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2014年12月28日 (日)

ファンタスティック ガラコンサート 2014      小林沙羅さん 岡田昌子さん 山本耕平さん

神奈川県民ホールの標記コンサートは今年9回目。
ほぼ常連の宮本益光さんの司会が面白い。

やはりほぼ常連のバレリーナ 上野水香さんと高岸直樹さん
による「くるみ割り人形」のグラン・パ・ド・ドゥ他、
オペラアリアだけでなく、毎回プリンシパル・バレリーナの
舞が見れるのがこのコンサートの特徴でもある。


  出演者

指揮 =松尾葉子

管弦楽=神奈川フィルハーモニー管弦楽団

司会・バリトン=宮本益光

ソプラノ=小林沙羅

ソプラノ=岡田昌子

テノール=山本耕平

サクソフォン=上野耕平


 バレエ

上野水香(東京バレエ団)

高岸直樹(東京バレエ団)


  演目

1.エロール 歌劇「ザンパ」序曲

2.ビゼー 歌劇「カルメン」より
   「闘牛士の歌」  宮本益光さん

3.ビゼー 歌劇「カルメン」より
  「手紙の二重唱」 小林沙羅さん&山本耕平さん

4.プッチーニ 歌劇「トスカ」より「歌に生き、恋に生き」
    岡田昌子さん

5.ドビュッシー 
  アルト・サクスフォンと管弦楽のための狂詩曲
  上野耕平さん

6.チャイコフスキー バレエ「くるみ割り人形」より
   「グラン・パ・ド・ドゥ」
   上野水香さん&高岸直樹さん
   アンコールとして同バレエより3曲

 (休憩)

7.チャイコフスキー イタリア奇想曲

8.ヴェルディ 歌劇「マクベス」より「日の光も薄らいで」
    岡田昌子さん

9.ヴェルディ 歌劇「マクベス」より「哀れみも誉も愛も」
    宮本益光さん

10.ヴェルディ 歌劇「椿姫」より第1幕への前奏曲

11.ムソルグスキー ラヴェル編曲「展覧会の絵」より「古城」
    上野耕平さん&神奈川フィル

12.ベッリーニ 歌劇「カプレーティとモンテッキ」より
    「ああ、幾たびか」 小林沙羅さん

13.ミヨー ドン・スチュワート編曲「スカラムーシュ」より
    上野耕平さん&木管五重奏
    上野水香さん&高岸直樹さん

14.プッチーニ 歌劇「トスカ」より「星は光りぬ」
    山本耕平さん

15.ヴェルディ歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」
    歌手4人

1は、なんとも平凡な退屈な曲だが、
中間部で可愛らしい~、確か昔、ラジオのクラシック番組の
開始音楽で使われていた~曲が出て来たので、
その点だけは面白かった。

2での宮本益光さんは声量が無く、
この大きなホールでは選曲ミスだ。
1階の比較的前の席でも弱弱しいこえでしか
聴こえて来なかったので、最後列とか2階では
ほとんど聞えなかったのではないか。

3の「手紙の二重唱」は2人の組み合わせが新鮮だった。

4の岡田昌子さんは、丁寧に歌おうとしているのが判ったが、
緊張もあってか¬、やや楷書的という感じがした。
コンサートの場合でも、お客は~少なくとも私は~実際の
オペラ舞台での歌唱を想像(連想)して聴くので、
丁寧さよりも、実演舞台のような感情移入の歌を聴きたいなあ
と思う。

もっとも、終わりに近づくにつれて「乗ってきた」感じが
あったので良かった。

終演後、岡田さんと話す機会があったが、
イタリアから帰国後、乾燥により最近まで
声がよく出ていなかったという。

歌手は正に「体が資本」だから本当に健康管理が
大変だろうなと拝察する。


5の上野耕平さんの演奏が素敵だった。
曲もいかにもドビュッシーの曲という感じだ。

6は大好きな曲。上野水香さんと高岸直樹さんが登場すると、
歌手が登場したときとはまたちょっと違う静けさが
客席に満ちるので面白い。
アンコールとして同バレエより2人がそれぞれの曲のソロ
 ~水香さんは「金平糖の踊り」など計3曲が演奏され、
踊られた。


7は良い曲なのだが、選曲の関連性について、
MCで宮本さんが指揮者の松尾さんにマイクを向けると、
このホールが40周年ということなので、
作曲家の40歳がときに書いた作品を多く取り上げた、
という説明がなされた。
この「イタリア奇想曲」もそう。
前半冒頭の、珍しい曲もその観点から演奏されたのだった。

もっとも、ビゼーは36歳で死んでいるので、
「カルメン」はそういうこととは無関係の選曲だが。

8では岡田昌子さんが「マクベス」からのアリアを歌ったが、
こちらは劇的な表現がよく出ていて良かった。

9でも宮本益光さんが「マクベス」の良さを感じさせる
歌唱だった。「マクベス」は本当に凄いオペラだ。

11では、上野耕平さんが、神奈川フィルの団員席に入って、
1員として「展覧会の絵」の「古城」を演奏した。
とても美しく申し分なかった。

12での小林沙羅さんは、歌い出す前から顔の表情が
役に入っていて、したがって歌い出すと感情移入100%の
ような感じで歌っていて素晴らしかった。

多少の言葉の不明瞭さがあっても、
それをカヴァーして余りある情感が歌にあるので、
客席に訴えるものを感じさせた。


13は、上野耕平さんと神奈川フィルの団人による
木管五重奏との共演に合わせて、
高岸さんの振付で上野水香さんと高岸さんが踊った。
最初、高岸さんがパントマイム士のような格好で出てきて、
それに水野さんがからむ
  ~若い2人の出会いのような~内容で2人による
踊りが行われた。

14の山本耕平さん、とても良かった。


今回のゲスト歌手は、
山本耕平さんがマントヴァ、
小林沙羅さんがウィーン、
岡田昌子さんがジェノヴァと、

それぞれが欧州在住で研鑽に励んでいる。

先日聴いた西村悟さんもそうだし、やはり、歌手は大成するには
海外での真剣な研鑽が不可欠に違いない。

寂しがっているヒマなどないくらい真剣な毎日に違いない
と拝察する。

それゆえ、ファンはいつかその成果を聴かせて
いただけるのを楽しみにしているのだ。

岡田昌子さんはこうも語っていた。

 「本物をめざす」、と。

素晴らしい!

小林沙羅さんは、MCも兼ねた宮本さんからの来年の抱負、
予定を訊かれた際、
 「最近はたびたびイタリアに行き、言葉やベルカントを
  習っている。来年もそれに注力してもっとベルカント唱法を
  勉強したい」と応え、
会場には「ホウ~」という感じの
 ~「えらいねえ」という感じの声もあがった。

素晴らしい!

なお、客席には二期会の前理事長 高 丈二ご夫妻や
俳優の辰巳琢郎さんとお嬢さん(歌手)が来場されていた。

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