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2015年2月22日 (日)

喜歌劇 「メリー・ウィドウ」~東京&金沢プロジェクト  最後に感銘深いサプライズ

メリー・ウィドウ
 ~石川県音楽文化振興事業団・金沢芸術創造財団と
   東京芸術劇場の共同制作
 ~最後のまさかのサプライズ~

東京公演を東京芸術劇場で観、聴いた。

指揮=ミヒャエル・バルケ

管弦楽=読売日本交響楽団(東京公演)

    なお、28日の金沢公演では
    オーケストラ・アンサンブル金沢

合唱=東邦音楽大学合唱団(東京公演)
  
   金沢公演は、メリー・ウィドウ特別合唱団


演出=茂山童司


ソロ歌手

ミルコ・ツェータ         セバスチャン・フップマン
              (ポンテヴェドロ国の東京駐在員)

ヴァラシエンヌ(日本出身でツェータの妻)    小林沙羅

ダニロ・ダニロヴィッチ(大使館の書記官)  ペーター・ボーディング

ハンナ・グラヴァリ
  (日系ポンテヴェドロ人で資産家の未亡人) 小川里美

カミーユ・ド・ロシヨン(フランス人)       ジョン・健・ヌッツォ

カスターダ(日本人)               城 宏憲

ラウール・ド・サンブリオッシュ(日本人)    晴 雅彦

ニェーグシ(大使館の参事官)         戸田ダリオ

ボグダノヴィッチ(ポンテヴェドロ領事)     新井 克

シルヴィアンヌ(領事夫人)           武藤直美

クロモウ(ポンテヴェドロ大使館参事官)    津田俊輔

オルガ(参事官夫人)               外山 愛

プリチッチ(ポンテヴェドロの退役陸軍大佐)  根本龍之介

プラスコーヴィア(大佐夫人)           石井 藍


スペシャルゲスト     メラニー・ホリディ


まず、衣装が気にいらない。

英語と日本語が会話のメインではあるが、当然歌はドイツ語、
フランス語の要素もセリフに取り入れて、と、
時代と地域を敢えてボカす設定はややもすると中途半端な演出
になり易いし、実際そういう点はあった。

もっとも、演奏会形式ではなく、かといって、
東京芸術劇場というオペラ舞台での設営と演出もできず、
制作者サイドは難しい状況での公演だっただろうが、
出演者の立派な歌と演技で聴衆を楽しませていた。

特に第2幕の有名な「ヴィリアの歌」を小川里美さんが
歌ったところからは劇の展開に聴衆の集中力が
じっくり着いて行った感があった。

小林沙羅さんは充実した歌に加え、2013年1月の
NHKニューイヤーオペラ以来の得意のダンスを披露して
楽しませてくれた。

終幕でペーター・ボーニング氏演じるダニロと小川里美さん
による有名な「唇は黙して」をしっとりとした絶妙の雰囲気
でのデュオが聴衆を魅了した。

その終幕では昨年の「こうもり」に続き特別ゲストで
メラニー・ホリディさんが登場し、舞台を華やかにして
昔からのホリデーファンの多い聴衆を今年も喜ばせた。


そして、終了後カーテンコールで指揮者も壇上に上がり、
全てが終わると思ったら、指揮者がまた指揮台に戻り、
ホリデイさんがナント「花は咲く」を最初は日本語で、
次いで英語で歌い出した。

その意外性に聴衆は一瞬驚き、そして感動に浸る
ことになったのだ。

ホリディさんがはその曲で、ある意味それまでの
正に「おめでたい喜歌劇」を吹き飛ばしてしまうほどの
インパクトを聴衆に投げた。

それは私たちを「引き戻し、振り向かせる」ほどにシリアス
だったし、あの曲にこれまでいささか懐疑的な私でさえ
感涙を禁じ得なかった。

想像だにしない意外な演出による感動が最後に待っていた。

素敵な公演だった。

指揮者のミヒャエル・バルケは、まだキャリアは10年位で
今回がアジアデビューとのことだが、
無駄の無い的確で柔らかさもシャープさも有る巧みな
バトンさばき。 今後きっと有名になるだろう。

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