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2013年10月 6日 (日)

仙台クラシックフェスティバル 2013       長谷川陽子さん「鳥の歌」で三善晃さんを追悼 小川典子さんピアノデュオ 圧巻の「春の祭典」

6日、午前から午後にかけて歩いた石巻から仙台に戻り、
仙台クラシックフェスティバル2013の演奏会に初めて行った。

今年で8回目=8年目を迎えるこのフェスティバルは、
4日(金)から3日間、複数の会場で開催されているもので、
出演者の充実ぶりは素晴らしい。

このことは別途あらためて書くが、今回私が聴いたのは
6日のそれも2つの公演のみで、いずれも仙台駅から
地下鉄に乗り、旭ヶ丘駅近くにある
 日立システムズホール仙台(旧 青年文化センター)
で行われたもの。

まず、16:15~17時にシアターホールで行われた
チェロの長谷川陽子さんと、ピアノの中川賢一さんによるデュオ。
長谷川陽子さんはファンクラブの一員というだけでなく、
何度も聴いているし、曲もお馴染みのものが多かったが、
あらためて抒情性と躍動するパワーに感動した。
これは「せんくら8年連続常連」という地元の人々との
心の交流が空気として会場に在ったことによるのかもしれない。

仙台出身のピアニスト、ドクトル中川こと中川賢一さん
との共演ということもパワーを増す要因だったかも。
なお、カザルスの「鳥の歌」は、
4日に亡くなった三善晃さんに捧げられた。
終演後、陽子さんに挨拶した。


次に、17:45~18:45に、コンサートホールで行われた
小川典子さんとフィリップ・スミス氏によるピアノデュオで、
曲は
①ベートーヴェンの交響曲第7番
②ストラビンスキーの「春の祭典」

いずれも30分に収める関係があってか、
①では1~3楽章の中でカットを加えていた。
高音を受け持ったスミス氏の16分音符がやや不鮮明
になる場面が多々あり気になった。
典子さんの低音部分での合わせも、弱音の鮮明さが
いまひとつだった。終楽章が一番良かった。
第2楽章の打音が、拍の前(入り)ではなく、
あと=拍に入る手前~アウフタクト的に奏した点も
疑問が残る。
ブルーノ・ワルターの指揮の演奏もそうしているが。

②は第2部の序の部分をほぼカットした以外は全て演奏。
ピアノデュオ版は録音では聴いているが、
ライブでは初めて聴いたこともあるが、
とにかくオケ顔負けのは迫力で圧巻だった。

終演後のサイン会でお話したのはこれで3回目。


小川さんは、9月7日に、ミューザ川崎で「Noriko’s Day」
と題して、
9時30分から公開レッスン、
13時からローラン・オホラ氏と、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」、
      ベートーヴェンの第7交響曲のデュオ、
15:10からは かたせ梨乃さんへのインタビュートーク、
16時からはソロ演奏会として、ドビュッシー、ラヴェル、
     ベートーヴェンを弾き、
18:30からは鮫島有美子さんの伴奏での演奏会、

というユニークで意欲的な会を開催したのだが、
13時からのデュオを含め拝聴できなかったので、
今回の「ハルサイ」の名演といい、
東京から行った甲斐があったというものだ。

また、小川さんは「3.11」直後から、
在住のロンドンで積極的にチャリティ・コンサートや
メディアのインタビュー等により支援を呼びかけていた
ことも記憶に新しい。


さて、この日は、当初、地下鉄 泉中央駅で降りる
イズミッティ21(泉文化創造センター)で行われる
フィナーレコンサートも行くつもりでいたが、
体調がいまひとつだったのと夜中帰宅を避け、
2公演のみ拝聴して、東京に戻った。

なお、せんくらの一環として、9月28日(土)と29日(日)、
および、10月5日(土)と6日(日)に各アマチュア団体
により地下鉄駅コンサートも行われていて、
私がたまたま通った仙台駅地下鉄乗り場近くでは、
このとき地元の混声合唱団「クール・リュミエール」が
 「花は咲く」を歌っていた。

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