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2014年11月11日 (火)

長谷川陽子さん&向山佳絵子さんプロデュース チェロ・コレクション~バッハへのオマージュ Vol.1 at HAKUJU

今やベテランというべきチェリスト2人による企画公演

  長谷川陽子&向山佳絵子 プロデュース
    「チェロ・コレクション」

をHAKUJUホールで聴いた。

出演者

チェロ
長谷川陽子
向山佳絵子
横坂 源
笹沼 樹

ピアノ
加藤昌則

演奏曲目

1.クレンゲル 即興曲 Op.20
  1st.=長谷川 2nd.=笹沼 3nd.=横坂 4th.=向山

2.バッハ 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV.1007
         横坂

3.加藤昌則 刻(とき)の回廊~Catedral 初演
         長谷川&加藤

 (休憩)

4.ピアッティ セレナーデ ニ長調
   1st.=笹沼 2nd.=長谷川 ピアノ=加藤

5.トーマス=ミフネ ローエングリンのロリ
   1st.=向山 2nd.=横坂  ピアノ=加藤

6.ポッパー レクイエム Op.66
   1st.=笹沼 2nd.=横坂 3nd.=向山  ピアノ=加藤

7.ビゼー(編曲;山本祐ノ介)カルメン・ファンタジー
   1st.=向山 2nd.=横坂 3nd.=笹沼 4th.=長谷川

アンコール
1.ポッパー(編曲;小林幸太郎)ハンガリア ラプソディ
   1st.=横坂 2nd.=笹沼 3nd.=長谷川 4th.=向山

2.バッハ アリア
   1st.=長谷川 2nd.=向山 3nd.=笹沼 4th.=横坂


「若い人と交流を持ちたく」(陽子さん;会場笑 大ウケ)
若い男性奏者の横坂源さんと笹沼樹(たつき)さんを交え、
また精力的な作曲活動をされている加藤昌則さんの
 初演曲(チェロ独奏とピアノ)を含めて、
チェロの重奏をメインとした曲を1番奏者~4番を曲により
交代して受け持っての魅力的なコンサートだった。

アンコールになってようやくトークが入ってきたのだが、
女性2人が、
 「私たちも若手と呼ばれてきたのに、お局(つぼね)に
  なっちゃいましたね」
と会場を笑わせた。
いやいや、お2人とも十分お美しいしいです。


 各曲演奏の感想

1は、幾つかのチェロ合奏曲で有名なクレンゲルの曲だが、
この曲も前半はオリジナルな楽しい曲ながら、途中から
なぜかメンデルスゾーンの結婚行進曲が
チェロアンサンブル用にアレンジされた曲となり、
そのまま終わったので、ややガッカリした。
終始オリジナルな作風で進んで欲しかった。

2の、横坂さんによる無伴奏は、レガートとか平穏さを
基盤に置いた演奏のような印象。

3の加藤さんの初演曲は、少年時代、
そのバッハの無伴奏組曲第1番を初めて聴いたときの
印象や感動を基にしたものとのことだが、
前提的に静けさを基調とした曲想で、
いわゆる気を衒(てら)う要素の無いピュアな質感を持つ曲
だった。

チェロ合奏として音量豊かな曲というイメージを覚えたのは
ピアッティとポッパーのレクイエム。

トーマス=ミフネの曲は、ジャズ風というかブルース風で
面白かった。

ビゼーは熱演で、特に第1を受け持った向山さんの力演が聴けた。


 企画全体について

さて、今回の企画では、私には当初、陽子さん(注)と
向山さんによる共同企画という事が意外だった。

どうしても、1985年の音コン1位(向山さん)、
2位(陽子さん15歳)というイメージがあるので、
「ライバル」、「同世代の女流若手チェリスト2大巨頭」
とか勝手なイメージがあったからだろう。

もちろんそういう要素は~当人達が意識しようとしまいと
 ~客観的状況としては存在して来ただろうから、
ここへきて「若手と合わせたい」と思うようになった
 「かつての若手、今でも十分お若い2人」による企画
は、予想外だけに嬉しい企画だった。

陽子さんが18歳で録音したデビュー盤の
特にフォーレの「エレジー」に圧倒されて以来、
私にとってチェリストはカザルス、フルニエ、
ロストロポーヴィッチ、藤原真理さんと来て、
陽子さんこそが絶対的な存在であったので、
これまで向山さんをしっかりとは聴いてこなかった
ということは正直に書こう。

けれど、これを機会に向山もしっかり聴いていきたい。

なお今回の企画「チェロ・コレクション」は、
満員ソウルドアウトだったゆえ、HAKUJUからは
第2回の許可が出たとのことだから、
来年の第2回も楽しみにしたい。

 (注)長谷川陽子さんのファンクラブでは、会員は
   公然と「陽子さん」と呼ばさせていただいている。
   今でも毎年会員は増えており、今何人いらっしゃるのか
   私は知らないほどたくさん入会されている。
   もちろん都内だけでなく、全国的に。

   ファンクラブは単に事務的な組織や連絡だけのものでは
   なく、陽子さんは年1回、東京と関西圏で懇親の会を
   開催し、直接的なファン向けの活動も継続されてきて
   いる、という事も明記しておきたい。

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