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2015年2月 1日 (日)

クリスマス・オラトリオ~エルヴィオ・ソーヌス

青木洋也氏を音楽監督&常任指揮者とし、
「管弦楽つき合唱曲をバロック的解釈で演奏する」という
コンセプトにより2010年から活動を開始した合唱団
 「エルヴィオ・ソーヌス」 の第5回定期演奏会を
東京文化会館大ホールで聴いた。

なお、「エルヴィオ・ソーヌス(Eluvio Sonus)」とは、
ラテン語で 「音が溢(あふ)れる」 という意味とのこと。

合唱団は幅広い年齢層と、合唱の経験の浅い人から
音大卒業生まで様々な構成をとるというが、
プログラムの名簿をパートごとに数えると以下となるので、
男女比が悪い。

ソプラノ…57名
アルト…39名
テノール…10名
バス…10名

今回拝聴するきっかけは、
ソプラノソロで澤江衣里さんが出演されることから。

演奏曲はバッハの「クリスマス・オラトリオ」1曲。

これまでこの曲に詳しくないまま来たので、
プログラムから記載する。

第1部から第6部の構成で全64曲から成る。

ドイツではクリスマスとは12月25日から翌年1月6日
まで広くとらえた期間(顕現節という)で、
バッハはその期間に開催された6回の祝祭日ごとに
カンタータを1曲ずつ書き、現在ではその6曲を総称して
「クリスマス・オラトリオ」として演奏されているという。

作曲時、バッハは49歳

初演は1734年の12月25日、26日、27日、
     翌年1月1日、2日、6日に1曲ずつ演奏されたという。

13:30開演、15時から15分の休憩をはさみ、
16時終演の公演だった。

主な出演者

指揮&アルト(カウンターテナー) 青木洋也

ソプラノ 澤江衣里

テノール 中嶋克彦

バス   加耒 徹

オルガン 山縣万里


楽器群の使用特徴を記すと、

第1部ではトランペットとティンパニが入り、

第2部ではトランペットはなく、フルートやオーボエ・ダモーレ
が歌い、

第3部ではトランペットが入るがヴァイオリンのソロ、
オーボエ・ダモーレも活躍する。

第4部ではホルンが主流となり、

第5部ではヴァイオリンやオーボエ・ダモーレの活躍、

第6部で再びトランペットとティンパニが入る。


合唱はなかなか良かったけれど、男女の人数比率がやはり問題。
そういう合唱団はとても多いのだが、ここもそう。

ソリストでは澤江さんと、指揮者でカウンターテナーにより
アルトソロとして歌った青木さんが特に良かった。

私はカウンターテナーには厳しい意見を持っているけれど、
この人の歌唱はとても良かった。

なお、終曲=第64曲の合唱ではソリストもいっしょに歌って
締めくくった。

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