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2014年12月24日 (水)

企業のリスク事前想定(シミュレーション)と対策の甘さ驕り~ナッツリターン、記念Suica、    映画 「ザ・インタビュー」騒動の共通点

標記の3つの事件には共通点がある。
A=1つは、
  事前の状況想定(シミレーション)の読みの甘さ であり、

B=もう1つは、
  当事者(制作者、販売者)達が利用者(消費者)より偉いと
   勘違いした驕りからくる判断の甘さ、ということだ。


  「ナッツ・リターン」事件

この事件では、副社長が機内サービス担当者や責任者を
叱責するところまではまだいいとして~でもこれも本来はダメ
なのだ。機内における最高責任者管理者は機長であって、
副社長だろうと機内において特別な権限など無いのだから。
「お嬢様副社長」はそんなこと知らないだろうけれど~

いったん離陸体制に入り、動き始めている飛行機を戻して、
サービス責任者を降ろした、などとは、
完全に航空法に抵触する行為だ。これは、

Aでは、動き始めた飛行機を戻させたら、単に機内客への迷惑
 というだけでなく、他(社)航空機にどういう迷惑や危険が
 及ぶか、という信じ難いまでの想像力欠如、
 違法行為認識の欠如であり、結局それは

B=自分は副社長だと~私企業であってもナショナル・フラッグ
 である~大韓航空機をまるで「自家用航空機」であるかの
 ように扱ったという、信じ難い傲慢さから来るものだ。


  「記念Suica」の発売混乱この混乱、騒ぎケースでは、

A=販売担当窓口(部門)に、もし優秀(というか常識的)な
社員がいれば事前に考えただろう。
 「何枚作成して売り出せばよいか?
  もし1日あるいは半日にしてそれが売り切れて
  足りなくなったときはどうするか?」。

その事前予測に基づき、その回答=対策もとっていたに違いない。
こんなことは中学生だって想定できることだ。いくらでもやりかたは
あったに違いない。

例えば1日限定ではなく、販売期間を1週間とする、とか、
あるいは、少なくとも事前に、
 「枚数は○○枚限定なので、売り切れ次第、
  イベントを終えます」
等の事前告知をとしておくべきだった。

こんなことは中学生だって理解できることだ。。

しかも、ならんでいる多数に対して丁寧な説明無しに
販売を一方的に中止してしまう、ということをやってしまう、
という二重のミスをしたのだが、これも、

「そんなことしたら、どういう反発と混乱が生じるか?」

ということへの信じ難いほどの「想像力の欠如」であり、
加えて、徹夜は認めないということは事前告知して
おきながら、実際は、徹夜でならんだ者に早々に販売し、
告知を守って早朝に来た人が買えないという事態を
引き起こしている。
ルールに関する言動不一致ということも加わる。

B=結局これは、「親方日の丸」というか、旧国鉄時代
  からあるらしい「自分たちがあっての利用者」というような
  所謂(いわゆる)上から目線での、利用者の感情や行動を
  理解しようとしない、起こり得る状況へ対応を考えることも
  しない、「自分たちが先ずありき」という自己本位的驕り
  からの判断なのだ。

「3.11」時に、JRが、各駅でシャッターを降ろすという
 トンデモナイ事をしたことをしたのだが、根は同じだ。

   「映画 ザ・インタビュー」

A;キタのオボッチャマを扱うパロディ映画自体は
   「どんどん作れば」と思うが、いくらなんでも実名はマズイ。
  「アウト・オブ・ルール」だ。
  実名ではシャレやパロディという言い訳は全く通じなくなる。
  暗殺奨励映画と言われても反論できない、という
  最悪の事態が生じる。
  そんなことくらい、中学生だって理解できる。

 チャップリンでさえあの傑作「独裁者」ではヒトラーではなく、
 ヒンケルとしていた。
 どうみてもヒトラーだし、実際、ヒトラーは「独裁者」を観て、
  「チャップリンを必ず殺してやる」
 と激昂したと言われている。
 それでも、映画作品としては、あくまでも
  「ヒンケルはヒンケル」なのだ。

 加えて、制作会社のソニー・ピクチャーズの各社員の
 PCに「これは始まりに過ぎない」というテロ予告のような
 脅しメールに驚愕し、脅かされたくらいで上映(公開)を
 中止を決定する (その後、撤回。今後米国内の小規模な
   映画館約200店舗で上映されていくようだ)
 という醜態をさらしている。

 そんな肝が座っていない程度なら、
 最初からパロディなんか作らなければいい。

B…結局これも、自分たちは「表現の自由の旗手だ」
  などという中途半端な驕りだけで、突っ走り、
  「いや、実名は止めておこうよ」という意見すら出て
  来ない(あるいは内部にあったとしても、それが
   生かされない)
  おめでたいウヌボレ人間たちによるプロジェクトだった
  のだろうと容易に推測できる。

 制作者サイドの、最初の段階からの呆れるほどの作戦ミスだ。
 ちゃんと考えて創りましょうね。中学生だってそのくらい
 考えますよ。

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