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2014年11月 2日 (日)

カルミナ・ブラーナ で気付いた事や不思議な事

オルフの世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」で
気づいた事や不思議な事を書いてみたい。

Ⅰ.気づいた点

1.「カルミナ・ブラーナ」の歌詞発音について
    「ジ」 か 「ギ」か 等

後輩の現役学生オケと合唱が11月「カルミナ・ブラーナ」を
三石精一先生の指揮で演奏するので
 ~OBオケでは昨年も演奏したばかりだが~
合唱として賛助出演するため~と言っても、歌うのは初めて
なので~勉強中。

で、昔から名盤誉れ高いヨッフム指揮ベルリン・ドイツオパーの
合唱で聴くと、例えば、
 「legimus」を「レギムス」、
 「reginam」を「レギナム」と歌っていたが、
今日、練習に出ると、後輩たちは
前者を「レジムス」、
後者を「レジナム」と歌っていた。

他にも、「sio」を「シオ(ショ)」か「ジオ」か等の問題がある
ことに気付いたので、周辺に尋ねると、
ドイツ(人)読みとイタリア(人)読みの違いで、
どちらが間違いとかではなく、どちらでもよく、
 「どちらを選択して歌うか、という問題」(にすぎない)、
ということを知った。

もっとも、イタリア読みでも「sio」を「ズィオ」の場合と
 「スィオ」の2パターンあり、occasioは濁り、
基本は「s」が母音で挟まれている場合は濁る場合が多い、
ということだ。

漫然とCDを聴いていたり、オケで演奏しているだけでは
解らない、実際に歌の現場に入らないと気付かないことが
あるのだ、ということを今更ながらに知った次第。


ドイツで作曲された作品だが、この詞はどちらかというと
ラテン語で書かれたものが原文ということからすると、
またタイトルからしてラテン語ということからすると、
きっとイタリア語からのラテン語読みが正当かと想像する。

もっとも、このヨッフム盤は作曲者であるカール・オルフが
録音に立会い、監修しているので、その点からすると、
 「ゲルマン人はゲルマン的に歌え」と、
自由さを基本に置いているのかもしれないが。


2.カルミナ5種を聴いて確認してみた

家にある「カルミナ・ブラーナ」のCD5種を聴いてみると、やはり、
ドイツ語式ラテン読みでの演奏と、イタリア語式ラテン語読み
での演奏の2種に別れた。

(1)ドイツ語式ラテン読みでの演奏
 ①ヨッフム指揮 ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&同合唱団
 ②ドラティ指揮 ロイヤルPO&ブライトンfestival合唱団
 ③プレヴィン指揮 ウィーン・フィル
    &アルノルド・シェーンベルク合唱団

(2)イタリア語式ラテン語読みでの演奏
 ①小澤征爾指揮 ベルリン・フィル&晋友会合唱団
 ②小林研一郎指揮 日本フィル&ハンガリー国立合唱団
      &武蔵野合唱団

(1)と(2)で判り易いのは昨日書いた第2曲の3番の歌詞の
中にある「legimus」「reginam」の「G」の発音の違いだが、
それよりもっと顕著な部分が冒頭にある。

第1曲の冒頭4小節のPesanteのあと、
アレグロ主部最初の歌詞
  「semper crescis」、「aut decrescis」の「cis」を
(1)では「ティス」と発音し、(2)では「シス(スィス)」と発音
しているのだ。

その他にも当然もっとあるのだろうけれど、
今はそんな詳細な分析をしている余裕は無い

Ⅱ.不思議な点

言葉の発音のこと以外にも、2つの疑問点、不思議な点がある。


1.第19曲のバリトンソロと男声ア・カペラでの掛け合いの曲
  の中で
通し練習番号「123」の1小節前(27小節)と「123」の
6小節目(33小節)の「medio」の音は、「H→Gis→Fis」と
ヴォーカル譜面(SCHOTT社)、スコア(Eulenburg)いずれも
そうなっている。

けれど、所有する5種のうち、3種のソリストは何度聴いても
1回目を「H→A→Fis」とGisでなくAで歌っている(と思う)。
そして、2回目の33小節目(「123」の6小節目)はまるで
歌い正すように「H→Gis→Fis」と歌っている(と思う)のだ。

さらに、もう2種のCDでの歌手に至っては
2回とも「GisではなくAで」歌っている(と思う)。
不思議だ。

当初、またヴォーカル譜の誤植かと思い、スコアを見たら、
スコアもそうなっている。不思議だ。

まさか原譜からそれぞれの社が下記写すとき、
いずれも書き間違えたのか?
あるいはEulenburgが間違え、それを元にしたから
SCHOTTも同様になっている、ということか?


2.第2曲の中で

最近気づいた1と違い、これは以前から気づいていて気になって
いる点だが、第2曲の男声だけによる難しい部分の後、
オケだけの終わり10小節間の中で、
通し練習番号13の1小節前の4拍目は、
トランペットの2番は実音Cis(嬰ハ)となっているのだが、
セカンドヴァイオリンがただの(ナチュラル)C(ハ)の音で
書かれているのだ。

こういうトゥッティの強奏の中だから、わざと半音ブツけて
  (書いて)も意味は無いと思うし、
木管群の2拍目にCisがあるので、
セカンドヴァイオリン上での記載漏れと想像できるのだが、
オルフがそんなことに気づかないわけは無いので、
Eulenburgが単純ミスをしているだけかと思うが、
オルフが確認しないまま逝去したか、あるいは
この社からは死後、出版されたのか、等々、
いろいろ想像することはできるのだが~なんとも不思議だ。

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