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2014年11月 6日 (木)

中川安奈さんのこと~ゴジラ対キングギドラ   現代から さよなら中川安奈さん

中川安奈さん 「さよなら、私の国」
ゴジラ対キングギドラと放射能汚染

10月17日、中川安奈さんが49歳という若さで亡くなった。
彼女について詳しくはないが、1991年作品の映画
 「ゴジラ対キングギドラ」
での エミ・カノー役は印象的だった。

23世紀(2204年)から来た使者の1人が彼女。
彼らは「21世紀にゴジラによる日本への攻撃、
特に原子力発電所の破壊で放射能汚染が広がり、
23世紀には日本は死滅している」と告げ、
タイムワープしてゴジラをビキニ環礁外に移す
 (ゴジラを歴史から抹殺する)」と言う。

もっともこれは後でウソと判る。
日本は23世紀には我が物顔の世界的帝国となるので、
そうならないように警告に来た、というものだった。

1991年といえば、バブル崩壊から2年しか経っていない時期。
以降の「失われた20年」を知っている私達からしたら
ムリのある設定だが、このころはまだまだ日本の経済が
巨大化するかも、という夢は現存していたのかもしれない。

物語は2転3転する。
エミを除いた未来人が操るキングギドラによる破壊で
日本は窮地に立つが、ゴジラがそれを阻止する。
しかし、今度は巨大化凶悪化したゴジラが日本への攻撃を
続ける。

エミはいったん23世紀に戻り、
キングギドラをロボット的に復活させ、
ゴジラ攻撃により日本を守る。
そのメカ・キングギドラを操縦するのはエミだ。

ゴジラを海底に沈めた後、
宇宙マシンで23世紀に戻る際、エミはこう言う。

「寺沢さん(主人公。豊原功補)。
 1つだけあなたに言うのを忘れてたわ。
 あなたが私の遠い遠い昔のお父さんだということを。
 さよなら、私の国」

あの、「さよなら、私の国」 ということろが
なぜかジーンときたものだ。

 現代から、さよなら、中川安奈さん。

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