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2014年10月25日 (土)

コーロ・カロス 「メサイア」 ~充実の公演      あまりに美しい「ハレルヤ・コーラス」に驚く

1981年に結成されたコーロ・カロスの演奏を
紀尾井ホールで聴いた。

指揮は創設以来ずっと同じく指導してきた栗山文昭さん。

意外なことに、この団がメサイアを歌うのは初めてとのこと。

初演を含む邦人曲を主に活動してきいたという特徴がある
ことにもよるのだろう。

ところで、私は声楽曲の演奏会の場合、それに興味をもつ
きっかけは出演するソリストによる場合が多いが、
今回はこの合唱団に以前から関心があったことによる。

しかも、ソリストの1人が澤ちゃん=澤江衣里さんだったので、
こんなにラッキーなことはない。

出演者は以下のとおり

指揮  栗山文昭

合唱  コーロ・カロス

古楽オーケストラ コーヒーカップ・コンソート

チェンバロ(上記オケの代表者) 大塚直哉

ソプラノ 澤江衣里

カウンターテナー 上杉清仁

テノール 谷口洋介

バス   渡辺祐介


この合唱団は4声の人数バランスがとても良い。

ソプラノが15名、アルトが17名、
テノールが12名、バスが13名。

栗山さんが30年間指揮してきているから、
もちろんハイレベル。

曲によっては若干発音が薄かったりぼやけた部分も
あったが、総じて立派。

特に第24曲、第28曲、第41曲が印象的だったが、
極めつけは第44曲の有名な「ハレルヤ」。
驚異的なまでに美しい演奏で、過去の多くの録音も含めて、
こんなに美しい「ハレルヤ」を聴いた記憶はほとんどないくらい
美しく見事で素晴らしかった。

ただ、真面目なお客さん達が多かったようで、
 「ハレルヤ」直後に拍手が起きなかったのは
ちょっと寂しかった。
いくら第3部に続けて入ることがプログラム上判っていても、
ここで遠慮するのはマジメ過ぎる。

12日の東京セイントアカデミー合唱団の際は拍手が起きた。
同様に第3部に続けて入る演奏会だったが。
そのほうが自然だと思う。

けれど、最後の第53曲のアーメンコーラスが終わってからの、
比較的長い聴衆の沈黙はとても良かった。
それ自体にも感動した。
今日のお客さんはひょっとして只者ではないかもしれない?

私は歌の各曲において、合唱曲もソロの曲も、
どの言葉を強調して歌われているか、という点を
チェックしながら聴いていた。とても勉強になった。

なお、第33曲の合唱曲では、
その前半を女声が3+3の6名、男声が2+2の4名で
歌い、後半を全員で歌っていて、
その根拠について私は勉強不足で知らないが、
印象的だった。

「ハレルヤ」と最終合唱曲はソリストも含めて歌っていた
のは言うまでもない。


ソリストは贔屓目抜きで澤江さんの、派手さとは無縁の
端正で清らかな歌唱が素敵だった。

アルトソロ曲をカウンターテナーのかたが歌っていて
面白かったが、う~ん、これは「アルトでいいのでは~」
と思った。

テノールソロ ヴィブラートを抑えた、
カウンターテナーを意識した歌唱。

バスは、12日に聴いた成田さんと比べてしまうと、
どうしても弱く感じたが、丁寧に歌われていたと思う。


オケは 「コーヒーカップ・コンソート」 という
名前もユニークな古楽オケで、
ヴァイオリンだと1st.と2nd.それぞれ2名ずつという
小編成だが抜群にうまい。
こんなに巧い古楽アンサンブルはそれほど多くないと思う。
鈴木雅明さんのBJCに劣らないと思う。実に見事だった。


配布のプログラムで面白いのは、合唱団全員とソリスト全員、
オケ代表&チェンバロ奏者が皆さんが
 「私とメサイア」 と題した小文を掲載していることだ。
これは楽しい企画だ。

他に面白かった点は、
終演後のレセプション=打ち上げに関する紙が
プログラムに挟まれており、出演者の家族とかでななく、
一般の来場者であっても参加を可としている点だ。
もちろん有料ではあるが。

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