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2014年5月11日 (日)

樋口達哉さん 母の日に贈る歌~川口リリア  嘉目真木子さんがフィレンツェ留学から帰国してゲスト出演

テノールの~先日も「蝶々夫人」のピンカートン役を
演じて聴かせていただいたばかりの~樋口達哉さんが、
川口リリア音楽ホール(小ホール)にて、
 「母の日に贈る歌」と題してのコンサートを開いた。

ピアノはThe Jade でもお馴染みの 金井 信さん

ゲスト出演として、
3月に1年間のイタリア フィレンツェ留学から帰国した
ばかりの、ソプラノの嘉目真木子さんが登場した。


前半

1.この道~山田耕筰

2.江戸の子守歌

3.中国地方の子守歌

4.シューベルトの子守歌

5.金井信の子守歌

6.金井さんのピアノソロで、
 (1)映画「ひまわり」テーマ
 (2)映画「慕情」テーマ

7.かあさんの歌

8.夕方のおかあさん

9.母のこえ

10.かぜの中のおかあさん

 (休憩)

11.グノー/バッハ アヴェ・マリア~樋口さん

12.シューベルト アヴェ。マリア~嘉目さん

13.ドヴォルザーク 母の教えたまいし歌~嘉目さん

14.ビクシオ マンマ~樋口さん

15.プッチーニ 歌劇「修道女アンジェリカ」より
           「母もなく」~嘉目さん

16.マスカーニ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より
      「母さん、このワインは強いね」~樋口さん

17.ビゼー 歌劇「カルメン」より
    ホセとミカエラの二重唱~デュオ


開始後、「樋口達哉を初めて聴く人?」と問いかけるなど、
会場~どのコンサートでもそうであるように年配者が多数
だったのだが~の、小ホールとはいえほぼ満員の客席との
やりとりに注力されていた。

なお、「初めて」は3分の1くらいいたようだ。
挙手でそれを確認するとすぐ、
 「今日はお越しいただき、ありがとうございます。
  私が樋口です。どうぞよろしくお願いします」
との挨拶も忘れていない。

服装は、前半は白のスーツ、金井さんも白系統のラフな感じ。

樋口さんは、前半は~金井さんがトークで「暴露」したように、
日本語の曲というだけでなく、子守歌を集めて歌うことは
さすがに初めてのことで、相当入念に練習をされたようだが、
さすがに、イタリアオペラのアリアとは勝手が違いうから、
やはり前半はやや苦労が見えるような感じがした。

後半は黒の礼服
樋口さんは「マンマ」と「母さん、このワインは強いね」のときは、
上着を脱いで、ベルトも絹の派手系に変えるなど変化を付けた。
最後のカルメンでは上着も脱いだ。

1年以上、拝見も拝聴もしていなかった嘉目さんは、
特にドヴォルザークとプッチーニで優れた歌唱を聴かせてくれた。
 「カルメン」でのフランス語の歌唱はやや発音が不明瞭な感じも
したが、フランス語の歌は誰が歌っても難しいことは
言うまでもない。

アンコールでは、
1.「椿姫」よりパリを離れて~デュオ
2.滝廉太郎の「花」を、1番の歌詞で
  最初に樋口さんと嘉目さんが、
  続いて、来場者みな全員でいっしょに歌った。
  歌い慣れた感じの若い女性の声がよく聞こえていたので、
  樋口さんのお弟子か友人衆が来場していたのかもしれない。

3.もう1曲は、カッチーニのアヴェ・マリアをデュオで
  歌われたのだが、これはもう絶品と言えるほど素敵だった。


ところで、この日の会場には、曲が終わるやいなや、いや、
ピアノによる後奏が終わる前に、早く拍手するヤツがいて
閉口した。
このての聴衆は昨今ほとんどいないくらい、
日本の聴衆も成熟してきたが、そういう意味では
久々の「これみよがし早々拍手野郎」との遭遇だった。

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