2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

Amazon CD

  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
  • :
無料ブログはココログ

« 朝日新聞を攻撃するメディアを嘲笑する | トップページ | 甲斐栄次郎さん~二期会ゴールデンコンサートwith  幸田浩子さん&手嶋眞佐子さん&小貫岩夫さん »

2014年9月13日 (土)

モーツァルト 歌劇 「イドメネオ」 東京二期会    充実の音楽と演奏~小林由佳さん&又吉秀樹さん

東京二期会のオペラ公演で、
モーツァルトの歌劇「イドメネオ」が新国立劇場で上演された。

オペラ・ブッファではなく、オペラ・セリアという
モーツァルトの中でも色々な意味でこれまで特異な作品と
言われてきたオペラ。

東京二期会とアン・デア・ウィーン劇場との共同制作による。

指揮 準・メルクル

演出 ダミアーノ・ミキエレット

管弦楽 東京交響楽団

合唱  二期会合唱団


    9月12(金)と14(日)  13(土)と15(月・祝)

イドメネオ   与儀 巧         又吉秀樹

イダマンテ   山下牧子        小林由佳

イリア      新垣有希子       経塚果林

エレットラ    大隅智佳子       田崎尚美

アルバーチェ  大川信之        北嶋信也

大司祭     羽山晃生         新津耕平

声        倉本晋児         倉本晋児

レスタティーヴォ・セッコ  ピアノ=大藤玲子


都合でダブルキャストの両組を観れなかったのは
残念だった。
特に大隅さんのエレットラと新垣さんのイリアは
聴いてみたかった。

さて13日の公演では何と言っても小林由佳さんが
素晴らしかった。
背が高いから「宝塚」の男役スターかと見紛うほど
カッコイイというだけでなく、
情念のぶつかり合うドラマティックな内容でのイダマンテ
という役は、由佳さんにピッタリ合う役だと思う。

 「蝶々夫人」でのスズキ役も素晴らしかったが、
これまで彼女を¬拝見拝聴したオペラとコンサートの
全ての中で、この日の由佳さんの声、歌、演技に
一番感動した。

イダマンテは、由佳さんのいわゆる「はまり¬役」「当たり役」
になったと思う。

そして、又吉さんがこれまた実に素晴らしかった。
これまでお名前を知っている程度だったが、
今回彼の素晴らしさを知ったので、
これからはたくさん聴いていきたい。

経塚果林 (つねづか かりん)は初めて知ったが、
チャーミングなので、これから人気が出るかもしれない。

田崎さんも面白い演技と的確な歌唱で良かった。


モーツァルトのこの作品はミュンヘンの宮廷からの
委嘱作品で、冒頭記載したとおり、
愉快な内容のブッファではなく、シリアスなオペラ・セリア
に属する。

「魔笛」や「フィガロ」のような親しみやすい有名な
ナンバーが続く曲ではないし、
これまで特に台本の問題から正当な評価を受けないで
きた作品という。
しかし、この日のミキエレット等、意欲的な演出などから、
近年見直されつつある、充実した演奏が増えつつある
オペラとのこと。

実際、すこぶる優れた音楽だと思う。
今回のメルクルの指揮も的確でなかなか良かった。

ミキエレットの演出は、ボロボロの靴が散乱した地面、
イスが散乱し、荒れたような船の上=甲板のような舞台、
それも舞台転換はほとんどしない、という
ある意味シンプルさを基盤に置いたものだったので、
なかなか印象的な舞台演出だった。

また、イリアがイダマンテの子を身ごもっているという
新たな演出を加えていた。

ただ、レスタティーヴォ伴奏をチェンバロでなく、
ピアノで行ったのは興ざめだった。
あれはチェンバロでやって欲しかった。

でも、総じてあらためてこう思える魅力的な上演だった。

 「豊かな音楽に出会うとき、豊かな音楽は心を温め、
  気持ちを高めてくれるのだ」、と。

« 朝日新聞を攻撃するメディアを嘲笑する | トップページ | 甲斐栄次郎さん~二期会ゴールデンコンサートwith  幸田浩子さん&手嶋眞佐子さん&小貫岩夫さん »

ブログ HomePage

Amazon DVD

Amazon 本

最近のコメント

最近のトラックバック