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2014年12月 1日 (月)

合唱団 響 Kyô ~ ユニークな公演

合唱団 響 Kyô の演奏会を11月30日、
すみだトリフォニーホールで初めて聴いた。

きっかけ、というか、栗友会合唱団の栗山文昭さんに
関心があるので、その栗友会の構成団体の1つである
同コーラスをぜひ聴きたいと思ったからだ。

10月の「コーロ・カロス」に次いでの栗友会を構成する
合唱団の拝聴。


 曲目

1.寺嶋陸也「ざんざんと降りしきる雨の空に」
  ~無伴奏混声合唱団のための~ 詩=須藤洋平
   2013年 栗友会・宇都宮室内合唱団ジンガメル
        委嘱初演作品

  (1)ハレルヤ
  (2)走る
  (3)合掌
  (4)ざんざんと降りしきる雨の空に


2.池辺晋一郎 混声合唱組曲集「わたしの手を組ましめよ」
     組曲委嘱初演  詩=中野鈴子

  (1)わたしの育てた稲
  (2)わたしはおどろいて
  (3)陽は照るわたしの上に
  (4)人々は持つだろう


   (休憩)

3.Sing ! 響 カーペンターズを歌う
   2003年 合唱団 響 委嘱作品 編曲=南 安雄

    INTRODUCTION
 (1)SING
 (2)YESTERDAY ONCE MORE
 (3)TOP OF THE WORLD
 (4)SUPERSTAR
 (5)(THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU
 (6)WE’VE ONLY JUST BEGUN

   Dance・演出振付=YASUKO
   ピアノ=寺嶋陸也
   コントラバス=大村太一郎
   ドラム=井谷享志

アンコール
「1本のエンピツ」~松山善三作詞、佐藤 勝 作曲

合唱団の男女比率のバランスが良いのは
コーロ・カロスと同様でとても好ましい。
人数はコーロ・カロスよりずっと多い。

もっとも、そうは言っても、プログラムによると、
今年初めのころは60名だったのが、
この日、90名としてステージに立つ、とのことで、

コーロ・カロスもそれまで少人数だったのが60名となって
 「メサイア」を初めて演奏し、
栗山さんをして「あり得ないこと」と書かれていたように、
「響」も年初からすると驚きの増員とのことだ。

事情は分からないが、
増やしたくても増えない合唱団も少なくないと想われるので、
嬉しい驚きには違いないだろう。


第1曲は、1977年 南三陸町に生まれた須藤洋平さんの
第2作「あなたが最後の最後まで生きようと、むき出しで
     立ち向かったから」(2011)から、
栗山さんの薦めがあって、寺嶋さんがその中から4篇を選んで
作曲したもの。

したがって、「ハレルヤ」といっても、
決して明るい内容のものではないことが想像つくだろう。
「走る」は文字通り動的な曲想だが、後半の2つ、
「合掌」と「ざんざんと降りしきる雨の空に」は
沈鬱なシリアスな内容で印象的だった。

寺嶋氏は言う。
「あの震災の記憶が急速に失われつつあることに
 危惧の念を抱いています。
 このような曲が歌い継がれることで、
 少しでもその危惧が回避されれば作曲者として本望です」と。

2曲目の池辺さんの曲は~氏も来場していた~
 中野重治氏の妹のお中野鈴子さん(1906~1958)の
詩に作曲したもの。
氏の作品としては聴き易い感じの曲だった。


 休憩後のステージがユークだった。

カーペンターズの作品から6曲を、
2012年8月21日に他界された南安雄さんが編曲
したもの。

そして、YASUKOさんというダンサーが振付し、
自身も「SUPER STAR」のとき、ソロを披露した。

YASUKOさんとは、
2013年夏の八ヶ岳ミュージックセミナーにおける、
佐々木幹郎作詞、西村朗作曲の室内オペラ
 「清姫-水の鱗-」で、
この合唱団と共演したことによるとのこと。


団員の服装も前半とはうって変って、
イントロと「SING」までは黒シャツと黒スボンで、
「YESTERDAY ONCE MORE」に入るとき、
サッと上を脱ぐと、グループにより
白、ウグイス色、薄い桃色、薄い藤色と、
カラフルな色のシャツに変わった。

(6)の「WE’VE ONLY JUST BEGUN」のとき、
 また黒いシャツを着て、という展開。

「YESTERDAY ONCE MORE」と
「TOP OF THE WORLD」では団員全員がダンスを入れ、
「SUPERSTAR」ではソロ・ダンサー、
「(THEY LONG TO BE) CLOSE TO YOU」では
 4組×2名が前でダンス、など、
ヴァリエーションに富んだパフォーマンスを演じた。

アンコールは、栗山さんが「1本のエンピツ」を
歌わせてください、と言い、演奏されたのだが、
実に良い曲、良いアレンジでの良い演奏だった。

なお、プログラムには全団員が顔写真付きで、
今回の3曲中、任意で1曲にかかる思い出や
逸話が記載されているのが面白い。

千葉大学合唱団出身者が多いこともそこから判る。

また、プログラムにはコーロ・カロス同様、
終演後の打ち上げに、聴衆にも「よろしければどうぞ」
というご案内があった(むろん有料だが)。

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