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2014年1月31日 (金)

STAP細胞~地道で諦めない研究者にこそ偶然的幸運がプレゼントされる

STAP細胞
 「Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency cells」
   (刺激惹起性多能性獲得細胞)の頭文字
を発見した小保方(おぼかた)晴子さんのことを何気に考えて
いたら、こういうことをフッと思った。

 「人間を含む生命体と宇宙の間には、
  まだまだ奇跡が存在するのだ。そしてそれを発見する人は、
  99%の不断の努力または研鑽と、
  1%の幸運または偶然が重なったときなのだ」、と。

従来の常識を打ち破る革新的な万能細胞「STAP細胞」を開発
した小保方晴子さん、30歳。
理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の
研究ユニットリーダー。

よく人は、
「常識にとらわれるな。それを打ち破れ」とか言うが、
どんな分野でも実際にそれを為すのは難しい。
それをやってのけた点が凄い。
考え付くストレスを細胞に加えていった結果、
これまでの「常識」である
 「哺乳類の細胞の初期化は 絶対にできない」を覆した。それも、

「あまりに簡単すぎる技術で実現」で、
「学位を取得して2年目の若き女性研究者が」挙げた成果。


千葉県松戸市で生まれ、高校時代にたまたま手に取った
科学雑誌の特集記事で「社会に貢献できる」と
再生医療に強い興味を持ち、研究者への道を選んだとのこと。

早稲田大大学院を平成20年に修了後、
米ハーバード大医学部に留学。
担当教官との議論から始めた実験で、
動物細胞を外部刺激で初期化できるのではないか
という感触を初めて得た。

出発点が「不妊症の人にも希望が持てる研究をしたい」など、
治療など人の役に立つ研究を原点とした点が素晴らしい。

常識破りの手法とアプローチだったため、昨年春、
世界的に権威ある英科学誌ネイチャーに投稿した際は、
「過去何百年の生物細胞学の歴史を愚弄している」
と酷評され、掲載を却下された」が、
「STAP細胞は必ず人の役に立つ技術だ」との信念を貫いて
膨大なデータを集め、今回は掲載にこぎつけた。

その間は棘(いばら)の道だったようで、当時の実験データ
だけでは証明することができず、周りの研究者からは
「きっと間違いだ」と言われ、5年越しの努力で、
ついに立証にこぎ着けたのだ。

「誰も信じてくれなかったことが、何よりも大変だった」

実験で着るのは白衣ではなく、祖母からもらったかっぽう着。
「おばあちゃんに応援されているような気がするという。


 彼女の語録が良い。

「やめてやると思った日も、泣き明かした夜も数知れない
 ですが、今日一日、明日一日だけ頑張ろうと
 思ってやっていたら、5年が過ぎていました」

「これで万事窮す、というときに、必ず誰かが助けてくれた。
 いつもそういう人がいた」

STAP細胞の再生医療への応用については、
「特定の一つの応用に限るのではなく、数十年後とか
 100年後の人類社会の貢献を意識して
 研究を進めたい」


ハーバードでの研究での上司は言う。
「彼女自身がスタッフセルだ。
 どんどん他者から刺激を受けて成長している」

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