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2013年12月29日 (日)

大野和士さん 「ホフマン物語」を語るレクチャーコンサート

2008年からフランス国立リヨン歌劇場首席指揮者を務めている
大野和士さんが、来年Bunkamura25周年記念として
7月に来日するフランス国立リヨン歌劇場引っ越し公演の演目
であるオッフェンバックの歌劇「ホフマン物語」について
自ら作品の魅力を伝える特別イベントがオーチャードホールで
開催された。

事前にあまり宣伝されてなかったし、いわば
レクチャー講座という趣きなので、客席は同ホールの
1階に限定されたが、豪華歌手陣でチケットは1000円だし、
大野さん自身による解説だし、ということで、
1階はほぼ満席だった。

出演者は

大野和士 (ピアノ、お話)

樋口達哉 (ホフマン)

小林由佳 (ジュリエッタ/ニクラウス)

大沼 徹 (ミラクル博士/ダペルトゥット)

全 詠玉 (オランピア)

高橋絵理 (アントニア)

小林紗季子 (アントニアの母の声)


大野さんはもっと論理的に語る人かと思いきや、
情緒性200%みたいな解説で、
語り自体はうまくないが、意外なほど面白かった。

青江三奈さんなど演歌が好きで、オペラの解説
などでも、似た旋律や要素を(無理やり?)結びつけて
引用転用して話すことは知っていたが、
この日も、「愛の讃歌」や「世界は2人のために」などを
交えるなど、ユーモアたくさんの内容。

大野さんのピアノ演奏は、ほとんどミスタッチの無い
立派なものではあったが、ダイナミズムとかキレとかは、
専門ピアニストのようにはいかないのは やむを得ないこと
だろう。

当初の予定は1時間だったが、
結局1時間45分に及ぶものだった。

樋口達哉さん、小林由佳さん、大沼徹さんは何度も聴いて
いるが、髙橋絵里さんと小林紗季子さんは2回目、
全詠玉(yong ok,CHON)さんは直に聴くのは初めてで、
それぞれ楽しめた。

樋口さんは本当に素晴らしい。

小林由佳さんも風格すら感じられる、自信を持った歌唱で
素敵。

大沼さんも安定した見事な声。

髙橋絵里さんはあらためてとても感心した。
大柄な恵まれた体格も関係するのか、声の質感が
常に一定の太さを持って正確な音程で推移していく。
とても優秀な歌手だ。

小林紗季子さんも安定感ある良い声、良い歌手。
これからが楽しみで、期待したい。

全さんは、美形でスタイルの良い、可憐な声で魅力的だが、
表情は落ち着いて見えていたが、実際は緊張されていたようで、
音程が全体的にやや不安定な感じがした。
でもこれは場数を踏んで自信をつけていけば
全く問題なくクリアできると思う。今後に期待したい。

「舟唄」をなかなかやらないなあ、と思ってたら、
最後の挨拶をして全員登場してのフィナーレとして歌われた。

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