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2013年8月11日 (日)

フェスタサマーミューザ フィナーレコンサート  モーツァルト オペラアリア名曲集 小川明子さん

7月28日から開催している
 「フェスタサマーミューザ KAWASAKI 2013」の今年は、
ミューザ川崎ホール復旧ということで、久しぶりに本拠地
での開催だ。その最終日のコンサートを聴いた。

前半は、モーツァルトの「ハフナー」、
後半は、日本語によるモーツァルトのオペラアリア集だった。

オペラ歌手の皆さんにとっては、有名な外国オペラは
学生時代から当然 原語で勉強してきているだろうから、
原語で歌ったほうが楽に違いない。
日本語に置き換えると、慣れないだけでなく、
イントネーション~フレージングと日本語の「しっくり感」に
ある程度違和感というか、歌い難い感じになるだろうが、
逆に、聴衆からしてみると、
原語上演に馴染んでない人にはストーリーが解り易くなり、
馴染んでいる人=オペラ好きの人には歌手の皆さんが
 「どう日本語で違和感少なく歌うことができるだろか」
といういつもと違う「楽しみ」が生じて、いずれにしても
それはそれで面白いこと、興味深いことではある。

まず、演奏者と曲は次のとおり。

秋山和慶 指揮 東京交響楽団

ソリスト

半田美和子(Sop.)

小川明子(Mezzo Sop.)

経種廉彦(いだね やすひこ Ten.)

大山大輔(Bar.)


1.モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」

 (休憩)

モーツァルト オペラアリア名曲集

2.歌劇「フィガロの結婚」より
 (1)序曲
 (2)「お先へどうぞ」…マルツェリーナ;小川、スザンナ;半田
 (3)「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」…フィガロ;大山
 (4)「恋とはどんなものかしら」…ケルビーノ;小川
 (5)「楽しい日々はどこへ」…伯爵夫人;半田
 (6)「手紙の二重唱」…伯爵夫人;小川 スザンナ;半田
 (7)まなこを開け」…フィガロ;大山

3.歌劇「魔笛」より
 (1)「麗しいお姿」…タミーノ;経種
 (2)「恋を知るほどの男には」
     …パミーナ;半田 パパゲーノ;大山
 (3)「愛の喜びは露と消え」…パミーナ;半田
 (4)「フィナーレ」…パパゲーナ;半田 パパゲーノ;大山

4.歌劇「ドン・ジョヴァンニ」より
 (1)「手をとりあって」
    …ツェルリーナ;半田 ドン・ジョヴァンニ;大山
 (2)「さあ、この裏切り者を避けて」
    …ドンナ・エルヴェラ;小川
 (3)「お気の毒な方、この不貞の心を」
    …ドンナ・アンナ;半田   ドンナ・エルヴェラ;小川
    ドン・オッタヴィオ;経種 ドン・ジョヴァンニ;大山
 (4)「みんながワインで酔いしれる盛大な宴を用意しろ」
      ドン・ジョヴァンニ;大山
 (5)「ドン・ジョヴァンニのセレナーデ」…大山
 (6)「恋人を慰めて」…ドン・オッタヴィオ…経種
 (7)「フィナーレ」…全員


 感想

今回は、何よりも、メゾソプラノの小川明子さんに
あらためて感心した。
声量があるし、メゾと言ってもソプラノのような伸びやかで
とても明るいトーンの声も出せる人だ。
そして既に山田耕筰作品集等、日本の歌曲のCDを
複数リリースだれているだけあって、
今回の「日本語によるアリア」に最高の適合性を
感じさせてくれたのだ。申し分ない歌手。素晴らしい。

どうしても小川と比べてしまうことになるので、
もともと声量はあまりない半田さんが不利になる。
半田さんの特徴は高音での細いロングトーンなどでの、
儚(はかな)ささえ感じる繊細な歌声にあるように思うし、
それは場面々々でよく出ていたが、
全体としてはやはり声量が足りなかったし、
日本語歌詞にもあまり慣れていないのか、
発音自体も不明瞭なところが多々あったのが残念だった。
この、小川さんと比べてしまって、という点での感想は、
たぶん私だけのものではなく、
会場にいた聴衆の多くが感じていたかと想われる。
でも細身のスタイルのかっこいい人で、独特のセクシーさ
もあって、半田さんは魅力的な歌手だ。

小川さん以外では、バリトンの大山さんが良い声で楽しめた。
フレーズによっては=部分的には声が籠(こも)ってしまう
こともあるが、品の良いトーンで好感が持てる。
もう少し「強さ」があればもっと良いなあ、と思った。

テノールの経種さんも個性的な歌手だが、
今回歌われた曲においてはあまり良さが出せずに
終わってしまったように感じて残念だった。


それでも、全体としては たいへんな量だし、
それを4人だけで~普段「慣れない日本語による歌」で
歌うのは大変だっただろうと容易に想像できる。
お疲れ様でした。楽しいコンサートでした。

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