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2014年2月10日 (月)

細川さんと小泉さんの活動の意義は大きい   脱原発派が共闘できなかったのは痛恨の極み

選挙は勝たねば意味は無い。
善戦したとか言っても、あるいは、
どんなに素晴らしい政策を固めていても、
当選しなければ絵に描いた餅にすぎず、
落選後のコメントは、敗者の遠吠えに過ぎない。

それでも、例えば、前回の衆院選で、大勝した自民党は、
実はそれほど絶対的な得票数を得ていたわけでないこととか、
共産党の新人が当選とたとかの現象分析には、
ある程度の意味合いはある。

今回の東京都知事選挙においては、インパクトという点では、
元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)が立候補し、
それをやはり元首相の小泉純一郎氏(72)が全面支援
したことは大きな衝撃と言える。

敗者とはいえ、その意義大きかった。
例外的に「意義ある参戦と敗戦」と言える。

電力業界から多額の政治資金をもらってきた甘利 明は、
 細川さん立候補に際して、「殿、ご乱心」と言ったが、
いまだに多額の寄付を受け取っているその節操の無さ、
 「電力業界族のボス」こそ批判されるべきだ。

また、選挙後、与党から小泉元総理について「晩節を汚した」
という声が上がったそうだが、
  「バカ言ってんじゃありません」

この2人が、総理大臣経験者とう過去の名誉をかなぐり捨てて、
過ちを改めるにはばかることなかれ、として
総理時代の原発推進の立場から一転して、
 <即時ゼロ>を訴えて立候補した意義は、
私は日本の政治史のほとんど例外的に政治精神、政治モラル
においても素晴らしい出来事であったと思う。

少なくとも戦後の日本の政治において、他に例を見ないほど、
真剣な真摯な意味深い重要な出来事だった。


それにしても、脱原発支持者としては、この点においては
同じ意見であった2人の候補の一本化ができなかった
ことは痛恨の極みだ。

 私が期待したことはこうだ。

宇都宮さん1人では勝てないことは確信していたが、
同様に細川さん1人でも勝てないことも確信していた。
よって、<2人(を支持する陣営)が共闘を組んで
  ~具体的には知事と副知事とで「握って」~
戦えば勝てた可能性はとても高かった> ということ。

そういう「奇跡的融合」が欲しかった。

ところが、細川陣営は
 「共産党がバックにいる宇都宮さんとは組めない」と言い、

宇都宮陣営は
 「失業者を増やした(ホント?)小泉元総理がバックにいる
  細川氏とは組めない」、

と互いに拒否した。

そんな「背景」や「過去」、「好き嫌い」にこだわってるから、
「原発ゼロという国家百年の大計が飛んじゃった」のだ。

 両陣営とも度量が無さすぎる。
 良い意味での「ズルさ」が無さすぎる。
 
自分たちを市民派の「ピュア」な集団などと思いながらでは
選挙は勝てるわけがない。

自民党を批判して除名された舛添さんと自民党・公明党が
組む、と判った瞬間から、
 「圧倒的意外性」で戦わなければ勝てるわけない。
市民派、良識派とかキレイ事言ってちゃ勝てない。
相手はそんなにヤワじゃない。

共闘の場合、知事は細川さんである必要なない。
宇都宮さんでOK。
とにかくタッグしか勝てる可能性は無かったということ。

いわんや宇都宮さん支持派の一部の人たちが選挙戦後半、
ネットでやり始めた舛添氏に対する人格攻撃という
ネガティブキャンペーンには辟易した。

 最低、愚の骨頂だ。

「ケンカしてる場合じゃないだろう」と組ませて
仕掛けられる「龍馬的参謀」が両陣営に不在だったことが
大きな敗因要素。


蛇足だけど、宇都宮さんが選挙期間中言ってた
 「市民の目線で」というのもダメ。
意味が解らない。
ああいう抽象的な事言って選挙に勝てるわけない。


なお、田母神氏が60万票を得たことや、
20代の若者の24%が彼に投票したことを、
朝日や東京など複数の新聞が数日後、
比較的大きな紙面を割いて記事したが、私の感想はこうだ。

  「別に」  「ワン・オブ・敗者」にすぎない。

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