とのことだったので~私の順番の際、幸田さんに
 「N君も来場されてます」とつないだ。
幸田さんは「あ、来ていただけることは聞いていました」として、
にこやかに会話されていた。実に羨ましい限りだ。

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